2022年に放送予定のソン・ジュンギ主演ドラマ、JTBC『財閥家の末息子』に女優のキム・ジョンナンがキャスティングされ、早くもドラマファンから期待が寄せられている。キム・ジョンナンは『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』、『愛の不時着』など、日本でも人気となったドラマに多数出演している実力派女優だ。マダムキャラクターをコミカルに演じる彼女は、日韓のドラマファンから多く愛されている。
俳優ソン・ジュンギの次回作、2022年に放送予定のJTBC『財閥家の末息子』に、女優のキム・ジョンナンが出演を決定した。

コミカルなマダム役を演じたら韓国一!? 女優のキム・ジョンナン(画像出典:キム・ジョンナンInstagram)
『財閥家の末息子』は、財閥一家のオーナーリスクを管理するための秘書であるユン・ヒョヌ(ソン・ジュンギ)が、財閥家の末息子チン・ドジュンとして生まれ変わり、2回目の人生を生きるファンタジー作品。同名のウェブ小説を原作としているドラマだ。
キム・ジョンナンは本作で、財閥家の総帥、チン・ヤンチョル(イ・ソンミン)の長男の嫁であるソン・ジョンレ役を演じる。ソン・ジョンレは、華やかなルックスに高級ブランド品を愛する典型的な財閥家の嫁だが、どこかとぼけた感じのするキャラクターだ。
卓越した眼識でヒット作を選択してきたキム・ジョンナンは、新ドラマ『財閥家の末息子』の中で、優雅さに隠れたコミカルな一面を生かし、ソン・ジョンレを表現する予定だ。
キム・ジョンナンはこれまで、財閥や富裕層のマダム役を多くこなしてきた。徹底したシリアスキャラクターもあったが、多くはコミカルさをまとい、視聴者に好感を抱かせるキャラクターが多い。
近作に、KBS『ドクタープリズナー』、JTBC『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(以下、SKYキャッスル)、tvN『愛の不時着』などがあり、いずれも”マダム”らしい風格のあるキャラクターを演じた。
まず、大学病院から追い出された外科エース、ナ・イジェ(ナムグン・ミン)が、刑務所の医務官となり医療課長の座を狙うメディカルサスペンス『ドクタープリズナー』。
ここでは、服役中の財閥夫人オ・ジョンヒ役に扮した。劇中、医師イジェにより病気をでっちあげてもらい、刑執行停止にして刑務所から出所できるよう取り計らいを受けた人物。

『ドクタープリズナー』に出演したキム・ジョンナン(画像出典:KBSドラマ スクリーンショット)
また、上流階級の過熱する教育事情を描いた『SKYキャッスル』では、高級住宅街”SKYキャッスル”に住む神経外科医の妻、イ・ミョンジュ役を担当。奥様グループの中でも憧れを抱かれるお姉さん的存在で、様々な手段で息子をソウル大学に合格させた、受験勝ち組の母親を演じた。
そして、日本でも大ヒットを記録した『愛の不時着』。劇中、北朝鮮に住む大佐の妻で、舎宅団地の実力者マ・ヨンエ役を演じた。権威的で傲慢だが、一度仲良くなると面倒を見てくれる姉後肌の一面を持つキャラクターだ。
近作だけでも、どこか憎めない”マダム”キャラ一色であるキム・ジョンナン。これまでのフィルモグラフィーでも然り、彼女がキャスティングされると視聴者は「どこか抜けたマダム役」を期待するそうだ。

キム・ジョンナンは『愛の不時着』で北朝鮮に住む大佐の妻マ・ヨンエ役に扮した(画像出典:tvN)
キム・ジョンナンは今年で芸歴30年を誇るベテラン女優だ。
彼女の芸能界デビューは、1991年、KBSの公開採用第14期タレントとして。大衆に顔を知らせたのはこの翌年、KBS2ドラマ『明日は愛』だった。ここでファン・ジンソン役を演じたキム・ジョンナンは、同年度の『KBS演技大賞』新人賞を受賞、さらに翌1994年には同作品で『第30回百想芸術大賞』テレビ番組部門新人演技賞(女優)に輝いている。
この作品は、イ・ビョンホンのブレイク作品としても知られ、彼をトップスターへと成長させたドラマだ。
イ・ビョンホンの活躍でも分かる通り、当時、俳優はブレイクしなければ第一線から消えてしまうというシビアな世界だった。そのような中、キム・ジョンナンは四半世紀以上も過酷な芸能界で生き抜いてきた。
“ぶりっこ”キャラでスタートしたキム・ジョンナンは以後、時代劇『王と妃』やMBC『犬とオオカミの時間』などで助演として出演し、視聴者に深い印象を与えてきた。
その後、キム・ウンスク作家が脚本を担当したSBS『紳士の品格』に出演。ここでの演技力が認められたキム・ジョンナンは、キム・スヒョン作家の2つの作品にも相次いで出演し、どの作品でも大衆に多く愛されてきた。
そして2018年、シンドローム級の人気を博した『SKYキャッスル』では、劇全体を貫くとてつもない存在感を見せ、2回の出演だけで自分の真価を200%以上も発揮。
続く『愛の不時着』では、演技力は言うまでもなく、愉快でありながら高慢な役割を劇中にうまく溶け込ませ、視聴者から多くの愛を受けている。
特に『SKYキャッスル』以後、彼女が演じるキャラクターはドラマ内を占める比重が高くなり、助演にもかかわらず主演に劣らないインパクトを残している。
どの作品でも、ストーリー上で影響力の大きい助演俳優として活躍を続けているキム・ジョンナン。
様々なキャラクターを変幻自在に演じてきた彼女は現在、韓国を代表する”憎めないマダム”キャラクターのアイコンとなった。いま韓国では、俳優人生の中で最高の黄金期を迎えたと評価されている。
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