韓国の映画やドラマにハマる人が続出し、韓国俳優たちの知名度はうなぎ登りだ。華やかな主演俳優に視線を奪われがちだが、その横で強烈なインパクトを与える名脇役がいる。だが、彼らの役柄は覚えているものの、名前が思い出せない‥そんな人も多いはず。そのもどかしい気持ちを解決します!

世界規模で人気を博している韓流コンテンツ。K-POPをはじめ、映画やドラマも多くの反響を呼んでいる。

特に、映画やドラマを一つのエンターテインメントとして楽しむ場合、ストーリーや主演俳優に目を奪われてしまい、脇役までは網羅できないことが多い。

主演俳優の傍らで、作品に奥行きを加えながら強烈なインパクトを残す”気になるあの役”とあって、彼らの熱演は視聴者の心に爪痕を残すものの、「名前は思い出せないけど、タイトルや役柄なら思い出せる」といった感想が聞かれることもしばしば。

今回は『パラサイト 半地下の家族』の”あのおじさん”に扮し、『愛の不時着』では北朝鮮にいた”あの人”を演じた俳優をご紹介します。

気になる”名脇役”、あなたはこの人の名前をご存知でしたか?

『パラサイト』、『愛の不時着』を賑わす”おじさん”の正体

ドラマ『愛の不時着』

ドラマ『愛の不時着』でのこの方、覚えてますよね!(画像出典:tvN)

映画『パラサイト 半地下の家族』で強烈なインパクトを持つキャラクターに扮し、狂気的な演技を披露。想像を遥かに超える破壊力で観客の心拍数をあげていた、あの”おじさん”。
一方、ドラマ『愛の不時着』では北朝鮮の軍服に身を包み、時にコミカルな表情をみせた、あの”叔父さん”。

この幅のある役どころ見事に演じきった俳優の名前をご存知だろうか。

俳優 パクミョンフン

実はとてもハンサムなパク・ミョンフン(画像出典:パク・ミョンフンInstagram)

彼の名前は、パク・ミョンフン。

1975年5月28日生まれの46歳(韓国年齢)で、2013年に放送されたSBS短幕劇『事件番号113』でデビューを果たした演技派俳優だ。

デビュー後、2015年に公開されたパク・ジョンフン監督の『生きる』で注目を浴び、2019年に公開された『パラサイト 半地下の家族』で世界的な俳優として知られることになる。

抜群のキャリアを持つのに、46歳で新人賞を受賞

7年というキャリアは年齢からすれば少なく感じるかもしれない。
だが、映画『スチール・フラワー』(2016)、『灰の花』(2017)、JTBCドラマ『ビューティー・インサイド』(2018)などに出演し、デビュー以来、休まずにドラマとスクリーンを行き来して大衆に絶対的な存在感を示した。

新人賞を受賞したパクミョンフン

百想芸術大賞で見事、新人賞を受賞したパク・ミョンフン(画像出典:パク・ミョンフンInstagram)

その後、『パラサイト 半地下の家族』での怪演が称賛され、『第56回百想芸術大賞』映画部門において新人俳優賞を受賞している。彼はSNSを通じて「46歳で新人賞を受賞とあって少々照れくさいですが、一生に一度しか頂けない賞なのでとても嬉しいです」と喜びを語っていた。

演技派過ぎて名監督からラブコール!?

映画『灰の花』を見たポン・ジュノ監督は「パク・ミョンフンは世界最高の酔っ払った演技をしている人だと思う」とし「酔っ払いのレベルを1から10までとした場合、レベルごとに少しずつ違う演技を披露できる俳優だ。”どうしてこんなことができるのか”と思うほど圧巻の演技力。本当に酔っ払った演技のマスターです」と褒め称えたことがある。

この称賛から『パラサイト 半地下の家族』への起用となったのかは定かではないが、ポン・ジュノ監督の心に残った俳優になったことに変わりはないだろう。

映画『パラサイト』出演陣

アメリカ・オスカーでのひとコマ。『パラサイト』出演陣の豪華顔ぶれ!(画像出典:パク・ミョンフンInstagram)

余談として、『パラサイト 半地下の家族』で演じられたキャラクターの存在自体がネタバレになるとし、パク・ミョンフン本人も秘密保持契約書にサインしたという。契約期間中は試写会など、映画関連の公式席上にも出席できなかったという。封切後はそのような席やアカデミー賞授賞式には出席したとのことだ。



まとめ

パクミョンフン

次期作が楽しみな俳優、パク・ミョンフン(画像出典:パク・ミョンフンInstagram)

数多くの作品で深い印象を残すほどの名演技を披露している、名脇役パク・ミョンフン。
2020年には映画『ただ悪から救ってください』でスクリーンに戻ってくる予定だ。作品によって七変化を遂げる彼は、次期作でどのような役に扮するのか楽しみでならない。

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