- 韓国メディアの10asiaが、今後の韓ドラ界をけん引する男性スターは、イ・ドヒョン、ジュノ(2PM)、ド・ギョンス(D.O./EXO)の3名ではないかと予想した。
- 不動の人気を得ているキム・テヒ、ソン・ヘギョ、チョン・ジヒョンに匹敵するほどの、影響力を持つのではないかと期待している。
- そこで本記事では、彼らの輝かしい実績と高い演技力を過去の出演作から振り返る。
韓国メディア・10asia(tenasia.hankyung.com)が最近、興味深い記事を報じた。
それは男性スター“ド・ジュン・ギョン”が、今後の韓ドラ界をけん引するのではないかというもの。
イ・ドヒョン、ジュノ(2PM)、ド・ギョンス(D.O./EXO)の名前の一部をとって、“ド・ジュン・ギョン”と名付け、話題性と視聴率の両方をほしいままにしてきた彼らの活躍ぶりから未来を予想した。
長年に渡りドラマ界を牛耳っている3人、“テ・ヘ・ジ”(キム・テヒ、ソン・ヘギョ、チョン・ジヒョン)のように君臨するだろうと期待している。
彼女たちといえば、一挙手一投足をはじめ次期作のニュースが注目されるのはもちろんだが、ドラマへの出演期間が多少空いても不動の人気を誇っているのが特徴。
果たして10asiaの推測どおり、ド・ジュン・ギョンも韓ドラ界において揺るぎない存在となるのだろうか。すでに数々の実績を残し高い支持を得ている彼らだけに期待される。
しかもイ・ドヒョンを除いた2人がアイドル、役者業のみならずK-POP界でも活躍するマルチエンターテイナーが、韓ドラ界をも手中に収めるかもしれないという点において注目される。
そこで本記事では3人の今後に期待し、これまでの輝かしい活躍を振り返った。
イ・ドヒョン
現在出演中の『良くも、悪くも、だって母親』(JTBC)が、好評を得ているイ・ドヒョン。
仕事のできる冷酷な検事から一転、事故により中身が7歳に戻ってしまうという難しい役どころを見事に演じ、熱演が好評を得ている。
彼の人気を一気に高めた前作『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』シリーズに続き、役者としての実力の高さを立証中だ。
デビューしたのは2017年、約6年という短い間にここまでの地位を確立した。
『賢い監房生活』で俳優チョン・ギョンホの子役としてスタートし、2018年には『30だけど17です』(SBS)、『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』(JTBC)でライジングスターに。
2019年には『ホテルデルーナ』(tvN)で、”最高のどんでん返し”キャラクターとして視聴者に大きな余韻を残している。
そして2020年には『18アゲイン』(JTBC)で主役に抜擢、37歳から18歳に戻った役を担当し、混乱する感情や妻と父親、家族に感じる切ない心情を描き出し演技力の高さを認められた。事実、『百想芸術大賞』を含む3つの演技大賞で、新人賞などを手に。
その後も『Sweet Home -俺と世界の絶望-』(Netfrix)などに携わり、現在の活躍に至る。
イ・ジュノ
イ・ジュノもまたイ・ドヒョン同様、順調な俳優人生を歩んでいる人物で、彼の快進撃は映画『監視者たち』(2013)から始まった。
役者デビュー作であったにもかかわらず、世間からは安定した演技を披露したとの評価を受け、共演者であるハン・ヒョジュやチョン・ウソン、ソル・ギョングからも目を引く後輩という存在に。
ベテラン女優チョン・ドヨンまでも彼の実力を認め、『メモリーズ 追憶の剣』(2015)の武士役に彼を推薦したほど。
また同年に出演した初主演映画『二十歳』(2015)でも好演を繰り広げ、演技活動をスタートして以降3作立て続けに役者としての実力を遺憾なく発揮、観客動員数、話題性ともに申し分なく作品をヒットへと導いた。
そして2016年からはお茶の間での活躍するように。最高視聴率18.4%を叩き出した『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』(KBS2/2017)では初めて悪役に挑戦。
言わずと知れた彼の代表作の1つ『赤い袖先(原題:袖先赤いクットン/MBC/2021)』では、これまで錚錚たる役者が演じてきた朝鮮第22代国王イ・サンを、自分だけのカラーで見事に描き出し多くの称賛を得た。
今年は、少女時代のメンバー・ユナとの共演作『キング・ザ・ランド』(JTBC)でどのような演技を披露してくれるの熱い視線が集まっている。
ド・ギョンス
ジュノと同じくアイドル出身の俳優で、演技力が世間から認められているのがド・ギョンス。
2014年公開の映画『明日へ』での演技が好評を得て、映画評論家たちから“2014年注目すべき俳優”に選ばれるなど、役者デビュー作にして早くも演技者としての頭角を現わし始める。
また同年にドラマ界にも進出し、『大丈夫、愛だ』(SBS/2014)で難病を患ったキャラクターを熱演、期待以上の役作りに脚本家が驚いたというエピソードが。
そして翌年、『君を憶えてる』(KBS2/2015)ではサイコパス役で圧倒的な存在感と演技力を披露、映画『あの日、兄貴が灯した光』(2016)ではコミカルな演技が評価され、青龍映画祭で新人賞を受賞した。
その他映画では、『純情』(2016)、『スウィング・キッズ』(2018)、『神と共に』(2017、2018)シリーズで、ドラマでは前出の『大丈夫、愛だ』を含め、『100日の郎君様』(tvN/2018)と『真剣勝負』(KBS2/2022)で、演技賞や人気賞などに輝き、出演作品ごとにほぼなにかしらのトロフィーを手にしている。
中には興行に恵まれなかった作品もあるが、彼の演技は常に注目され高い評価を得ている。
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