• 今、旬の俳優として注目を集めているイ・ドヒョン。彼は4月で28才になる。
  • すでに次回作の出演情報が伝えられているが、どうやら入隊のタイミングも近づいてきているよう。
  • 今年は、昨年大活躍した俳優らの入隊が続くため、「波に乗ると入隊が迫る」という新たな“ジンクス”が浮上している。
カン・テオ

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出演し、注目を集めたカン・テオ (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2022年、韓国だけではなく、日本でも爆発的なヒットとなったENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(以下、ウ・ヨンウ)』。

物語の主人公ウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)の恋のお相手、法律事務所の訟務チーム職員イ・ジュノ役を演じたカン・テオは、一気に人気が急上昇。ヨンウを優しく見守る“ジュノ氏”の優しい眼差しは、多くの視聴者を胸キュンさせた。

そんな彼が、一躍ブレイクの波に乗ったと思われた矢先、世間は残念なニュースを知ることに。それは『ウ・ヨンウ』の出演が、彼の入隊前最後の作品だということ。

カン・テオは、ドラマの放送終了から約1カ月後の9月20日に入隊。「まさにここから!」という俳優としての絶好のタイミングでの入隊に、「勿体ない」という声が多く寄せられた。

3月20日入隊が伝えられている、ナム・ジュヒョク

3月20日入隊が伝えられている、ナム・ジュヒョク (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

『ウ・ヨンウ』とともに昨年大人気となったtvN(Netflix)ドラマ『二十五、二十一』で、主演キム・テリの相手役を演じた、俳優ナム・ジュヒョクも然り‥。

彼は、3月20日に入隊が決まっている。ナム・ジュヒョクはもともと人気俳優ではあるが、本作での好演が光り、トップ俳優の仲間入り。次回作の公開が期待されている中での入隊に、ファンは切なさを募らせる。

ドラマ『ザ・グローリー』で人気急上昇中の俳優イ・ドヒョン

ドラマ『ザ・グローリー』で人気急上昇中のイ・ドヒョン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

そして今、新たな注目俳優として名乗りを上げたイ・ドヒョン。実は彼も、入隊が迫っていると囁かれている1人。

彼は、Netflix(ネットフリックス)ドラマ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(邦題/以下、ザ・グローリー)』に出演。ソン・ヘギョ扮するムン・ドンウンに、ほのかな好意を示す医師チュ・ヨジョン役を演じている。

シーズン1ではさほど出番は多く無かったものの、3月10日に配信開始となったシーズン2では、いじめの加害者への復讐を目論むムン・ドンウンのサポート役として、視聴者の視線を引く強い存在感を見せている。

入隊が迫っていると言われるソン・ガン(左)、GOT7(ガットセブン)のジニョン

入隊が迫っていると言われるソン・ガン(左)、GOT7(ガットセブン)のジニョン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

本来兵役は、年齢が満20歳〜満28歳までに入隊する決まりがあるため、兵役が迫っているのは、カン・テオ、ナム・ジュヒョクと同じ1994年生まれの男性たち。

2人の他にも、JTBC(Netflix)『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』で女優パク・ミニョンの相手役を務めた俳優のソン・ガン、TVINGオリジナルシリーズ『ユミの細胞たち2』に出演し、”演技ドル”としても人気のGOT7(ガットセブン)のジニョンなど、昨年ドラマで大活躍した旬の俳優が揃っている。

これまでキャリアを積んできた彼らが20代後半になり、成熟した大人の男性としてまさに脂が乗っている時期に、俳優業を一時ストップさせなければならないことがなんとも残念。

特に人気が上向きであることを実感できているタイミングでの入隊は、「なぜ?」「どうして今‥」と本人たちにも大きな葛藤があるだろう。

そんな彼らは兵役中の空白期間をなんとか埋めようと、入隊日ギリギリまで撮影をこなしている。

『ザ・グローリー』シーズン2は、3月10日に公開された

『ザ・グローリー』シーズン2は、3月10日に公開された (写真提供:スポーツ韓国、画像出典:Netflix)

『ザ・グローリー』で人気を広げているイ・ドヒョンは、1995年4月11日生まれの27歳(2023年3月現在)。

彼は、今年上半期に放送予定のJTBC新作ドラマ『悪い母』で、ベテラン女優ラ・ミランと共演することがすでに伝えられている。この作品が、彼の入隊前最後の作品になってしまうのだろうか。

韓国のオンラインコミュニティーには、「イ·ドヒョン、兵役行かないでー!!」という投稿が早くも殺到。

ネットユーザーからは「ダメダメ! イ・ドヒョンはまだ見送れない!」「国防部を閉鎖!」「今回ファンになったんだよ。ロコ(ロマンチックコメディー)かメロを撮ってから行ってね」「作品をたくさん撮っておいて!」「積立いっぱいしておいてね」など、「彼の出演作をまだまだ見たい」と入隊を惜しむ声が多い。

去る2月、彼が所属する YUE HUAエンターテインメントは「入隊日はまだ未定。当然な義務であるだけに、詳細が決まったら申し上げたい」と、入隊説を一蹴した。

ドラマ人気とともに一躍注目を浴びた俳優らに迫る、入隊のタイミング。

「波に乗ると入隊が迫る」韓ドラ界で、この“ジンクス”が定着してしまいそうなのが、なんとも残念だ。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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