- ソ・ジソブが、tvN人気バラエティー番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演。
- デビュー当時、俳優になるのをとめられた衝撃のエピソードを明かした。
- 「俳優はやめて」と言われたソ・ジソブ・・どうやら“顔立ち”が原因だったという。
ソ・ジソブが10月12日、tvN人気バラエティー番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演し、デビュー当時の秘話を明かした。
この日MCのユ・ジェソクは冒頭で、ソ・ジソブを「千の顔を持つ俳優」と紹介。
“各作品で様々な演技を披露する俳優”という意味合いかと思いきや、韓国紙幣の1000ウォンに描かれた人物イ・ファンに似ていると意表を突いて、爆笑の中番組がスタートした。
しかしソ・ジソブが、デビュー当時を振り返るシーンになると若干重たい雰囲気に。
なぜなら、彼がモデルから役者に転向する過程で耳にしたという衝撃的な言葉を明かしたからだ。
それは、「俳優はやめておけ」というもの。
当時イケメンとされていた役者の顔と比較され、それにそぐわないことから演技者の道を断念するよう勧められたのだ。
ソ・ジソブは、「その頃大人気だった俳優といえば、チャン・ドンゴン、ハン・ジェソク、ソン・スンホンという、みんな目が二重で整った顔だったじゃないですか。だから、(役)のオーディションに行くと“君はだめだね”とよく言われました。僕は、二重じゃないし目が小さいので・・」と振り返った。
いまや韓国を代表するスター俳優の1人で、“ソガンジ”と呼ばれ、男女問わず愛されている彼からは想像もできない過去だ。
*ソガンジ:ソ・ジソブのニックネーム。韓国語で「クール」「かっこいい」という意味を持つ간지(ガンジ ※日本語の’感じ’から来たと言われる)に、苗字のソをつけて“ソガンジ”と呼ばれている。
2000年以降は、歌手のRAIN(ピ)のような塩顔や、しょうゆ顔のコン・ユ、最近では中性的な顔立ちのイ・ジョンソク、子犬系と言われるパク・ボゴムなど、“イケメン”と一言で言っても様々なスターが活躍している。
しかし、ソ・ジソブが役者への転身を試みていた1990年代は目鼻立ちのはっきりとした、どちらかと言えば“ソース顔”がイケメンの典型とされていた。濃い顔の方が、大衆からのうけがよかったのだ。
まさに前出のチャン・ドンゴン、ハン・ジェソク、ソン・スンホンといったタイプ。彫刻のように彫りが深く、各パーツが大きいアジア人離れした顔立ちに、世の女性は心を奪われていた。
中でもチャン・ドンゴンは当時から“ハンサムの代名詞”とされており、テレビ業界でも彼の容姿を絶賛する声が上がっていたほど。
人気の傾向を重要視する芸能界において、ソ・ジソブの魅力は、受け入れがたい時代だったようだ。
ちなみに番組では、芸能界入りするきっかけとなったモデルの選抜オーディションについても触れている。
なんと、ウォンビンとソン・スンホンというそうそうたる美男子と火花を散らした結果、ソ・ジソブが1位の座を勝ち取ったのだという。
もちろん、モデルという職業は俳優とは一線を画すが、2人のイケメンを差し置き見事トップに輝いたソ・ジソブ。
時代の流れに乗らずとも、いつかはスターになることが約束されていた、魅力溢れる人物のようだ。
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