5月13日、韓国唯一の総合芸術賞『第57回 百想芸術大賞』が開催された。開催までに、候補者に関するあれこれ話題があがったものの、イベントそのものは滞りなく終了した。また、大賞の受賞者にはベテランの活躍が目立つ授賞式となり、TV部門 助演男優賞は2年連続でオ・ジョンセが獲得し、話題となっている。
『韓国のゴールデングラブ賞』と呼ばれている『百想(ペクサン)芸術大賞』の第57回目が、新型コロナウイルスのため無観客で開催された。

昨年に続き、無観客で開催された『百想芸術大賞』(画像出典:baeksang.official)
2部構成で行われた授賞式は、レッドカーペットの開始から実に5時間にも渡り、韓国作品の優秀者を称えた。
授賞式では、前年度の大賞受賞者が登壇し、今年の大賞を発表する。数々の受賞者が続々と発表される中、『TV部門 助演賞』では、『椿の花咲く頃』のオ・ジョンセと『愛の不時着』のキム・ソヨンが登場し、花を添えた。
そして、いよいよ『TV部門 男性助演賞』を読み上げることになったオ・ジョンセは、受賞者が書かれた紙を見て一瞬息を吐き、「『サイコだけど大丈夫』オ・ジョンセ、おめでとうございます」と伝えた。隣で聞いたキム・ソヨンも声を出して驚き、喜んでいる。

オ・ジョンセは自身の名前を読み上げ、受賞コメントまで続けた。(画像出典:baeksang.official)
授賞コメントで、オ・ジョンセは「助演という字は、主演を助けると書くが、本当は反対だと思っている。主演は1人でもうまくやってくれるが、助演は主演が手伝ってくれなければ何もできない。そういう意味で、助演賞は、主演俳優がたくさん助けてくれたからもらえた賞だと思う。もっと役に立たなければいけなかったのに、『サイコだけど大丈夫』では、あまりにもセリフに助けられた作品だった。そして大切な弟、ムン・ガンテ(キム・スヒョン)を見ただけで胸がいっぱいになり、ガンテの笑顔を見ただけで温かな気持ちになり、何度もそのようなたくさんの感情で演技をさせてもらったこと、容易ではない経験をさせてもらった」と伝えた。
これを聞いていたキム・スヒョンの目には、光るものがあった。

『サイコだけど大丈夫』ムン兄弟の再会!(画像出典:キム・スヒョン 公式Instagram)
本来ならば、オ・ジョンセは単独主演を務めても、何の違和感もない実力派俳優だ。それは大衆の誰もが、異論を唱えないはず。
しかし、『サイコだけど大丈夫』をはじめ、『模範刑事』、2019年『椿の花咲く頃』『ストーブリーグ』『真心が届く』、2018年『ミストレス』、2017年『ミッシングナイン』と、様々な作品に助演で出演している彼の安定した演技と存在感が、視聴者を安心させていることも、間違えようのない事実だ。
彼が作品に登場するたびに「この作品では良い人なのか? 悪人なのか?」それを予想するだけでも楽しめる。
そんなオ・ジョンセは、2013年に映画『ヒーロー』で単独主演を務めている。

オ・ジョンセ単独主演映画『ヒーロー』。息子のためならヒーローにだってなる!(画像出典:yes24)
男手一つで息子を育てているが、息子は大好きなヒーローものの番組が終わってしまい、ひどく落ち込んでしまう。その姿を見たオ・ジョンセは、息子のためにヒーローになろうと決意。友人を巻き込んで繰り広げるドタバタ英雄変身記だ。
この作品は、笑いあり涙ありで非常に面白い作品なので、気になる方はぜひ。
とはいえ、やはり勝手ながら”バイプレイヤー”として、主人公の周囲をウロウロと、物語の鍵を握る存在として居てくれるオ・ジョンセが、とても魅力的だと思うのだ。
来年の『百想芸術大賞』も、プレゼンターとしてだけでなく、ぜひ受賞者として登壇してもらいたい。
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