- “アジアのプリンス” チャン・グンソクの新作ドラマが制作される。
- キャスティングにはチャン・グンソクの他に、ホ・ソンテやイ・エリヤなど、個性豊かな俳優陣が名を連ねている。
- 今回は、いくつかのヒントを元に『犯罪の年代記』のストーリーを大胆予想してみる。
「チャン・グンソク、4年ぶりのドラマ出演決定!」
去る8月、韓国メディアは一斉にトップスターのドラマ復帰を知らせた。
そのスターとは、“アジアのプリンス”というキャッチコピーで親しまれているチャン・グンソク。
兵役義務などで、長期間“韓国ドラマ”という大舞台から遠ざかっていたスターの帰還は、世界のドラマファンを興奮させた。
彼が主演を務める新作タイトルは『犯罪の年代記』。その物々しい字面からは、韓国ドラマが得意とする“ハイパーリアリズム”の匂いが漂う。
キャスティングにはチャン・グンソクの他に、ホ・ソンテやイ・エリヤなど、個性豊かな俳優陣が名を連ねているが、ストーリーについてはベールに包まれている。
ということで今回は、韓国ドラマ、中でもサスペンスドラマの“あるある”に詳しい(と自負する)私が、いくつかのヒントを元に『犯罪の年代記』のストーリーを大胆予想してみようと思う。
あくまでも独断と偏見による予想なので、面白半分で読んでいただけるとありがたい。
ヒント1:ドラマのタイトルにある’年代記’というワード
まず、タイトルに入っている“年代記”というワードから。
この“年代記”は「歴史上の出来事を年代順に記したもの」という意味を持つが、韓国ドラマや映画では「先代の因縁や犯罪が、後代にも消えずに続いていく」という意味でよく使われる。

パク・ソジュンが出演した映画『悪の年代記(邦題:悪のクロニクル)』((C)2015 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED)
このワードから推測できるストーリーとしては、以下の5つ。
・過去の未解決事件と同じ手口の犯罪が現代でも起きる。
・事件の真犯人が、実は登場人物の家族関係だった。
・正義の味方だった登場人物が、過去の事件を隠ぺいせざるを得なくなり、葛藤する。
・もしくは、不可解な死を遂げた登場人物の家族が、実は当時の事件の被害者だった。
・事実を知った登場人物は、法ではなく復讐という手段を選ぶ。
ストーリーの大筋は、上記のいずれかになると大胆に予想する。
ヒント2:最新韓ドラのトレンドは“黒化”
最新韓国ドラマのトレンドは“黒化”だ。
“黒化”とは、善良な主人公が、何かをきっかけに“眠っていた悪の心”を目覚めさせてしまうという意味で使われる。
もし本作で、主人公が“黒化”していくというストーリーが盛り込まれるとしたら、チャン・グンソクの起用は大いに納得できる。
なぜならチャン・グンソクは、“善”と“悪”を演じることが可能な人物であり、立体的なキャラクターを作る事に長けている、数少ない俳優であるからだ。
もしかしたら、子どものように無邪気な笑顔を見せながら、陰では不気味な笑みを浮かべているチャン・グンソクが見られるかもしれない。

カン・ハヌルの”黒化”・・これまで見たことのないダークな一面を見せると予告したドラマ『インサイダー』ポスター。(画像出典:JTBC 公式Facebook)
ヒント3:実話に基づいたストーリー
本作は、韓国で起きた実際の事件をモチーフにしている。
果たして、その事件とは‥?
1990年以降、韓国の長期未解決事件の数は、100件を超える。
中でも韓国人の脳裏に残っている未解決事件の一つが、“済州弁護士殺害事件(1999)”だ。
当時、済州知事の不正選挙と汚職事件について、何らかの情報を掴んでいたであろう弁護士が殺害された事件である。
同弁護士(被害者)は、暴力団のホテル買収を巡る争いにも関与していたと見られており、地域の政治家と暴力団との蜜月関係も囁かれていた。

“済州弁護士殺害事件” 当時の新聞報道(画像出典:NAVER)
『犯罪の年代記』で、チャン・グンソクは“弁護士出身の刑事役”に扮すると伝えられているが、どうやらここにヒントが隠されている可能性がある(と思う)。
モチーフにしている長期未解決事件が、韓国全土を震撼させた“済州弁護士殺害事件”であると大胆にも予想してみる。
***
主演のチャン・グンソクと共に、本作のストーリー展開に欠かせないのが、ホ・ソンテとイ・エリヤの存在だ。

ホ・ソンテ(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
両者は善と悪の境界線を、ギリギリに辿る“キャラクター性”があるため、物語の行方は最後まで油断できない。
以上が、独断と偏見による、チャン・グンソク新作ドラマ『犯罪の年代記』予想である。
もちろん、この予想がズバリ的中する事を祈っているが、その一方で、予想を覆すような衝撃的な作品の出現を期待する気持ちもゼロではない。
その全貌が明らかになった時、この記事で綴った要素がどれくらい的中したのか、楽しみなのである。
編集部おすすめ記事
-
この夏共演が楽しみな韓ドラのカップル!日本ファンが選んだ1位はパク・ボゴム × キム・ソヒョン
-
韓国テレビ局がため息‥ドラマ業界の地殻変動「Netflixブラックホール」とは
-
観なきゃ損!7月BS・CSで楽しめる「日本のテレビ初登場」韓国ドラマ4選
-
身近にある意外な最新作品ストッカー!Amazonプライム 最新おすすめ韓国ドラマ8選
-
下半期の韓国ドラマトレンドを先読み!激動時代を描いた「レトロ感性」注目の作品4選
-
この夏、心に沁みる恋を・・25年7月BS・CS放送「大人のロマンス」韓国ドラマ7選
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
身近にある意外な最新作品ストッカー!Amazonプライム 最新おすすめ韓国ドラマ8選
-
KARA カン・ジヨン (知英)、静かな視線の中で放たれる清澄な存在感
-
“爆イケ炸裂” n.SSign、スペシャルアルバム「Itty Bitty」で見せた圧倒的ビジュアルに視線集中!
-
POW、アートスクールの学生に変身!3rd EP「Being Tender」サンプラーで魅せた感性の世界
-
KISS OF LIFE、新曲「Lips Hips Kiss」で放つ美と変化のメッセージ
-
BTOB ユク・ソンジェ、1stミニアルバム「All About Blue」スケジュールを公開!
-
劇場で観られなかったあなたへ・・25年7月 BS・CS放送予定 最新韓国映画5選
-
“キャリアに新たな歴史” ENHYPEN、6thミニアルバム「DESIRE : UNLEASH」初日189万枚突破
-
下半期の韓国ドラマトレンドを先読み!激動時代を描いた「レトロ感性」注目の作品4選
-
少女時代 テヨン、コンサートのため香港へ出国!(PHOTO5枚)
-
観なきゃ損!7月BS・CSで楽しめる「日本のテレビ初登場」韓国ドラマ4選
-
この夏共演が楽しみな韓ドラのカップル!日本ファンが選んだ1位はパク・ボゴム × キム・ソヒョン
-
【単独インタビュー】In A Minute 一瞬で心を掴む!彼らが見せる感性とパフォーマンスの化学反応
-
韓国テレビ局がため息‥ドラマ業界の地殻変動「Netflixブラックホール」とは
-
MEOVV ガウォン、ブランド「PRADA」のイベントに出席!(PHOTO4枚)
-
キム・テリ、ブランド「PRADA」のイベントに出席!(PHOTO3枚)
-
ビョン・ウソク、ブランド「PRADA」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
LE SSERAFIM カズハ、ブランド「lululemon」のイベントに出席!(PHOTO4枚)
-
n.SSign、特別映像で魅せる“映画級の没入感”・・新作「Itty Bitty」に高まる期待
-
ATEEZ、新ビジュアルで魅せる“余裕と色気”「GOLDEN HOUR : Part.3」コンセプト公開
-
ファンの愛が証明された結果に!Kep1er、5月版K-POPガールズグループ人気ランキングの1位に
-
来週(6月9日~) 日本のテレビで観られる「ハイブリッド・ロマンス」韓国ドラマ4選
-
この夏、心に沁みる恋を・・25年7月BS・CS放送「大人のロマンス」韓国ドラマ7選
-
aespa、決意とエネルギーを込めた1stシングル「Dirty Work」でカムバック!
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。