“涙の女王”ことチェ・ジウが、今月ママになった。40代後半での初産に心配の声もあったが、母子ともに健康と報じられると、世界中のファンが祝福した。
チェ・ジウが、46歳で母になった。彼女が9歳年下の一般男性との結婚を電撃発表したのは2018年のこと。交際報道など一切なかったため、韓国だけでなく世界中が”ジウ姫の結婚”に驚かされた。
超ド級の美しいウェディング姿!(写真提供:©スポーツ韓国)
そして翌年12月に妊娠を発表し、今月の16日に所属事務所であるYG エンターテインメントが「チェ・ジウが女児を出産した。母子共に健康である」と報じ、ファンの祝福に包まれた。
今でこそ女優として確固とした地位を築いているが、実は彼女には俳優として2点ほどビハインドがあった。
1.高身長
韓国の俳優たち(アイドルも然り)は全体的に高身長なイメージだが、中でもチェ・ジウの身長は174㎝で女性としては高身長の部類だ。近年は変化しつつあるが、彼女がドラマ界で精力的に活躍していた当時は、”女性と男性の身長差”も恋愛要素として含まれていることも多く、相手がどんなに背が高くても彼女が5㎝のヒールを履いてしまえば、目線はほぼ同じ。バランスとしては物足りなさがあったのだ。
彼女だからこそ着こなせるファッション。(写真提供:©スポーツ韓国)
しかし身長までは自身でどうすることもできない。彼女は彼女らしさを貫き、長身を生かしたスタイリングで結果として憧れの女性の代表となった。むしろ身長など気にならないほど俳優としての彼女に、作り手もファンも魅了されているということだ。
2.発音
チェ・ジウは、セリフの発音について視聴者からたびたび「舌が短いの?セリフが伝わらない」との指摘を受けて、屈辱的なニックネームまで付けられた過去がある。しかしこれも人知れず発音の訓練を重ね、現在では気にならないほど進化して見せるのだった。
ドラマ「愛の不時着」にチェ・ジウ役で登場!(画像出典:tvN 「愛の不時着」ホームページ)
知名度が上がるということは、自分のことを知っている人がより増えていくということであって、好意的な意見もあればアンチ的イメージを持つ人もいる。いろいろな言葉の中から自分にとって有益であるかどうかを見極めるのは非常に困難なことだが、負の指摘も真摯に受け止め常に前進し続ける。これこそが、チェ・ジウの持つ魅力なのだ。
そしてなんといっても彼女がキュートなのは、素顔がとてもお茶目なところ。バラエティー番組で見せたくるくると変わる表情に魅了された人も少なくないだろう。自身の出産に際し、ファンカフェ(ファン限定クローズドサイト)で「高齢出産のアイコン」と自らおどけて見せた彼女が今、娘にどんな優しい表情を見せているのだろうか。
人生の新たなステージに入った俳優チェ・ジウの更なる進化が見られる日を、楽しみにしている。
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