• チャウヌ(ASTRO)主演の新作ドラマ『ワンダフルワールド』(MBC)が本日スタートする。
  • 監督、脚本、キャスティングのどれをとっても文句なしの1作として注目を浴びている作品だ。
  • 昨年から3作連続ヒットを打ち出したMBC作品であることから、その系譜を継ぐのではないかと期待されている。
『ワンダフル・ワールド』は、3月1日にスタートするチャウヌ主演のドラマ。

3月1日にスタートするチャウヌ主演の『ワンダフルワールド』(画像出典:MBC)

今期の注目作、チャウヌ(ASTRO)主演の新作ドラマ『ワンダフルワールド』(MBC)が本日初回放送を迎える。

幼い息子を殺した殺人犯を自ら処罰した母親が、その日にまつわる謎に包まれた秘密を暴いていくヒューマンミステリードラマだ。

演出を務めたのは日本でも指示を得た『ボイス2 ~112の奇跡~』(OCN/2018)のイ・スンヨン監督。脚本は、『嘘の嘘』(チャンネルA/2020)や『清潭洞スキャンダル』(SBS/2014)などを手掛け、卓越した執筆力を持つことで知られるキム・ジウン作家が担当している。

劇を引っ張る主役には、『ミスティ~愛の真実~』(JTBC/2018)を大成功へと導いた大物女優キム・ナムジュと、役者としてのキャリアを着実に積み成長し続けているチャウヌが名を連ねた。安定した演技力を誇るキム・ガンウとイム・セミも物語を盛り上げる予定だ。

キム・ガンウ、キム・ナムジュ、チャウヌ、イム・セミは、『ワンダフル・ワールド』の出演者。

『ワンダフルワールド』の出演者。(左から)キム・ガンウ、キム・ナムジュ、チャウヌ、イム・セミ(画像出典:MBC)

演出、脚本、出演者のどれをとっても文句なしの『ワンダフルワールド』。すでにヒットを予感させる匂いがプンプンしているが、韓国ではMBC作品であるという点も注目されている。

なぜなら、同局は昨年からノリに乗っているから。特に『ワンダフルワールド』の放送枠である金土ドラマが絶好調で、チャン・ヒョク主演の『恋人』シリーズは2023年を代表する作品の1つに。

またその後続作『烈女パク氏契約結婚伝』は、同時間帯のドラマ1位を獲得するだけに留まらず、世界的にも成功を収めた。

そして今年に入ってからは『夜に咲く花』が大ヒット、最終話でなんと最高視聴率18.4%を叩き出して有終の美を飾ったばかりだ。

かつては、『ホジュン 宮廷医官への道』(1999)や『イ・サン』(2007)などを世に送り出し、韓流時代劇の本家と言われてきたMBC。近年は「年末の授賞式は見送ったほうがいいのでは?」と、これといったヒット作も話題作もないことを嘲笑されるほど落ちぶれていた。

しかしそんな姿はどこへやら。『恋人』で不振を見事脱却し、金土ドラマを3作連続成功させて返り咲きを果たした。『ワンダフルワールド』は、この系譜を継ぐのではないかと期待されている。

『夜に咲く花』、『恋人』、『烈女パク氏契約結婚伝』は、3作連続ヒットしたMBC作品。

3作連続ヒットしたMBC作品。(左から)『夜に咲く花』、『恋人』、『烈女パク氏契約結婚伝』(画像出典:MBC)

ところがお気づきだろうか、3作連続ヒットしたのは全て時代劇。このまま同局の得意分野で攻めるかと思いきや、ここにきてヒューマンミステリージャンルで勝負に出るようだ。

新年度を迎える前の節目の季節、3月にスタートする『ワンダフルワールド』。長年の“視聴率氷河期”から脱却しようとするMBCの「春一番」になることができるのだろうか。

役者陣の熱演に加え彼らの息の合った演技、スピード感ある展開と予測できないどんでん返しで視聴者を魅了することが予告されている本作。日本でも本日からDisney+(ディズニープラス)で配信がスタートする。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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