- TWICE(トゥワイス)の日本人メンバーのミナ・サナ・モモが、ユニットとしていよいよ本格始動!
- かねてから人気の高い3人は、全員が関西の出身で、ダンスパフォーマンスに定評があるメンバー。
- 日本ファンが期待を寄せる一方で、韓国では「誰が歌うの?」と皮肉めいた言葉を投げかけるネットユーザーも‥。
TWICE(トゥワイス)から初のユニットが誕生! 日本人メンバーのミナ・サナ・モモの3人が、”MISAMO(ミサモ)”として本格的に始動する。
2月7日、TWICEの日本公式ツイッターに、ミナのオープニングトレーラー映像と写真が公開されると大きな話題に。翌8日にサナバージョンがアップされると、ツイッターには「ミサモ確定」というワードがたくさん並んだ。
そして9日、モモバージョンもアップされ、ついに3人揃った映像も登場。7月26日には、MISAMOの日本1stミニアルバムを発売することを発表した。
アルバムに収録される楽曲『Bouquet』は、1月25日に一足早く配信され、現在放送中のテレビ朝日系列ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』の挿入歌となっている。
この曲は、日本でLINE MUSICのデイリーチャートTOP100(1月26日、27日付)をはじめ、ウィークリーチャート(1月25日~31日)でも1位を獲得する人気を見せた。
実は『Bouquet』がドラマの挿入歌に決定した時点で、日本ファンからは喜びの声が上がっていた。
というのも、昨年(2022年)に一部の韓国メディアで「TWICEは今後、ソロ活動やユニット活動を並行して行う」という報道がされて以来、ファンは「“ミサモ”かな?」や、台湾出身のツウィを含む外国人メンバー4人の「“ミサモツ”では?」などと予想していたからだ。
同年9月には、所属事務所JYPエンターテインメントが「MISAMO」という英語ロゴを商標登録した事実が確認されたことで、ファンの間では、3人のユニット活動はほぼ既成事実として広がった。
そしてついにファンの予想が現実となった今、SNSでは「ミサモが来たー!」「楽しみ過ぎる!」「3人とも神ビジュアル(泣)」など、大きな反響が寄せられている。
“ミサモ”の愛称で親しまれているミナは兵庫県出身、サナは大阪、モモは京都と、全員が関西の出身。
TWICEでのポジションは、ミナとモモはメインダンサー、サナはリードボーカルだが、ダンスの実力に定評がある。
グループでの歌唱パートの分量はそれほど多くはなく、3人の強みはボーカルよりもパフォーマンスメインで語られることが多い。
そのためか、MISAMO結成のニュースが伝えられると、韓国ネットでは「歌は、誰が歌うの?」「韓国人メンバーに比べて歌うパートが少ないのにね」などといった皮肉めいた反応も上がったという。
実は韓国では、TWICEの歌唱力問題が度々話題になっている。
特にモモの歌唱力に対しては、2020年6月の『MORE & MORE』での活動時に出演した音楽番組でのアンコールステージで、ネットユーザーから手厳しい評価を受けた。
この時、アンコールではコーラスなしの伴奏が再生され、他のメンバーにも高音のミスと音程のズレが相次いだが、モモは歌詞の発音が正確ではなく、よく聞き取ることも出来なかったそう。
そのためネットでは「深刻な歌唱力」「本来の歌の実力がバレたね」「今までコーラスに騙されてた」などの指摘が上がった。
これには「本番のステージではなくアンコールステージだから。自由な雰囲気で歌っても良いのでは」「他の歌手もアンコールはあのようなラフな感じだよ」「アンコールだけ聞いて下手だと叩くのは少し不愉快‥」など、反論の声も上がった。
しかしこのような歌唱力議論は、TWICEに限ったことではない。韓国のネットユーザーは、歌手たちの歌唱力に対して手厳しいのだ。
今回ミサモの3人に向けられた「韓国人メンバーに比べて歌うパートが少ない」という指摘は、たしかに一理と考えられる。
彼女たちのように韓国で活躍する外国人メンバーは、韓国語での日常会話が流ちょうであっても、それが歌となれば発声や発音がより難しくなるからだ。
この部分については、NCT(エヌシーティー)の中国系タイ人メンバーであるテンが例として挙げられる。
彼は、韓国人メンバーと一緒に活動するグループであるSuperMではリードダンサーとサブボーカルを務めているが、中華圏メンバーで構成されているWayV(威神V/ウェイシェンブイ)では、一段階上がったメインダンサーとリードボーカルを務めている。
よってミサモも、母国語を使える日本で活動することを考えれば、当然韓国語よりも発声や歌唱が自然にできるだろう。
またTWICEでは歌うパートが少ないという指摘は、9人組だから仕方ないとも言える。逆に言うと、今回は3人での歌唱となるので、一人一人の分量は当然ながら増える。
むしろユニット活動こそ、彼女たちの歌唱力が再評価される機会になり得るということであり、ファンは彼女たちの頑張りを見守る必要がある。
3人に期待を寄せる日本のファンは「『Bouquet』を聞いてびっくり! 3人の歌唱力が上がってる」「ミサモがパワーアップした!」「ミサモらしくて素敵な曲」などと反応。
彼女たちを皮肉った「歌は誰が歌うの?」という表現は、韓国のネットユーザーが主張する歌唱力議論である。
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