• キム・ミギョンが、同じ曜日に放送中のドラマ2作品に出演して注目を浴びている。
  • 両作ともに似たような母親役を演じており、一部視聴者の混乱を招いている状況だ。
  • 「1分後に生き返った」という声が上がるほど、見る者が役を混同した理由をご紹介。

キム・ミギョンが、現在韓国で放送中の人気ドラマ2作品に携わり注目を浴びています。

キム・ミギョンは女優

女優キム・ミギョン(画像出典:CL&Company 公式ホームページ)

なぜなら彼女が、両作とも似たような役でなおかつ同じ曜日に立て続けに出演したから。

彼女といえば母親役で定評のある役者の1人ですが、兼任しないといけないほど「そんなに女優がいないの?」という声が上がってもおかしくない状況です。

tvN『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』

まず1作目は、毎週土日の9時10分からスタートする『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜(邦題/tvN/以下、イルタ・スキャンダル)』。

日本ではNetflix(ネットフリックス)で配信されており、高い支持を得ているため知っている人も多いのではないでしょうか。

※この記事にはネタバレが含まれます。

『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』は、キム・ミギョンが出演した

キム・ミギョンが出演した『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』(画像出典:tvN)

第2話の回想シーンに登場して伏線を張り、第7話の後半から第8話にかけては、ヒロインであるナム・ヘンソン(チョン・ドヨン扮)の母であることが明らかに。

交通事故ですでにこの世を去っている設定ですが、それ以前は予備校が多く集まる町で食道を営みながら浪人生のお腹を満たしていた人情派の女主人。

かつて苦しい浪人時代を送った主人公チェ・チヨル(チョン・ギョンホ扮)も彼女のお世話になっており、主演2人の関係性に深く関わるキーパーソンを担当しました。

キム・ミギョンは、ナム・ヘンソン(チョン・ドヨン扮)の母を演じた

ナム・ヘンソン(チョン・ドヨン扮)の母を演じたキム・ミギョン(画像出典:tvN『イルタ・スキャンダル』映像キャプチャー)

JTBC『代理店』

2作目は、『イルタ・スキャンダル』と同じ曜日の10時30分から放送されているJTBC『代理店』。

JTBC『代理店』

JTBC『代理店』ポスター(画像出典:JTBC)

ここでもなんとキム・ミギョンは、主人公の母親として登場、しかもまたもや食堂で働いている役です。

旦那の暴力に苦しめられた末、生きるため7歳だった娘をおいて家出、その後結局迎えにいけず我が子との再開を願いながら1人さみしく暮らすキャラクター。

また、主演イ・ボヨン扮するコ・アインの生き方や考え方に影響を与えており、本作でもストーリーにおける重要な役柄を担っています。

『代理店』で主演イ・ボヨンの母を演じるキム・ミギョン

『代理店』で主演イ・ボヨンの母を演じるキム・ミギョン(画像出典:JTBC『代理店』)

似た役での同時出演がもたらす影響

このように細かな背景は異なるものの、『イルタ・スキャンダル』と『代理店』で、似たような役を演じているキム・ミギョン。

どちらも目頭が熱くなるような母親を熱演しましたが、一部視聴者の間では混乱を招くことに。

中には、「1分後に生き返ったの?」と若干皮肉めいた声も上がっています。

実際のところ、『イルタ・スキャンダル』が終わってから『代理店』の放送が始まるまでには30分程度あいているのですが、視聴者の体感としてはまるで1分間の出来事。

さっきは交通事故で死んでいたのに、なぜかイ・ボヨンの母親に生まれ変わっているという感覚に陥ってしまいかねない状況のようです。

韓ドラに多い役の重複

今回のキム・ミギョンに限らずこのような問題は、韓国のドラマ界ではよくあること。

韓ドラファンなら、財閥の悪役や汚職警察官など、同じ役者が各ドラマで類似したキャラクターを演じているのを目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

脇役を担当する人気俳優は役がかぶることが多く、良く言えばハマり役なのですが、視聴者からするとドラマに没入できず時には迷惑なことも。

本国では以前より議論の対象となっています。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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