6月26日付けの米ビルボードメインチャート“ビルボード200”で6位にチャートインしたTWICE(トゥワイス)。そんな彼女たちが、アメリカでわずかな時間に知名度を上げた、決定的な出来事があるという。その出来事とは‥?

TWICE(トゥワイス)のグローバル人気が尋常ではない。

TWICEは9人組ガールズグループ

9人組ガールズグループTWICE(画像出典:TWICE公式Twitter)

米ビルボード3大メインチャートをはじめとする、様々な海外チャートを席巻していることが、彼女たちのグローバルな成長力の何よりの証拠である。

6月11日に発表した最新アルバム『Taste of Love』は、6月26日付けの米ビルボードメインチャート“ビルボード200”で6位にチャートイン。歴代K-POPガールズグループが発売したミニアルバム史上、最高の成績を樹立した。

(関連記事)TWICE ビルボードチャートで圧倒的存在感‥“Hot 200” 6位にチャートイン!

TWICE、アメリカでの人気は偶然ではない

デビュー6年目、日本をはじめ、アジアでの人気は周知の通りだが、今回の快挙により、欧米にも想像を超えた”隠れファン”が存在していたことがわかった。

アメリカでは、新人と同等のポジションにいるTWICEが、どんなに”隠れファン”のサポートに背中を押されたとしても、メインチャートの上位ランクインは、そう簡単に叶わないのが現実。

実はTWICE、アメリカでわずかな時間に知名度を上げた、決定的な出来事があったのだ。

それは昨年11月のこと、大統領選によりその熱気がヒートアップしていたアメリカで起きた。

11月6日、当時大統領候補者であったジョー・バイデン氏と、前大統領のドナルド・トランプ氏が接戦を繰り広げていたジョージア州で、バイデン候補が逆転勝利を収める。

バイデン候補の支持者たちは、喜びを分かちあいながら、SNSやYoutubeなどで勝利の吉報を共有していたが、ある支持者が作った映像が支持者たちの間で話題となり、全米に拡散された。

その映像のBGMとして使われていた曲が、まさにTWICEの『Feel Special』だったのだ。

TWICEの『Feel Special』について報じた韓国メディア

昨年、韓国メディアがTWICEの『Feel Special』について報じた(画像出典:SBS 뉴스 YouTubeキャプチャー)

これ以降『Feel Special』は、バイデン候補の”勝利の歌”として定着、バイデン候補を支持していたポップスター、レディー・ガガの『Feel Special』に合わせて陽気に踊る映像も話題に。

バイデン氏の支持者たちは、オンラインコミュニティーに集い「この曲がアメリカの歴史を変えた!」「アメリカの新しい国歌にしよう」と大絶賛するなど、熱い反応が絶えなかったとか。

TWICEの人気を牽引した政治的な力

逆に、前大統領の敗北を嘲笑する曲としても『Feel Special』が使われ、一時期はアメリカの政治イデオロギーの現像を象徴するような楽曲にもなっている。

大統領選を制し、今年1月、アメリカの第46代大統領となったバイデン氏。彼の支持者たちは、いまだに昨年の熾烈な戦いを思い出しながら、『Feel Special』を口ずさんでいるのかもしれない。

もちろん、TWICE側は政治的な意図を持って作った曲で全くないのだが、結果的にアメリカ進出の追い風になった”政治的な力(?)”となった楽曲であるのは事実のようだ。


TWICE『Feel Special』MV(動画出典:JYP Entertainment YouTube)

TWICE

TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。

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