本日、4月27日に日本デビュー16周年を迎えた、東方神起(TVXQ)。SNSはファンからの祝福の言葉で溢れ、お祝いムード満点だ。これを記念して、日本に”K-POP”というジャンルであり文化を根付かせた彼らの軌跡を辿ってみた。

“K-POPの帝王”との異名を持つ、東方神起(TVXQ)。現役で活動中ながらも、これまでの功績から”レジェンドアイドル”として後輩グループたちから尊敬の意を示されている。

東方神起(TVXQ)は日本デビュー16周年を迎えた

日本デビュー16周年を迎えた、東方神起(TVXQ) (画像出典:SMエンターテインメント公式サイト)

結成当時はユンホ、チャンミン、ジュンス、ジェジュン、ユチョンの5人組グループとしてデビューしたが、現在はそれぞれが自身の輝ける場所で活動を続けている。彼らがどのシーンにおいても輝いているのは、”東方神起”という原点があったからこそではないだろうか。

本日、4月27日に日本デビュー16周年を迎え、日本に”K-POP”というジャンルであり文化を根付かせた彼らの軌跡を辿ってみよう。

「まるで”地下アイドル”」苦難の連続だった無名時代

すでに韓国ではトップアイドルとして絶大な支持を得ていた彼らが、いわば”丸腰”で日本上陸を果たしたのが2005年。
当時、日本で活発的な活動を繰り広げていた韓国人シンガー、BoAの成功があったものの、特に基盤が整っていた訳ではなく、彼らにとって日本の音楽シーンに飛び込むことはかなりの挑戦だった。

大手レコード会社から日本デビューを果たしたものの、チャートを賑わすことも韓国で得たような熱狂的なファンを生み出すこともなかった。
新人ボーイズグループという限界から、音楽番組に出演できる機会がほとんど無く、プロモーションもかなり限られており、そのせいか音楽イベントに出演してもオーディエンスから特に反応は見られなかったという。

このような状況から、日本ではJ-POPアーティストとして活動を始めた彼らだったが、まるで”地下アイドル”のような無名時代を送らざるを得なかった。

その後も、東方神起は日本の活動においては苦難の連続だった。その理由の1つが言葉の壁だ。
これを克服できなければ成功できないということを知っているため、メンバーたちは日本デビュー前の3カ月間ほど部屋に籠りきりで日本語の勉強ばかりしたという。

「実力はあるのに」韓国とは対照的な寂しい現実

言葉の壁をクリアしつつある頃、彼らの知名度と人気は徐々に広がっていく。

しかし、韓国と日本では、その人気はまだ対照的であった。
韓国では、新譜をリリースする度に各種音楽チャートを席巻し授賞式で大賞を受賞するなど、名実ともに韓国最高の歌手に成長。
一方、日本においては悲惨な状態であったため、”韓国最高のグループ”というタイトルを持っていた彼らだが、日本に来ると再び無名グループに戻らざるを得なかった。

しかし、R&Bが主流だった韓国市場でもダイナミックなダンスと優れた歌唱力で、周囲の心配を払拭し”アイドル”としてトップに上り詰めた実績を持つ東方神起。彼らは、歯を食いしばってひたすら努力を重ねていった。

「日本武道館公演」トップスターの登竜門をクリア

一番大変だった時期を乗り越えた彼らが向かった先は、成功というゴールだ。

知名度を高めるために小規模のライブハウスを転々としながら地道に活動を続け、日本2ndアルバム『Five in the Black』をリリース。これを引っさげての全国ツアーを敢行した東方神起。

その先にあったのが、当時、トップスターへの登竜門と呼ばれていた”日本武道館公演”だった。
後半にメンバーが熱唱した『PROUD』のライブは、今でもファンの間で長く語られる名ライブである。普段はあまり泣かなかったメンバーもこの歌を歌っている途中、涙をこらえきれずに流していた。このシーンは多くのファンの脳裏に刻まれ、この姿を見守ったファンも涙を流すしかなかったという。

「音楽チャート1位」「日産スタジアム公演」日本で成し遂げた偉業の数々

武道館公演を成功で収めた彼らは、痛快な快進撃を繰り広げる。

大ヒット曲『Mirotic』パフォーマンスを披露する東方神起

東方神起の大ヒット曲『Mirotic』パフォーマンス(画像出典:MBCkpop YouTube動画キャプチャー)

この後にリリースしたシングルやアルバムが続々と1位を獲得し、特に2008年7月にリリースしたシングル『どうして君を好きになってしまったんだろう?』が爆発的なヒットを収める。

また、この時期に日本レコード大賞にノミネートされ、NHK紅白歌合戦に初出場を果たすなど、日本においても最高のアーティストとして認められるようになった。

その後、コンサート会場の規模も最高ランクへとなる。5人体制ではドーム公演、2人体制になってからは海外アーティスト初の日産スタジアム公演を成功させるなど、日本においても音楽シーンをリードする”レジェンド”となった。

(※東方神起の軌跡は、韓国の情報ウェブサイト”ナムウィキ”より抜粋し紹介しました。)

*****

韓国ファンからも称賛を受ける、東方神起の日本での活動。彼らの活躍により、日本における韓国アイドルの人気と知名度は180度変わったとも言われている。

言わば”無”の状態だった彼らが、努力と苦労の末に日本でも王座を手に入れた。現在も尚、順調に成功街道を走り続ける彼らは、この先もずっと誰もが知るトップスターとして活躍するに違いない。



東方神起

東方神起(TVXQ)は、チャンミン、ユンホによる韓国出身の男性デュオ。
レコード会社兼芸能事務所のSMエンターテインメントに所属し、韓国や日本を中心に活動している。
2010年までは5人組ボーカルグループで活動していたが、2009年7月メンバーのうちジェジュン、ユチョン、ジュンスの3人が所属事務所に対する専属契約効力停止の訴訟を起こし、5人での活動が無期限休止され、翌2011年1月のカムバック以降はユンホ、チャンミン2人で活動している。

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