8カ月ぶりに韓国歌謡界に戻ってきたRocket Punch(ロケットパンチ)が、“ニュートロ”で5月のカムバック競争の勝負に出た。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

5月17日午後4時、ソウル龍山(ヨンサン)区漢南洞(ハンナムドン)のブルースクエア・アイマーケットホールで、Rocket Punch(ロケットパンチ/ヨニ、高橋朱里、スユン、ユンギョン、ソヒ、ダヒョン)の1枚目のシングル『Ring Ring』のショーケースが開かれた。

8カ月ぶりにカムバックを知らせたRocket Punch

8カ月ぶりにカムバックを知らせた、Rocket Punch。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

Rocket Punchの1枚目のシングル『Ring Ring』は、“新しさ”という意味の“ニュー(NEW)”と、“復古”という意味の“レトロ(RETRO)”を合わせた新造語で、“ニュートロ”というコンセプトが際立つアルバムとなっている。

タイトル曲の『Ring Ring』は、シンセウェイヴ(Synthwave)ジャンルに、80年代のシンセポップ(Synth pop)スタイルを混ぜ合わせた曲で、“2人のうち、先に私の電話を鳴らした方に行く”という、力強い歌詞の中で、堂々とした愛を表現するRocket Punchの新しい挑戦を知らせる。

今回のカムバックに先立ち、メンバーは空白期間にチームワークを固め、練習量を増やして発展した姿を見せようと努力したと言及。また、80年代の郷愁を感じることができるように、様々な資料を探したと伝えた。

メンバーの高橋朱里は「80年代をコンセプトにしたので、期待と不安が同時にある」「ビジュアルの部分で、分からないことは母に連絡をして、アドバイスを求めた」と明らかに。ユンギョンは「私たちが80年代を生きたことがないので、その時代を扱った先輩の舞台や映画などを観て、参考にした」と伝えた。さらに映画『サニー 永遠の仲間たち(2011)』まで観たメンバーがいたとか。

その他にも、別れに対する懐かしさに、相手が再び戻ってくることを願う、正直な歌詞表現が印象的な『I Want U Bad』、内面に潜む自我を悟らせる成長ストーリーを盛り込んだ『Ride』まで、合計3曲が収録され、Rocket Punchならではのカラーが完成した。

特に、カムバックする歌手が多い今週、Rocket Punchの強みは何だろうか。ヨニは「レトロという、ジャンルそのものが特別だと思う」「レトロという親近感がポイント。思い出に対する親近感があるので、多くの方々に愛されると思う」と伝えた。

デビュー曲『BIM BAM BUM』と『BOUNCY』、『JUICY』まで、自分たちならではの魅力を世界中のファンにアピールしてきた彼女たちが、今回も歌謡界に清涼なパンチを放つことができるのか、期待される。

Rocket Punchの『Ring Ring』は、5月17日午後6時より発売されている。

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