Mnetオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2に出演したことでも知られている歌手のキム・サムエルが、BRAVEエンターテインメントの首長である勇敢な兄弟(本名:キム・ドンチョル)との、専属契約不存在確認訴訟の1審で勝訴したことが明らかになった。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
歌手キム・サムエルが、長い戦いに終止符を打った。

BRAVEエンターテインメントとの裁判に勝訴した歌手のキム・サムエル。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
11月17日、ソウル中央地方裁判所・第25民事部は、キム・サムエルがBRAVEエンターテインメント(以下、BRAVE)を相手取った専属契約不存在確認の訴訟に対し、原告の勝訴判決を下した。
この日裁判部は「原告と被告の間で、2014年6月9日に締結した専属契約の効力が存在しないことを確認した」ことを明らかにし、被告(BRAVE)の反訴請求を棄却。
2019年5月、キム・サムエルはBRAVEを相手取り、専属契約不存在確認の訴訟を起こす。
サムエル側は「間違った公演の契約締結、*精算に関わる問題などによって、BRAVEとの信頼関係が崩れた」と主張した。
*精算:所属事務所が、練習生を育成するために先行投資した分を、デビュー後の収入で回収すること。その経費が回収できて、初めて給与が支払われる。
これに対し、BRAVE側は精算などに関して「いかなる不当な待遇もなかった」と反論。「キム・サムエルが正当な理由なしに活動を拒否し、会社が損害を受けた」と、10億ウォン(約9500万円)の損害賠償訴訟(反訴)を提起する。
するとサムエルは、BRAVEエンターテインメントの首長である勇敢な兄弟(本名:キム・ドンチョル)を、私文書偽造、公金横領などの疑いで告訴。しかし2021年6月、警察はこれらの疑いについて、“嫌疑なし”とし、不送致決定を下している。
その後、同年8月に行われた、専属契約不存在確認の民事訴訟の初弁論で、サムエル側は「BRAVEから、きちんとした精算書を受け取ったことがない」とし「父にメールで見せた精算書も、今回の裁判で確認された精算書と違う。精算金額も、2億5000万ウォン(約2400万円)ほど差がある」と主張。
さらにBRAVE側が「精算の内訳が違うということは事実と異なる」とし「キム・サムエルの活動収益が、損益分岐点を超えることもできなかった」と負けずに反論し、泥沼裁判の様相を見せていた。
2年間続いた、し烈な双方の紛争で、結局裁判所はサムエルの肩を持って、この戦いは幕を下ろすこととなった。
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