BTS(防弾少年団)とイギリスのロックバンド、Coldplay(コールドプレイ)がコラボレーションした楽曲が9月24日に発売される。このことで、長年ColdplayのファンだったメンバーVの願いが叶ったと、話題になっている。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
BTS(防弾少年団)がイギリスのバンド、Coldplay(コールドプレイ)とのコラボレーションを発表し、メンバーのVが「*ソンドク(成功したオタク)」になった。
*ソンドク:韓国語で성공한(ソンゴンハン:成功した) 덕후(ドクフ:オタク)の略

見事「成功したオタク」となったBTSのV。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
9月14日、BTSの公式SNSに「It’s coming」というコメントと、Coldplayのクリス・マーティン(Chris Martin)とBTSのメンバーが一緒に映った写真が掲載された。
これに先立ち、この日の午前に「Coldplay × BTS My Universe Coming Soon」という一文と共に、クリス・マーティンとメンバーがHYBE社屋の作業室で、24日の発売を控えたコラボレーション曲『My Universe』を熱唱する映像がリンクされている。
2019年、BTSの英国ウェンブリー公演の記者懇談会で、Vはコラボレーションしたいイギリスのバンドはいるかという質問に、Coldplayの名を挙げた。
そして「僕は長い間、イギリスのアーティストの中でColdplayが大好きで、よく聴いていました。だから、イギリスに来たら車に乗る時は必ず、Coldplayの曲を聴くんです。機会があれば、彼らと一緒に曲作りをしてみたいです」とコメント。
そして、その機会は思ったよりも早くやってきた。
去る2月『MTVアンプラグド』のステージでBTSはColdplayの『Fix you』をカバーして話題に、もちろんVのアイデアだった。
米誌ローリングストーン(Rolling Stone)は「Vは、サミー・デイヴィスJr.(Samuel George Davis, Jr.)からサム・クック(Sam Cooke)、Coldplayまで、多様なジャンルのアーティストに影響を受けており、メンバーの中でも音楽的スペクトルが最も広い」と評し、『Fix you』のカバーはVのアイデアだったと伝えている。
Coldplayは当時、公式SNSにBTSの『Fix you』の舞台映像のリンクをアップし、「美しいBTS」と絶賛、カバーステージは熱狂的な反応を得た。
この他に、Vは米KISS FM ラジオのインタビューでも、Coldplayとのコラボレーションを希望しており、マガジンボスル(Bustle)とのインタビューでは愛唱歌にColdplayの『Daddy』を挙げ、粘り強くファン心を伝えた。
ソロ曲『インナーチャイルド(Inner Child)』も、VがColdplayのファンであることにインスピレーションを受けたプロデューサー、アーケード(ARCADES)がブリットポップジャンルでの変化を図った曲だ。
ファンは「『Fix you』のカバーは神がかっていた」「Vは真の成功オタク」「クリス・マーティンがBTS CREWのパーカーを着ていて感激しただろうね」などの反応を見せ、楽しんている。
It's coming.@coldplay pic.twitter.com/kcSm4i31Ev
— 방탄소년단 (@BTS_twt) September 14, 2021
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BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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