SMエンターテインメントの人気グループから集結した「K-POP界のアベンジャーズ」ことSuperM(スーパーエム)。アメリカ・ビルボードのメインチャートにランクインするなど、デビューしてすぐに快挙を成し遂げているが、一方で彼らの戦略を問題視している有名YouTuberがいる。果たして彼の言う問題点とはどのような点なのか..
K-POPグループSuperM(スーパーエム)が、アメリカ・ビルボードのメインチャートに2週連続ランクインする快挙を見せている。

アメリカ市場で快挙を見せているSuperM(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:SM Entertainment)
SuperMは先週、アジア人歌手のデビューアルバム史上初めて「ビルボード200」チャートで1位を記録。
また、10月22日(現地時間)に発表された「ビルボード200」でも11位にランクインし、最も人気のあるアーティスト順位を総合的な指標で評価する「アーティスト100」で7位、「インターネット アルバム」2位、「ソーシャル50」でも3位にランクインした。
このように、SuperMがアメリカ市場でK-POP旋風を巻き起こしている中で、韓国のある有名YouTuber(ユーチューバー)が「SuperMがビルボード1位を成し遂げても喜べない理由」という内容で彼らのマーケティング方法を指摘し話題となっている。

SuperMが、ビルボードのメインチャートにランクイン!!(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:SM Entertainment)
SuperMは、SHINee テミン、EXO ベクヒョン・カイ、NCT テヨン・マーク、威神V(ウェイションブイ / WayV)ルーカス・テンの7人の優れたアーティストたちが集まったチームで、別名“K-POP界のアベンジャーズ”と呼ばれて、デビュー前からグローバルな注目を浴びた。
デビュー曲である「Jopping」は、音楽的にも構成的にもクオリティーが高く、ハウスミュージックの新しいサウンドとして注目されているフューチャーハウス曲として、感覚的でまるでクラブにいるような素晴らしいダンスミュージックだと言われている。
しかし、何故か韓国のファンの中では「SuperMの快挙」を疑問にとらえ苦言を呈する声も多く上がっている。
その中で、主にK-POPレビューをYoutubeで発信している有名ユーチューバーのDJ CHADOLLの意見が非常に興味深かったので紹介する。
DJ CHADOLLは、SuperMについて「メンバー構成も文句のつけようがなく、洗練されたパフォーマンスなど全てを兼ね備えたグループ」と評した上、ある点を問題視している。
それは、まさに「マーケティングに急ぎ過ぎているという点」だ。
アメリカ市場で徐々に名前を知らせながら公演を行い、放送に出演していく、そういう段階を経ても十分成功出来るグループなのに、なぜSuperMは急いだマーケティングを行っているのか。
韓国内のCD販売サイトでは、「ビルボードの集計に反映されるCD」という文言を付けてSuperMのCDを販売。
また、グッズや公演チケットにもアルバムが含まれており、すべては「ビルボード200」にランクインする目的で、攻撃的なマーケティングをしているとDJ CHADOLLは指摘する。

韓国の有名ユーチューバーが問題点を指摘(画像出典:DJ CHADOLL Youtube capture)
SMエンターテインメント(以下:SM)とアメリカ・キャピトル ミュージック グループ(Capitol Music Group)は、SuperMの認知度や反応がどうであれ、またSpotify(スポティファイ)、iTunes(アイチューンズ)、ビルボードシングルチャートがどうであれ、最初のマーケティングは「ビルボード200」の1位が目標だった。
このようなマーケティングの結果、SuperMは「ビルボード200」チャートで1位を記録して成功を収めたわけだが、今後も新曲をリリースするたびに、このようなマーケティングを続けていくのかと懸念している。
「ビルボード200」へのランクインは歌手にとって名誉があることと同時に、一度ランクインすればずっと継続していかなければならない。
音楽業界で、韓国よりも怖い国がアメリカだと言われており、成功すれば良いが、売れなくなるとすぐに切り捨てられるシビアな世界だという。
このマーケティング戦略が問題になったとき、結局その汚名は歌手に向けられるため、急ぎ過ぎる戦略は危険を伴うとされる。
最近では「ビルボード200」で3度1位を占めたBig Hitエンターテインメント所属のBTS(防弾少年団)が急浮上し、K-POP界においてSMが注目される頻度が例年より減ったという評価も聞かれている。
もちろんSM所属のアイドルの中でも、東方神起やSUPER JUNIORなど、アジア圏で大きく注目されているグループもいるが、SMがアメリカ市場での成功を導くため、またBig Hitに負けずに張り合うための苦肉の策が「急ぎ過ぎたマーケティング」だったのかもしれない。
SuperM ビルボード1位でも喜べない理由(動画出典:DJ차돌동네)
[su_spacer size=”30″]
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
チャン・ハヌム、化粧品ブランド「HARIMARO」のローンチ発表会に出席!(PHOTO10枚)
-
aespa ウィンター、ブランド「New Balance」のイベントに出席!(PHOTO9枚)
-
NCT マーク & ENHYPEN JAY、ブランド「ラルフローレン」のイベントに出席!(PHOTO4枚)
-
LE SSERAFIM「GeForce Gamer Festival」に出演!(PHOTO12枚)
-
ユン・シユン & ジニョン「2025 アジアモデルフェスティバル」に出席!(PHOTO4枚)
-
ホットなBLジャンル2作も登場!日韓で同時公開の最新韓国ドラマ5選
-
i-dle ミヨン、3年半ぶりのソロ!2ndミニアルバム「MY, Lover」で魅せる愛と成長の全記録
-
Stray Kids、最新アルバム「DO IT」ティザー公開!神秘×強烈の新ビジュアル
-
ASTRO チャウヌ、入隊中も止まらない進化!2ndミニアルバム「ELSE」のカウントダウン開始
-
ナム・ジュヒョク、グレーの温度に包まれて・・飾らない微笑みが映す秋の午後
-
チョン・ギョンホ主演 tvN新ドラマ「プロボノ」、笑いと緊張が共存した初リーディング現場を公開
-
EXO ベクヒョン、ブランド「モンクレール」のイベントに出席!(PHOTO3枚)
-
TWICE ナヨン、ブランド「モンクレール」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
今週末が最後のチャンス!25年11月に配信終了を迎える韓国ドラマ3選
-
Netflixから3作も登場!25年11月配信開始 VOD各社の注目韓国ドラマ6選
-
布団の中で感想したい!今週末(10月31日~) 日本のテレビで観られる「世にも奇妙な韓国映画」4選
-
1722票獲得!TOMORROW X TOGETHER、Danmee25年10月版 人気投票で第1位に
-
【韓国時代劇】この世では超えられない身分の壁‥禁断の恋を描いた名作ドラマ5選
-
カン・ハヌル×チャウヌ主演映画「ファーストライド」初日予約率28.3%で圧倒的首位
-
パク・ボゴム、7度目の大舞台へ!「2025 MAMA AWARDS」の初日ホストとして再び登場
-
KiiiKiii、ウェブ小説の世界を歌う・・デジタルシングル「To Me From Me」11/4リリース
-
キム・ヒソン&ハン・ヘジン&チン・ソヨン主演「次の人生はないから」懐かしさと温かさが同居する最新スチール公開
-
Red Velvet ウェンディ、ソロワールドツアーのためアメリカへ出国!(PHOTO6枚)
-
WEi、8thミニアルバム「Wonderland」のショーケースに出席!(PHOTO7枚)
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。