SMエンターテインメント所属の1号歌手として知られるヒョン・ジニョンが、妻により強制的に精神病院へと送られていた過去を明かした。人気絶頂の頃の彼に何があったのか?

歌手のヒョン・ジニョン(ハングル 현진영)がラジオ番組を通じて精神病院に入院していた過去を告白した。

精神病院への強制入院を語ったヒョン・ジニョン

精神病院への強制入院を語ったヒョン・ジニョン(画像出典:ヒョン・ジニョンInstagram)

去る6日に放送されたtbsFMラジオ「こんな真夜中にチュ・ジヌです(아닌 밤중에 주진우입니다)」に、SMエンターテインメント1号歌手として知られるヒョン・ジニョンがスペシャルゲストとして出演。

ヒョン・ジニョンは「2002年当時、‘Wild Gangster Hiphop’という新しいアルバムを発表する日、妻が私に“危ないように見えた”と言った」話し、リスナーたちを驚かせた。
続いて、「妻が、もしこのアルバムがうまくいって、また私が瞬間的な誘惑から抜け出せないのではないかと心配した」と付け加えた。
ヒョン・ジニョンは当時、パニック障害とうつ病を患っており、症状がとてもひどかったという。
続いて「妻が、私が間違った選択をするのではないかと多くの心配をした。私の精神的な部分が弱いから治療をしなければならないと思い、精神病院に強制入院させた」と説明した。

番組MCから「現在の状態はどうなのか」という質問に対し「かなりよくなった。その後、治療を受けて克服した」と答えた。

これに先立ち、ヒョン・ジニョンは去る2000年に妻である女優オ・ソウン(ハングル 오서운)と交際をスタートした。
その後、ヒョン・ジニョンは2004年に第4集発売と同時に記者会見を開き、公開治療を宣言した後、順天郷大学病院の精神病棟に入院した。

一方、ヒョン・ジニョンは過ぎた1990年、正規1集アルバム「New Dance 1」でデビュー後、SMエンターテインメント第1号スターという異名を持ち、当時最高の人気を博した。

以降、1992年に発表した正規2集「NewDance2」の公開曲が各音楽番組で連続チャートインするなどの大ヒットを記録。また、当時着用していた衣装、ビッグサイズのフードパーカーにビッグサイズジーンズというファッションが若者の間で爆発的な人気を博したこともある。

韓国歌謡界を牽引するほどの人気の中、薬物使用により拘束され、まるでジェットコースターのような落差のある人生を送ってきたヒョン・ジニョン。
その彼が、妻からの愛情である‘強制入院’により病気を克服した。今後もその経験を糧として、穏やかで楽しい人生を歩むことを切に願う。

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