• SUPER JUNIORの元メンバーのハンギョンが、活動当時を回想した。
  • 2009年にSM側との契約解除訴訟で勝訴し、それ以来中国本土で俳優として活躍しているハンギョン。
  • 俳優としてのキャリアは順風満帆、現在は経営手腕も発揮中。
SUPER JUNIORの元メンバーのハンギョンが、活動当時を回想した

SUPER JUNIORの元メンバーのハンギョンが、活動当時を回想した(画像出典:PhoenixTV)

人気アイドルグループSUPER JUNIOR(スーパージュニア)出身の中国俳優ハンギョン(韓庚)が、活動当時を回想した。

1月28日、Youtubeチャンネル『PhoenixTV』は、ハンギョンとのインタビュー映像を配信。ハンギョンは幼い頃、貧しかった家庭の事情に触れ、SMエンターテインメント(以下、SM)に入社するまでの経緯を語った。

オーディションに合格した彼は、その後、SMと13年間の契約を結ぶ事に。 同契約について彼は「契約書にサインしながら、(契約が)私にできる唯一の選択だと思った」とし「父親が“子供を売った”と嘆いた」と振り返る。

練習生期間を経て、SUPER JUNIORの一員として華やかなデビュー(2005)を果たしたハンギョン。しかし、収入は少なく「練習生の時に支援されていた生活費をデビュー後に会社に返済しなければならなかった」と、当時の苦しみを伝えた。

続けて「SUPER JUNIORのメンバーとして活動しながら、自分自身を失った」と語った上、「脱退(2009)は非常に良い選択であり、それによって中国で演技経歴を積むことができた」と付け加えた。

デビュー4年目の2009年にSM側との契約解除訴訟で勝訴し、それ以来中国本土で俳優として活躍しているハンギョン。SUPER JUNIOR時代から、中国で高い人気を誇っていた彼は、2009年にYUE HUAエンターテインメントと専属契約を結び、歌手 兼 俳優として大成功を収める。

中国で本格的な活動を開始した頃、時々バラエティー番組でのトークが発端になり、韓国とSMを非難、卑下したという議論が持ち上がったが、それは事実無根。彼が披露した“異国での苦労話”が、中国メディアにより刺激的な内容として報じられ、誤解を招いていたと見られる。

しかし、韓国国内で彼に対する世論は悪化の一路。ハンギョンの脱退後「中国人アイドルは、信頼できない」「成功したら裏切る」という認識が広まった。しかし、後にEXOの中国人メンバーによる脱退で韓国中が騒然となった時、SUPER JUNIORのメンバーヒチョルが「ハンギョンは(EXOの中国人メンバーと)違う。ハンギョンは本当に劣悪な環境で奮闘した」と擁護した事がある。

実際、SM側に提起した契約解除訴訟で勝訴したのはハンギョンのみ。前出の元EXOメンバー3人は勝訴していない(2人和解、1人は敗訴)。韓国司法も、ハンギョンの訴えに一理あると判断したのである。

ハンギョン自身も「身勝手な契約解除の代名詞になってしまい、少し苦い思いをした」と心境を吐露。しかし、SUPER JUNIOR時代へのかけがえのない思いは強く、結成10周年を記念して再結成を提案したとも報じられた(2016)。

その後もたまに、SMのスタッフに対する感謝を伝えてきたハンギョンは、SMを退職したスタッフをYUE HUAエンターテインメントに紹介するなど、再就職にも助力したという。

2019年に結婚し、2022年に長女が誕生した(画像出典:中国オンラインコミュニティー)

SUPER JUNIOR脱退後、俳優としてのキャリアは順風満帆。2013年に主演を務めた映画『致我们终将逝去的青春』は、約130億円の興行収入を記録し、ハリウッドのブロックバスター映画『トランスフォーマー4』にも出演を果たした。

現在は、経営手腕も認められ、YUE HUAエンターテインメントの経営にも参加しているという。2019年に中国系アメリカ人俳優のセリーナ・ジェイドと結婚。2022年には、長女が誕生した。

編集長コラム

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