- 現在のK-POP界で天下を取っているSEVENTEEN。
- 10月10日には韓国の音楽授賞式『2023 THE FACT MUSIC AWARDS (TMA)』にて、大賞を受賞した。
- カムバックを控える彼らは、11thミニアルバム『SEVENTEENTH HEAVEN』の先行予約注文数467万枚を突破し、初動記録の更新にも期待が高まっている。

『2023 THE FACT MUSIC AWARDS (TMA)』で大賞を受賞したSEVENTEEN(画像出典:SEVENTEEN 公式X ※旧Twitter)
今のK-POP界は、SEVENTEEN(セブンティーン)が天下を取る時代となっている。
10月10日、韓国の仁川南洞体育館で韓国の音楽授賞式『2023 THE FACT MUSIC AWARDS (TMA)』が開催され、SEVENTEENが最高賞である大賞を受賞した。
2018年より5年連続で大賞を獲得していた、BTS(防弾少年団)のバトンを受け継ぐこととなったSEVENTEEN。彼らは今回、”Artist Of The Year”部門でも賞を手にし、2冠を達成している。
名誉ある賞を初受賞したSEVENTEENは、ステージでファンへの感謝と喜びを語り、笑顔で受賞の所感を伝えた。
そんな大賞受賞の知らせと共に、現在韓国音楽界では彼らの11thミニアルバム『SEVENTEENTH HEAVEN』の先行予約注文数が話題となっている。
10月23日、SEVENTEENは新アルバム『SEVENTEENTH HEAVEN』をリリースし、カムバックする。
これに関連し、10月12日にアルバム流通会社のYG PLUSが発表した内容によると、SEVENTEENの新アルバムの国内外の先行予約注文数が、467万枚を突破したという。
この記録は過去に彼らが発売した歴代アルバムの中で、最多の予約注文数だ。
SEVENTEENは前作の10thミニアルバム『FML』でも予約注文数464万枚を記録し、キャリアハイを達成している。しかし、『SEVENTEENTH HEAVEN』では、それをさらに塗り替える数字を叩き出した。

歴代K-POPアーティストのアルバム初動ランキングで1位に名を連ねるStray Kids(画像出典:Stray Kids 公式X ※旧Twitter)
これらの報道に合わせ、ファンの間では初動売上の記録にも期待が集まっている。
10月11日現在、歴代K-POPアーティストのアルバム初動ランキングで1位に君臨しているのは、8人組ボーイズグループのStray Kids(ストレイキッズ)だ。
彼らは6月2日に3rdフルアルバム『★★★★★ (5-STAR)』をリリースし、初動販売量461万枚で見事1位の座を獲得した。
実は彼らの登場する前に1位に名を連ねていたのは、SEVENTEEN。
4月24日に発売した『FML』で初動455万枚を記録し、初動成績の歴代1位を獲得したものの、彼らはわずか数カ月で、トップの座をStray Kidsに譲ることとなったのだ。
しかし、SEVENTEENは今回のカムバックアルバムで、予約注文数が467万枚を記録している。そのため、この枚数が1週間で全て販売されれば、Stray Kidsの初動記録を上回り、1位を奪還する可能性も高い。
そんなSEVENTEENとStray Kidsの譲らない戦いは、韓国オンラインコミュニティーでも大きな注目を集めている。

K-POPで注目される”先行予約注文数”と”初動売上”の違いとは?(画像出典:MBCNEWS YouTube キャプチャー)
ここで一度、K-POPアーティストの成績を語る上で度々登場する、”先行予約注文数”と”初動売上”の違いを少し振り返っておこう。
アイドルのカムバック前に話題となる”先行予約注文数”は、商品を制作したり販売する前に注文を受けた量を意味する。
そのため、アルバムの流通や販売業者にて販売量を予測し、在庫を用意する上での参考に利用されることが多いという。
また、カムバック後に注目される”初動売上”は、発売から1週間の間に消費者が購入した販売量のこと。
このような違いから、初動売上と先行予約注文数には差が発生し、数字が大きく変動する可能性も考えられる。ゆえに先行予約注文数だけを見て、安心するのは尚早だ。
そんな先行予約注文数や初動売上は、最近のアイドル人気を測るための指標しても注目されている。
カムバック時期にはアーティストの成績に貢献するため、世界中のファンがアルバムの購入に力を入れる。しかし、過去には海外で購入された販売量が初動に反映されず、ファンから反感を買ったことも。
2022年5月30日にNCT DREAM (エヌシーティードリーム)が、リパッケージアルバム『Beatbox』を販売した際には、中国のファンクラブが共同購入したアルバム20万枚が、初動販売量に反映されていないという疑惑が浮上。
販売元は未反映分について「入庫される時期が明確ではないため、反映は難しい」と伝え、ファンからは痛烈な批判が殺到した。
もし、未反映分がしっかり加算されていれば、NCT DREAMが”初動100万枚”の大記録を達成していた可能性が高いことから、世間からはさらなる怒りの声が上がったのだ。
予約注文数が467万枚を記録し、初動売上にも期待が高まるSEVENTEENだが、果たして彼らは発売1週目でアルバムを無事に売り捌き、Stray Kidsが持つ初動記録を更新することができるのだろうか。
今後の彼らの活躍や初動成績に関心が高まっている。
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