【編集部コラム】SEVENTEENが本日(4月26日)、日本テレビ系情報番組『スッキリ』にVTR出演、初の英語シングル『Darl+ing』を披露した。これとともに日本のツイッタートレンドには”スッキリ”があがるなど話題を集めている。そんな彼らの初映画となる『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』が間もなく公開となる。

SEVENTEENが初の英語シングル『Darl+ing』を日本テレビ系情報番組『スッキリ』で初披露し、耳目を集めている。

VTRで登場したSEVENTEENは、ジョンハンが今日の朝食を発表したり、『スッキリ』生出演をした時の思い出をミンギュが打ち明けるなどして、視聴者を和ませた。

また、『Darl+ing』についてウジが「SEVENTEENの感性の結晶」と説明、34の国と地域で1位を獲得するに値する自信を見せている。

*ウォヌはスケジュールの都合で不参加

そんな彼らの初映画『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』が、いよいよ4月29日(金)に公開される。

『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』ポスター

SEVENTEEN 初映画『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』ポスター。(©2022 HYBE ALL RIGHTS RESERVED. MADE IN KOREA.)

本作は2D、ScreenXの他、世界初のマルチセンサーとライブの音楽とリズムに合わせて動き、振動する20以上のモーションエフェクトを搭載した4DX、そしてScreenXと4DXを組み合わせた4DXScreenなどでの公開も決定。

これにより、これまで以上にリアルな視聴体験が可能となり、コロナ禍でオフラインライブに参加できない日々が続いていたファンにとって、臨場感のある体験ができる作品になっている。

編集部は一足先に試写で観覧させてもらった。

オンライン・ライブストリーミングで開催された『POWER OF LOVE』については、すでにCARAT(カラット:SEVENTEENファン名称)は観覧済みであることを前提に、今回は映画のみに登場する彼らが発した言葉に、(ネタバレしないよう)スポットを当てたい。

『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』

『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』予告画面より。(©2022 HYBE ALL RIGHTS RESERVED. MADE IN KOREA. )

今回の『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』に登場する彼らは、全員が1人ずつ椅子に座り、思いを語っていた。

この時、彼らは1人だったからこそ素直に、正直な気持ちを吐露できたのではと勝手ながら推測する。

“歌手”という夢が、地続きにあると思えなかった幼少期、厳しいレッスンのその先に、デビューが待っているビジョンが描けなかった練習生時代。

それらを振り返り、包み隠さず心境を伝えるSEVENTEENの面々‥。

『POWER OF LOVE』のパフォーマンスが繰り広げられながら、その合間に彼らのコメントが組み込まれている。

「収録だからできたことがある」
「カメラをCARATだと思えた」
「映像でこそ見せられる“愛の形”を模索した」

目の前にファンのいない、オンラインで実施されるコンサート。この手法に寂しさを口にするアイドルグループが多くいる中で、彼らはむしろそれを前向きに捉えており、それがとても印象的だった。

『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』

『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』予告画面より。(©2022 HYBE ALL RIGHTS RESERVED. MADE IN KOREA. )

ウジのギタープレイも、肉眼ではあの手さばきを見ることができなかっただろうし、彼らの表情や汗、息遣いがリアルに伝わってくるようで、映画館がとても不思議な空間と化していた。

そしてSEVENTEENのメンバーは何度も「愛」という言葉を口にし、同じものを語っているのに全員が自身の持つ個性で表現しているのも“らしさ”が感じられた。

その中にはもちろん、メンバー間への「愛」も忘れてはいない。

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しかし、何よりも彼らがSEVENTEENでいること、SEVENTEENでいられることの“理由”がCARATなんだと、その答えだけは13人が同じ答えだ。

“CARAT”というキーワードを言っただけで照れる者、感極まる者‥いつだって彼らは、CARATの前ではカッコつけていたいんだ、そう語る姿はまるで高校生の初恋のようにも見えて。

『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』

『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』予告画面より。(©2022 HYBE ALL RIGHTS RESERVED. MADE IN KOREA. )

かつて”アーティストとファンは両思いであって、永遠の片思いだ”と綴った人がいた。

認めたくはない切ない言葉だが、まさに言い得て妙なのである。

でもSEVENTEENは、その埋めがたいファンとの距離を、会えない時間に確実に埋めていきたいと思っていたのだろうと、映像を観ながらそれがひしひしと感じられた。

まさにこの映画は、SEVENTEENからCARATへのラブレターなのだ。

一人でも多くのファンに、彼らの“愛のメッセージ”を受け取りに、劇場へ足を運んでほしいと思わずにはいられなかった。

『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』

キャスト:S.COUPS、JEONGHAN、JOSHUA、JUN、HOSHI、WONWOO、WOOZI、THE 8、MINGYU、DK、SEUNGKWAN、VERNON、DINO
監督:オ・ユンドン
配給:エイベックス・ピクチャーズ ©2022 HYBE ALL RIGHTS RESERVED. MADE IN KOREA.
公式サイト:svtpoweroflovethemovie.jp

SEVENTEEN初映画『SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE』予告編(動画出典:YouTube avex pictures)




SEVENTEEN (セブンティーン)

SEVENTEEN(セブンティーン / ハングル 세븐틴 / 愛称 セブチ)は、韓国の13人組男性アイドルグループ。

Pledisエンターテインメント所属。2015年5月26日にミニアルバム『17 CARAT』発売及びデビューショーケースで韓国デビュー。

ボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3チームで構成され、楽曲制作から振付に至るまでメンバー自らが担当している。

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