VIXXのメンバーラビが、韓国のバラエティー番組『1泊2日』に出演した際、”天安艦10回忌追悼帽子”を着用していたのだが、この帽子のロゴ部分がモザイク処理された状態で放送され、論議が巻き起こった。

VIXXのメンバー ラビ(RAVI)が、KBS2バラエティー番組『1泊2日 シーズン4』(以下、1泊2日)で着用していた帽子がモザイク処理され論議を呼んだ。これに対し制作陣側は、公式立場を明らかにした。

去る12日に放送された『1泊2日』で、ラビは”天安艦10回忌追悼帽子”を着用して登場。該当の帽子の前面には、天安艦の名称である”PCC-772″と”天安艦”が刺繍で刻まれており、側面には太極旗(韓国の国旗)が描かれている。

天安艦10回忌追悼帽子

天安艦10回忌追悼帽子(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:NAVER ショッピング)

これは天安艦被撃事件の生存者チョン・ジュニョンさんが、去る3月26日に事件発生10周忌を迎えて殉国した将兵たちの魂を称え、遺族を支援するために販売したものだ。帽子だけでなく、Tシャツやバッチなど様々な関連グッズを販売しており、販売金の一部は天安艦安保見学と軍当局に寄付されるという。

※天安艦被撃事件:2010年3月26日、韓国の白リョン島付近の海上で、海軍哨戒艦である”PCC-772 天安艦”が訓練中に北朝鮮海軍潜水艦の魚雷攻撃を受け、船体が半壊して沈没し海軍将兵40名が死亡、6名が行方不明となった事件で、今年10回忌を迎えた。

『1泊2日』側は、12日の放送でラビが着用していた”天安艦10回忌追悼帽子”にモザイク処理を施した。韓国の複数メディアによると、番組でブラー(ぼかし)やモザイクをするのは該当番組の内容展開または構成と関係のない間接広告商品などを露出させ、視聴の流れを著しく妨げると判断した場合に行われるという。

1泊2日に出演中のラビ

モザイク処理されたラビの帽子(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:1泊2日)

これに先立ち、ラビは5月にも違う色の”天安艦10回忌追悼帽子”を着用し話題になったことがある。しかし放送当時、ラビを含めた全出演者の帽子にモザイク処理はされていなかった。その後の放送でも、出演者の帽子のブランドが露出されていてもブラーやモザイク処理がされていなかった。

これをめぐり一部の視聴者は「突然モザイク処理した意図はなに?」「”天安艦10回忌追悼帽子”を一般のブランドと間違えることはないと思うけど・・」と疑問を提起。

13日、これと関連して『1泊2日』の制作陣は「特にブランド商標の露出に注意するようにとの内部方針があり、一括的にブラー作業を依頼した」とし「最終作業過程で、作業者がブランドロゴだと思い処理した」と釈明。

続いて「キム・ジョンミンの帽子も隠したし、ヨン・ジョンフンはテープでロゴの一部を隠しブラー処理をしなかった」とし、「今後小さな部分にももっと気を使って誤解の余地がないようにする」と明らかにした。