9人組ガールズグループのNiziU(ニジュー)が、所属事務所のJYPエンターテインメントのYouTube公式チャンネルでタイの旧正月を祝う動画を公開した。しかし、日本語を使わずタイ語と韓国語のメッセージに韓国ネットユーザーが反応。まさかの批判を浴びることとなってしまった。

現在、日本で飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループNiziU(ニジュー)。

4月7日、2ndシングル『Take a picture/Poppin’ Shakin’』をリリースし、日本のオリコンでは女性グループ史上初のデジタルシングル1位、2位独占を独占した。

タイの旧正月を祝福するメッセージを送ったNiziU

NiziUがタイの旧正月を祝福するメッセージを送った(画像出典:NiziU公式Twitter)

そんな彼女たちが今月12日、YouTube(ユーチューブ)チャンネル『JYP THAILAND OFFICIAL』で、動画をアップロード。タイの旧正月である”ソンクラーン”を祝福するメッセージを送っている。

しかし、この動画が韓国ネットユーザーの目に留まり、「NiziUは何がしたいの?」とちょっとした論争が巻き起こっている。というのも、タイ語で祝福の挨拶した後に話した言語が、韓国語だったからだ。

タイのWithUへメッセージを送ったNiziU(外部リンク)

彼女たちは”K-POPの雰囲気を持ったJ-POPアイドル”として選ばれた9人で、メンバーも全員日本人である。オーディション形式こそ、JYPエンターテインメント主導で韓国式が取り入れられたが、リリース楽曲も日本語曲だ。にもかかわらず、日本語を一切使わないことに違和感を覚えた韓国のネットユーザーは、NiziUの方向性に中途半端な印象を持った模様。

否定的な意見が、画面を埋めつくしてしまっている状況である。

以下、韓国ネットの反応

韓国のオンラインコミュニティーに登場したスレッドには、NiziUメンバーの韓国語挨拶に対し、疑問符を付けるとともに「K-POPが優れているから」といった優越感を示すユーザーも(コメント出典:theqoo)。

「何の真似? 笑えるwww日本人でしょう?」

「J-POPアイドルという肩書が恥ずかしいのか?」

「K-POP人気に便乗ですね」

「K-POPアイドルコスプレの意図が分からん」

「K-POPやってるから、名誉韓国人だね! めでたしめでたし」

「海外ではK-POPが圧倒的に存在感を持っているからね」

「映画”パラサイト”を思い出させるねwww」

NiziUの所属事務所、JYPエンターテインメントの企画に首を傾げる人も多い。

「日本のファンに配慮が欠けているよ」

「おいおい! 嫌韓ネトウヨに叩かれるぞー」

「タイ語でよかったじゃん! 炎上商法か?」

「JYP‥歴史の中で比類ない新マーケティング、斬新すぎるわwww」

「誕生の時から日韓両国から叩かれる運命‥なんか可哀想」

「奇怪としか言えない状況‥なぜ韓国語を言わせたのか? 何を企んでいるの?」

「仮に、タイで韓国語Ver.曲がヒットして、敢えて韓国語で挨拶したら納得だけど、これはなぜ?」

「アイデンティティーが曖昧なアイドルは将来がないよ! JYPさん」

一方、スレッドに溢れる意見に対し「ひねくれた優越感」「醜いナショナリズム」と批判する声も多数寄せられている。

「なんでもかんでも日本とライバル構図作って、結局K-POP優越感丸出しのバカが多いね」

「いまだにK-POPを韓国人の専有物と思うのか? その狭い発想だとK-POPに未来はない」

「グローバル時代に、挨拶一つで踊らされるなんて‥K-POPのレベルはファンにより作られる。今の低いレベルだと、K-POPの人気は長続きしないよ」

(翻訳・編集:Danmee編集部)



NiziU

JYPエンターテインメントとソニーミュージックによる共同グローバル・オーディション『Nizi Project(虹プロ)』から誕生した9人組ガールズグループ。

メンバーは、マコ、リオ、マヤ、リク、アヤカ、マユカ、リマ、ミイヒ、ニナ。

6月30日に、プレデビュー曲『Make you happy』を発表、12月2日に『Step and a step』で正式デビューした。

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