“TWICE(トゥワイス)の妹グループ”と言われているNiziU(ニジュー)。現在は、日本市場に足軸を置いて活動している彼女たちだが、プロデューサーのパク・ジニョン(J.Y. Park)が「NiziUを世界で活躍できるアイドルに育てる」と言及していただけに、海外進出への期待の声も高まっている。
日韓合同オーディションプロジェクト『Nizi Project(虹プロ)』から誕生した9人組ガールズグループNiziU(ニジュー)が、昨年12月のデビュー以降、破竹の勢いで大ブレイクしている。
11月25日にデビュー曲『Step and a step』のミュージックビデオが解禁されると、公開から24時間を前に1000万再生を記録。また、12月2日のデビュー翌日には3000万再生を突破。なお、今年1月29日現在、再生回数は7235万回を超えている状況だ。

日本市場で成功を収めたNiziUの海外進出が期待されている(画像出典:NiziU official Instagram)
7000万回という再生回数は、日本だけで達成するのはおそらく難しく、東南アジアや中国など日本以外の世界各国でもNiziUに関心を持つファンが相当数いることと推測される。
それだけでなく、『Step and a step』が公開された日にはJYPの株価が急騰。これは、過去にTWICEがデビューした後、JYPエンターテインメント(以下、JYP)の株価が上昇した状況(*)に似ており、NiziUはTWICEの後を継ぐ新たな成長の動力になると期待されている。
(*)JYPは2015年にTWICEがデビューした後、実績が急激に改善された。2017年初めまで4,000~5,000ウォン(約400円~500円)水準だった株価は、実績改善が可視化されると2018年10月に最高39,800ウォン(約3,900円)まで急騰した。
「TWICEがシンドロームを起こした当時と似ている」「NiziUからTWICEの香りがする」、韓国の各種メディアでそう言及されているNiziU。
昨年は、日本市場で成功を収めたことに続き、彼女たちの海外進出がいつになるのか期待の声も高まっており、常日頃から海外を意識しているJYP創設者、パク・ジニョン(J.Y.Park)が生み出したグループなら、前例であるTWICEの成功をもとにしながら、NiziUにおける海外でのプロジェクトも計画されていることは想像に難くない。
そこで、もしNiziUが海外進出した場合どの国で人気が出るのか、韓国のWikipediaともいわれる”namuwiki(ナムウィキ)”に掲載されている、TWICEの”*YouTube for Artists”を参考に調べてみた。
*YouTube for Artists‥YouTube(ユーチューブ)上でアーティストに様々なリソース(資料)をガイドするデータツール。どの都市にファンが多いのか、MVの視聴回数、ファンのアップロード数などで、アーティストは楽曲をリリースするタイミングや、次のコンサート会場などを分析。ファンを増す方法や収益の上げ方などを目的としているサイト。

TWICEが人気の土台を作り上げてきた国とは(画像出典:TWICE official Twitter)
YouTube for Artistsによると、TWICEは2015年のデビュー以降、本格的に海外での人気が出始めたのが2016年にリリースした『TT』からだ。特に、韓流・K-POPに根強い国として知られている台湾での検索数は1日平均326万回と多く、2017年にリリースした『KNOCK KNOCK』から日本でも1日平均40万回の検索数により徐々に名が広がり始めた。
2017年後半『LIKEY』からは、韓国、日本、台湾はもちろん、タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア、アメリカでも多くのファンを確保。このような国々では、TWICEが作り上げてきた土台があるため、”TWICEの妹グループ”であるNiziUの人気もすぐに高まり、知名度が即上昇するのではないだろうか。
ちなみに『LIKEY』の国別検索数(1日間最大値)を見てみると、
- 日本-144万回
- 韓国-100万回
- 台湾-49万回
- タイ-30万回
- フィリピン-30万回
- ベトナム-30万回
- アメリカ-24万回
- インドネシア-23万回
に上る。
注目すべき点はアメリカでの人気だ。アジア出身ガールズグループの”不毛の地”と思われたアメリカでの高まる関心が伺える数値と言わざるを得ない。
今後、新型コロナウイルスが収束を見せ、渡航が自由になった時、NiziUは海外でどのような羽ばたきを見せてくれるのか。メンバー全員が日本人のグループながらも、グローバルでヒットを生み続けるパク・ジニョンのノウハウによって、”新たなガールズグループ形態”として海外でも注目され、旋風を巻き起こすことは間違いないだろう。
NiziU
JYPエンターテインメントとソニーミュージックによる共同グローバル・オーディション『Nizi Project(虹プロ)』から誕生した9人組ガールズグループ。
メンバーは、マコ、リオ、マヤ、リク、アヤカ、マユカ、リマ、ミイヒ、ニナ。
6月30日に、プレデビュー曲『Make you happy』を発表、12月2日に『Step and a step』で正式デビューした。
編集部おすすめ記事
-
“日本デビュー決定” TWS「2025年春版 K-POP新人男性グループ人気決定戦」調査で1位に
-
キム・ジェジュン、ロックの本能全開!新EP「Beauty in Chaos」で大胆変身
-
MONSTA X、3年ぶり完全体で帰還!夏開催の10周年記念ライブ「CONNECT X」に期待高まる
-
aespa、8カ月ぶりの新作準備中!6月カムバックを公式発表
-
記録更新が止まらない!P1Harmony 8thミニアルバム「DUH!」で自己最高初動&チャート1位連発
-
CSチャンネルで“あの瞬間”が蘇る!25年6月 日本初放送のK-POP&俳優公演・番組まとめ
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
キム・ジェジュン、ロックの本能全開!新EP「Beauty in Chaos」で大胆変身
-
BTS ジン×シン・セギョン、切なくも静かな感情の波──無言の名演が胸を打つ
-
19時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ミンジョンら、KBSバラエティ「行く情来る情イ・ミンジョン」の制作発表会に出席!(PHOTO5枚)
-
CSチャンネルで“あの瞬間”が蘇る!25年6月 日本初放送のK-POP&俳優公演・番組まとめ
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョン・ジュンウォン「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO3枚)
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
izna「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO14枚)
-
【Netflix】視聴するなら今のうちに!6月早々に配信終了する韓国ドラマ4作
-
ナムグン・ミン、チュ・ヨンウ、そして“あの大作”も!6月本国放送・配信スタートの韓国ドラマ9選
-
【ABEMA新入荷】クラシックからグローバル旋風の話題作まで!韓国ドラマ「無料ラインナップ」5選
-
「料理ドラマは成功が難しい」ジンクスを乗り越えられるか‥新作韓ドラ「隠し味にはロマンス」
-
欲張りなあなたにおすすめ!来週(5月19日~) 日本のテレビで放送開始「ロマンス×時代劇」韓ドラ5選
-
パク・ソンフン、ハン・ジミンと恋の駆け引き!JTBC新ドラマでラブコメ共演
-
梅雨を吹き飛ばす胸キュン名作が勢ぞろい!6月CS放送開始 日本高評価「ロマンス」韓ドラ5選
-
aespa、8カ月ぶりの新作準備中!6月カムバックを公式発表
-
BOYNEXTDOOR、4thミニアルバムが初日70万枚突破!2作連続ミリオン目前の快進撃スタート
-
記録更新が止まらない!P1Harmony 8thミニアルバム「DUH!」で自己最高初動&チャート1位連発
-
Hearts2Hearts「2025 MUSINSA BEAUTY FESTA」イベントに出席!(PHOTO11枚)
-
MONSTA X、3年ぶり完全体で帰還!夏開催の10周年記念ライブ「CONNECT X」に期待高まる
-
ソン・ジヒョ、JTBC「ディープダイブコリア:ソン・ジヒョの海女冒険」の制作発表会に出席!(PHOTO13枚)
-
リュ・スヨン & MONSTA X キヒョンら、新バラエティ「リュ学生 オ・ナムソン」の制作発表会に出席!(PHOTO19枚)
-
スクリーンで出会う“あの名優”たち——6月日本公開の韓国映画ラインナップ6選
-
学園ものからラブコメまで!来週(5月19日~) BS・CS放送開始「ロマンス」韓国ドラマ4選
-
“日本デビュー決定” TWS「2025年春版 K-POP新人男性グループ人気決定戦」調査で1位に
-
俳優ユン・チャンヨン、日本初の単独ファンミーティング(5月30日-東京)開催確定!
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。