K-POPガールズグループはもちろん、ボーイズグループのプロデュースも手掛け、これまで多くのヒット曲を生み出してきたJYPエンターテインメントのパク・ジニョン。彼が制作した楽曲の中で著作権料1位となった楽曲は一体どのような曲なのだろうか?

TWICE(トゥワイス)、ITZY(イッジ)、miss A(ミスエイ)、Wonder Girls(ワンダーガールズ)など、全てのガールズグループが成功を収めていることから“ガールズグループの名家”と呼ばれているJYPエンターテインメント(以下:JYP)。

彼女たちの生みの親であり、JYPの総括プロデューサー兼アーティストのパク・ジニョンは、現在ソニーミュージックとの合作で2020年11月のデビューを目標にした日本人中心のガールズグループのランチング計画である“Nizi Project”を進めており、日本でも名前が知れ渡っている。

Nizi Projectで名前が知れ渡っているパク・ジニョン

Nizi Projectで名前が知れ渡っているパク・ジニョン(画像出典:パク・ジニョン Instagram)

特にファンの間では“餅ゴリ(お餅が好きなことと、ゴリラに似ていることが由来)”というニックネームで呼ばれて親しまれており、本人もその愛称を気に入っていることもよく知られた話で、プロデューサーという偉大な存在ながらも親近感を抱かせている。

さて、ここから本題だが、これまでパク・ジニョンは、上記で述べたガールズグループだけではなく、Rain(ピ)や2PM、GOT7、DAY6、Stray Kidsなど多くのボーイズグループもプロデュースしており、K-POPの歴史に大きな影響を与えてきた。

パク・ジニョンは、本人のアルバムの他にも、所属事務所の歌手たちの作詞・作曲も手掛けており、Wonder Girlsの『Nobody』、2PMの『Heartbeat』、TWICEの『Feel Special』などのヒット曲を制作してきた。

このように、多数のヒット曲を保有しているパク・ジニョンだが、6月12日に放送されたKBS Joy『20世紀ヒットソング』では、パク・ジニョンが手掛けた曲の中で、著作権料1位の功績を残した曲が公開された。

それは、Wonder Girlsでもなく、TWICEでもなく、ITZYでもない、『KBSロゴソング』だ。

Rainが歌った、KBSロゴソング

Rainが歌った、KBSロゴソング(画像出典:Youtube capture)

“ロゴソング”というと、日本人にとっては聞き慣れない言葉だが、広報を目的としたテーマソングのようなもので、この『KBSロゴソング』はRainが歌ったことで大きな愛を受け、「KBS~KBS~KBS~韓国放送♪」という10秒程度の歌だが、2003年から2009年まで放送されて、著作権料が1位になるほど成果を残した曲だと紹介された。

一度作れば、じっとしていてもお金が入ってくるものが“音楽著作権料”。

こう言ってはなんだが、韓国では著作権者本人の死亡後にも70年間、著作権が認められ、著作権料を受け取ることができるとされている。

韓国の音楽著作権協会は具体的な金額は明らかにしなかったが、パク・ジニョンの年間著作権料の収入は10億ウォン(約1億円)を越えると言われているほどだ。



現在も歌手活動とプロデュース活動を休むことなく、相変らずずば抜けた才能で韓流旋風を導いているパク・ジニョン。数多くのヒット曲を生み出し、粘り強く上昇の勢いに乗っている秘訣をぜひ知りたいものだ。


著作権料が1位!Rainが歌う『KBSロゴソング』(動画出典:msnnahoo)

TWICE

TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。

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