- 2023年2月にJTBCで放送予定のアイドルサバイバル番組『PEAK TIME』に注目が集まっている。
- 審査委員にSUPER JUNIORのキュヒョンなど、豪華出演陣が名を連ねる中、韓国メディア『スポーツ東亜』は音楽プロデューサーのライアン・S・ジューンの起用に疑問を投げかけている。
- 今回は物議を醸したライアン・S・ジューンの騒動を調べてみよう。
2023年2月にJTBCで放送予定のアイドルサバイバル番組、『PEAK TIME』に注目が集まっている。
オーディション番組は、これまでに数々の人気アイドルを輩出してきた。
K-POP第4世代として活躍するKep1er(ケプラー)やENHYPEN(エンハイフン)、さらに日本でも根強い人気を誇るTWICE(トゥワイス)もオーディション番組出身のアイドルだ。
今やK-POPアイドルの登竜門となっているサバイバル番組であるが、今回の『PEAK TIME』はオーディション初のチーム戦で行われ、練習生達はグローバルアイドルデビューを目指す。
さらに出演者はデビュー経験のあるアイドルであることから、レベルの高いパフォーマンスにも期待が寄せられている。
番組のMCを務めるのは俳優のイ・スンギだ。さらに審査委員にも豪華なメンバーが集結。
SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のキュヒョンとWINNER(ウィナー)のソン・ミンホ、少女時代(SNSD)のティファニー、HIGHLIGHT(ハイライト)のイ・ギグァン、INFINITE(インフィニット)のソンギュ、パク・ジェボム、シム・ジェウォン、ライアン・S・ジューンなど、これまでのK-POP界を牽引してきた歌手やプロデューサーが名を連ねた。
豪華出演陣の発表で、番組にさらなる関心が寄せられる中、韓国メディア『スポーツ東亜』は審査委員の1人であるライアン・S・ジューンに関する、ある記事を公開。
『スポーツ東亜』は彼の過去の騒動を取り上げ、審査委員としての番組起用に疑問の声を上げている。
ライアン・S・ジューンはK-POPのヒット曲メーカーと名高い音楽プロデューサーであり、IVE(アイヴ)の『ELEVEN』や『After LIKE』、NCT 127(エヌシーティーイリチル)の『英雄; Kick It』など、数々の話題曲を手がけてきた。
そんな彼は2021年9月、韓国オンラインコミュニティー上で女性アイドルを性的に卑下するような発言を投稿。
女性アイドルに曲を提供している音楽プロデューサーがセクハラ発言し、女性を侮辱したと物議を醸す結果となった。
批判的な声が高まると、ライアン・S・ジューンは自身のTwitterアカウントを通じて、謝罪文を投稿。さらに「私は該当する単語を本当に知りませんでした」「意図的にしたわけではありません。今後は言葉をさらに慎重に使うようにします」と釈明のコメントを残している。
ライアン・S・ジューンはアメリカ国籍であることから、実際に問題となった単語を知らなかった可能性も考えられる。
しかし、セクハラ発言に対する世間の声は厳しく、当時出演予定だったNAVER NOW『深夜アイドル』への出演がキャンセルとなり、審査員として参加したMBC『覆面歌王』の出演回も再編集が行われた。
このような議論の中心となった人物が、オーディション番組に参加することで、出演アイドルへの影響を心配する声も少なくない。
『PEAK TIME』に参加するアイドルは、人生の再起をかけ、覚悟を決めて番組に挑戦している。
そんな中、審査委員としてネガティブな議論を巻き起こした人物が抜擢されたことで、問題が再注目され、アイドルよりも過去の議論にスポットが当たってしまう可能性が懸念されているのだ。
そのことから、『スポーツ東亜』はライアン・S・ジューンの起用に対し、再検討を呼びかけている。
「ライアン・S・ジューンがアイドル番組の審査員として、欠格事由のない十分な人物であるのか、考えなければならない」「多数のヒット曲を作曲していても、苦手な韓国語でまたミスを犯すかもしれない。その際にも制作陣は編集と、韓国語が苦手という理由で彼を守るのだろうか」
ライアン・S・ジューンは所属事務所を通じ、番組参加に対して「素晴らしい番組に呼んでいただき、光栄でありがたいと感じています」「審査委員として放送に臨むからには、責任感のある姿をお見せします」と想いを語った。
彼の起用には様々な意見があるが、多くの人々がアイドルに不利益にならない番組構成を望んでいる。
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