韓国のオンラインコミュニティーに「現在物議を醸している新しいガールズグループのメンバーの名前」という投稿がされた。投稿された写真には、グループ名とメンバーの芸名が載っているのだが、そこにはあの人気ガールズグループを連想する名前が並んでいた。一体どんな名前だったのだろうか?

6月8日、韓国のオンラインコミュニティーに「現在物議を醸している新しいガールグループのメンバーの名前」という投稿がされた。

そこに載っていた写真をよく見ると、KPOPファンにはびっくりな情報が隠されていた。

新人ガールズグループ”少女世界”のメンバー、カイリン(左)とウィンディ(右)

新人ガールズグループ”少女世界”のメンバー、カイリン(左)とウィンディ(右)(画像出典:オンラインコミュニティー)

グループ名は、”Girl’s World(少女世界)”で、メンバーの名前は、”Kyrin”と”Windy”。これらの名前を見て、ピンと来た方もいるのではないだろうか。

韓国のオンラインコミュニティーに掲載された写真には、メンバーの女性2人の写真とプロモーション内容が記載されている。

その内容を日本語に直してみると、グループ名は”少女世界”、メンバーの名前は”カイリン”と”ウィンディ”だ。

この名前こそ、今彼女たちが注目を集めている理由なのだ。

まずはグループ名”少女世界”から見ていこう。この名前は、あの有名な”少女時代(SNSD)”がすぐに思い浮かぶ。

次はメンバーの名前。これは推測になるが、KPOPの人気ガールズグループであるaespa(エスパ)、そしてRedVelvetのメンバーの名前が由来となっていると考えられる。

ネットユーザーたちは、カイリンは”aespaのカリナ”と”Red Velvetのアイリーン”、ウィンディは”aespaのウィンター”と”RedVelvetのウェンディ”を合体させた名前だと推測している。

ここで名前が挙がった少女時代、aespa、Red Velvetは、SМエンターテインメント(以下、SM)が輩出したアイドルだ。

これらの情報から、ネット上では「”少女世界”は、SMのアイドルたちから名前をパクったグループなのか?」と物議を醸しているようだ。

そしてこの議論は、現役のアイドルグループと関連する内容のためか、海外のサイトでも取り上げられたようだが、韓国のオンラインコミュニティーでは、以下のような冷ややかな反応を見せている。

「やり方がちょっと・・これが*ノイズマーケティングというものなんだ」

*ノイズマーケティング:ネガティブな噂やマイナスの情報を流すことで、大衆の耳目を集めたり宣伝を行なうマーケティング戦略のこと。炎上商法とも言う。

「すべてSMから持ってくるとは、考えが浅はか」

「堂々とSMをコピーしている」

「彼らは彼らを宣伝するためにやっていると思う…皆さん注意して」

「そりゃ議論も起こるだろうし、マーケティングのやり方も度を越してる」

「彼女たちがデビューした時に、SMの曲のカバーをしたらかっこいいのでは?」

など、皮肉交じりのコメントもあった。

ただし、一方で、

「やり方は良くないけど、こんな風でも宣伝してるんだ。みんな関心を持ってあげよう」

「彼らがSMアーティストよりも有名になれば大丈夫だ。難しいかもしれないが..」

「メンバーたちには何の罪もない.. 会社でやらせたのにかわいそうだ」

「名前を真似したとしても、どのように活動するかがもっと重要なんじゃない?」

など、この状況を冷静な目で見ているコメントもある。

(構成:酒井知亜)




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