最近、iKON元メンバーのB.Iが本格活動を再開し、BOBBYがSNSで応援すると、一部のファンがこれに反応。また、MONSTA XのキヒョンとI.M、ウォノが旅行へ行ったことが知られ、これに対しても韓国ではあまり良い反応が得られていない。現役メンバーと元メンバーの交流が、韓国ではなぜこんなにも非難されるのだろうか。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
韓国では、アーティストや俳優の”事務所契約問題”がニュースとして取り上げられ、グループ内のメンバーが契約を終了させグループを去るということが、”通常運転”として知られている。

リーダーだったB.Iは、2019年6月に脱退した(右から2番目)。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
韓国アイドルが好きな者にとっては見慣れた光景だが、日本のエンターテインメントに馴染み育ってきた者にとって、このシステムはかなりの衝撃だった。
すっかり“沼”にハマった今、自分の推しグループのメンバーが誰か抜けても「仕方のないこと」と自分に言い聞かせるように‥慣れとは怖いものである。
そんな中、現役メンバーと元メンバーとのやりとりを見て、グループを超えた友情があるということに胸をなでおろしてみたり、思わず顔がほころんでしまうことはないだろうか。
最近、iKONの元メンバーであるB.Iが、6月1日に初のフルアルバムを発売することが明らかになった。このニュースを受けて、iKONのBOBBY(バビ)がSNSで「lets go」という短いコメントを残し、これにB.Iがハートマークで応えている。
(関連記事)iKON出身B.I、グループ 離脱後 2年の時を経てカムバック確定の知らせ
これを見た一部の韓国ネットユーザーは「わざわざ公の場ですることじゃない」「メールすればよくない?」などと、批判的な反応を見せた。

2019年、MONSTA Xウォノはグループを守るため自らグループを去った(左から3番目)。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
また、MONSTA XのキヒョンとI.Mが、元メンバーであるウォノと旅行していたと思われる動画が拡散され、ファンが複雑な心境を明かしている。
(関連記事)MONSTA X キヒョンとI.M、ウォノと旅行へ?韓国ネットは「デビュー6周年なのに」
さらに、BTOBのメンバー、チョン・イルフンが、常習的に大麻などの薬物を使用していたとして警察の捜査を受けていたことが明らかに。報道のタイミングでウングァン、ミニョク、チャンソプ、プニエルの4人がBTOBのユニットBTOB4U(ビートゥービーフォーユー)としてオンラインコンサートを開催。
コンサート終了後の記念撮影で、チャンソプとプニエルが指で数字の“7″を表現し、オンライン上では「イルフンを含んだBTOB7人の”完全体”を表現したのでは?」との憶測が広がり、議論へと発展した。

2020年大晦日に突然脱退を表明したBTOBイルフン(右から3番目)。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
この一連の行為を、日本を含む海外ファンは、比較的好意的に受け取っていた。
しかし、現地ファンはそうではなかった。「グループにダークなイメージを付けた裏切り者」として弾圧し、“グループを守るため”と言った免罪符を掲げて脱退要求まで起こした「“私たち(ファン)”の意見(忠告)を、なぜ無視するのか」「現地ファンを馬鹿にした行為だ」と、受け取る人が多いのだと言う。
いずれの3組とも、契約問題ではなく問題行為の疑いがあったためのチーム離脱であり、グループから決してクリーンな抜け方をしたわけではない。それだけに、自身の愛でるグループが、平穏無事であってほしいファンに取って、波風を立てるメンバーは“邪魔”な存在でしかないようだ。
それでも彼らは、一度は縁あって“運命共同体”になり、苦楽を共にしてきた仲間であることに変わりはなく、彼らがメンバーとして過ごしてきた日々を、ファンであっても否定することはできない。
そんな彼らを見守って来たファンもまた、ビジネスライクな関係ではなかったことに喜びを感じることも、理解できはしないだろうか。
とりわけ、韓国の芸能事務所とファンの距離感、関係性が日本のそれとは大きく異なっているだけに、“保護者的”な立場を取るファンの激しい物言いは、今後どこかのグループでも起こりえることなのだろう。
それを是とするか非とするかは、それぞれが感じるアーティストへの思いに委ねるのみなのである。
MONSTA X
MONSTA X(愛称 モンエク、モネク / ハングル 몬스타엑스)はSTARSHIPエンターテインメントに所属している6人組ボーイズグループ。2015年5月14日、ミニアルバム「TRESPASS」、タイトル曲「無断侵入(ハングル 무단침입)」でデビューを果たした。
MONSTA Xのファンダム名は「MONBEBE」、日本の公式ファンクラブ名は「MONBEBE JAPAN」。
2019年、メンバー ウォノの過去の出来事が暴露され、「これ以上グループとメンバーたちに被害を及ぼしたくない」と自らチームを脱退。
現在は6人で活動している。
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
Netflix 韓ドラ「模範家族」気になる’エリートヤクザ’専門俳優 パク・ヒスン
-
韓国視聴者「ウ曜日が無くなる寂しさ・・」8月18日に最終回を迎えるドラマ
-
BTS ジン「Moon」宇宙プレイリストに仲間入り!NASAの機転の利いた回答も話題
-
日本でも沼入り急増中! パク・ソジュンに魅了される理由「役者の役割とは」
-
女性版BTSの誕生?NewJeansはHYBEの’入隊リスク’ の新たな代案になるか
-
ヒョンビン 主演「共助2」で’1人愛の不時着’ 継続?コメディエンヌ力を発揮する女優
-
BTS Vのグラビアに韓国ファン「エグイ!チョンジャル」テヒョンからVへの転身
-
DKB 5thミニアルバム『Autumn』の トラックリストを公開!
-
BLACKPINK 米「2022 MTV VMAs」に出演‥K-POPガールズグループ初!
-
パク・ミニョン出演 新ドラマ「月水金火木土」ティーザーポスター公開
-
ONEUS 9月5日に8thミニアルバム「MALUS」発売!4カ月ぶりの新譜
-
コン・ユが出演を断った韓ドラとは?「シグナル」で有名なスター作家の最新作
-
カン・ハヌル 主演作が「スノードロップ」の二の舞に?話題になり過ぎた’仏教論争’
-
TXTが表紙に初登場!「ハーパーズ バザー」10月号特別版8月20日発売
-
「ウ・ヨンウと激突」女性弁護士の闘いで惜敗・・不運のシンデレラとなった韓国女優
-
BTS ジミン「キャリーバッグは自分で」韓国ネットで横行する’監視’とは
-
ソン・ヘギョのティアラはダイソー製品? 高価そうなジュエリーの正体
-
パク・ボゴム ならぬ’パプ’ボゴム?サプライズ配信で言及した食事量にファン驚愕
-
IZ*ONE出身 本田仁美「また会おう」キム・ミンジュと再会した近況公開
-
少女時代のカムバックに水を差した盗用問題・・韓国ネット「SMにも非がある」
-
(G)I-DLE 初となるワールドツアーの日本公演が生配信決定!
-
ネットカフェ全員同じ画面で’血ケッティング’中? これがIUの凄まじい影響力
-
イ・ジョンソク出演「ビッグマウス」視聴率10%突破!同時間帯ドラマ1位に
-
BTS タトゥーにSEVENTEEN 指輪‥グループの絆を形にした韓国アイドル5組
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
INI ‘Password’ MV
-
Xdinary Heroes ‘Strawberry Cake’ MV
-
WEi ‘Maldives’ MV (日本語)
-
CHEEZE(Feat.10CM) ‘To the blank’ Official Live Clip
-
イ・ヒョリ(Feat. Lee Sangsoon) ‘Happy me from today’ MV
-
PENTAGON キノ スペシャルシングル ‘POSE’ MV
-
TRI.BE ‘KISS’ MV
-
ENHYPEN ‘Future Perfect (Pass the MIC)’ Dance Practice
-
Xdinary Heroes ‘KNOCK DOWN’ Band Practice Video
-
PURPLE KISS ‘Nerdy’ Dance Practice
-
カン・ダニエル ‘Parade’ Dance Practice
-
ATEEZ ‘Guerrilla’ Dance Practice (MOVING ver.)