現在政治で日韓の関係が冷え込んでいる一方で、両国の関係が改善される手段として、K-POPアーティストたちに対する期待が寄せられている。
K-POPをはじめとする「韓流コンテンツ」が、日韓両国が深刻な状況に置かれている危機感の中での解決法として注目されている。
実際K-POPアイドルグループをはじめとする韓流コンテンツは、今まで日韓両国の隙間を埋める役割をしてきており、2000年代初期のドラマ「冬のソナタ」で吹き始めた韓流旋風は、日本国民に韓国に対する肯定的な認識を与えた。

「冬のソナタ」で韓流旋風が始まった..(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:冬のソナタ)
ドラマのロケ地ツアー、韓流スターのファンミーティング、K-POPアイドルのコンサート観覧などと関連し、韓国を訪れる日本人観光客も増えたことも事実だ。
今回、日本の経済制裁措置を契機に韓国では日本の製品および、現地を訪問する観光にまで不買運動が起きている。
そのような状況下で、K-POPアイドルの日本人メンバーに対する脱退要求まで出てきたことに、韓国では問題視されている。
日本人メンバーの脱退要求の対象の中の一つであったTWICE(トゥワイス)は、今月日本でリリースしたシングル4集・5集の音源を公開した際、日本のLINEミュージック チャートで1位・2位を席巻。
また今月5日に放送された、テレビ朝日「ミュージック ステーション」に出演したTWICEは、ファンから大きな声援を受けて、彼女たちの人気を改めて証明させた。

TWICEの人気はとどまることを知らない!!(画像出典:TWICE official Twitter)
韓国のある大衆文化評論家は、日本に対する感情が悪化し、K-POPアイドルグループの日本人メンバーの脱退要求が出てきた状況に関連して「K-POPアイドルグループは民間の外交使節(がいこうしせつ = 国の代表者)として役割を果たしてきた」とし「文化は政治とは違った社会的な影響力があるだけに、切り離して考えなければならない」と伝えた。
またこの評論家は「日本人という理由でアイドルグループのメンバーから脱退させろと要求をするのではなく、冷静な判断と理性的な対処が必要だ」とし「日韓両国の国民の情緒を害することで傷が深く残るだけで、それだけ損失が大きくなるだろう」と説明した。
専門家だけじゃない。日本人メンバー脱退させろというごく一部の心のないコメントを警戒する韓国の一般市民は「あたかも韓国人全体の世論のように日本人の目に映るのでは?」「国の恥だよ.. 日韓の民間交流のために頑張ってきた存在をもっと大事にしないと」と、多大な懸念を示しているとともに日本人メンバーに激励やエールを送っている。
一方、TWICEだけではなく多くのアイドルグループにとって日本は主な活動舞台となっている。
今月6日と7日、ボーイズグループBTS(防弾少年団 / 愛称 バンタン)が、スタジアムツアー「LOVE YOURSELF SPEAK YOURSELF」の一環で、大阪・ヤンマースタジアム長居で開催した公演も、その糸口となっている。

TV放送出演で話題を呼んだBTS!!(画像出典:BTS JAPAN official Twitter)
特に6日に放送された、日本テレビ「THE MUSIC DAY」にBTSが出演した際、放送終了後に視聴者たちは
「あの黄色の服を着た美しいメンバーは誰?」
「BTS、初めて見たけど皆がハマる理由が分かった」
「今からバンタンを好きになっても遅くないですか?」
「さすが世界で活躍するグループは一味違った!」
「韓国アイドルに対して先入観を持っていた自分が情けない..」
などの反応を示し、新たなファン層も取り入れてセンセーションを巻き起こした。
今や、日韓両国の若者たちにとって、夢と理想になっているというK-POP。
韓流を基盤とした文化交流が、両国の共感を導いて緊張的な関係を緩和できる手段となり、一日も早く日韓関係が改善されることを願うばかりだ..
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TWICE
TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。
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