‘ク・ハラ法’誕生なるかーー。KARA出身の故ク・ハラさんの実兄が請願していた案件が、審査を受けることになった。

‘ク・ハラ法’立法請願が1カ月で10万人を突破し、所管常任委員会に付託され審査を受ける。

母と兄の争いをどんな思いで‥

母と兄の争いを、天国でどんな思いで見ているのか‥(画像出典:ク・ハラ Instagram)

先月18日に国会オンライン請願サイト‘国民同意請願(立法請願)’ホームページで提起された、‘直系尊属または直系卑属に対し、扶養義務を怠った場合も相続欠格事由に追加し、寄与分認定要件を緩和する民法改正’に関する‘ク・ハラ法’請願は、今月3日、同意数10万人を突破した。

これにより請願が成立したものと見て、所管常任委員会である国会企画財政委員会に付託され、正式に審査される予定だ。

ク・ハラさんが生前、恋しくて会いたかった実母は、死後になってようやく姿を見せた。かと思えば、法廷代人を選定し、“相続順位に倣い直系尊属が50%を受けなければならない”と主張。

‘ク・ハラ法’立法請願が10万人を突破したのには、ク・ハラさん(ハングル 구하라)の実兄であるク・ホイン氏の継続的な訴えが、大衆の心を動かしたものと思われる。

ク・ホイン氏は、最近オンラインコミュニティーで直接メッセージを掲載。「私たち兄妹を捨てた実母が、妹の遺産を狙っている」と明かした。

続けて「成人になっても母親を恨む一方で、恋しくもあった」とし「事実、妹が極端な試みをしたことが数回あった。すべて知られてはいないが、そのたびに私は仕事を投げ捨て、ソウルに来て妹を助けていた」と記している。

「もし母親の愛情を受けて育ったら、こんなことは起こらなかっただろうか。妹と別れてからそんな考えが巡って、夜も眠れなかった。噂をたよりに実母を見つけた。実母に会えば、心の傷が少しでも癒えると思ったからだ。でも、空虚は満たされるどころかさらに空しくなった」という。

「親権を放棄しても相続権は別物。自分の娘の葬儀場で、芸能人と一緒に写真を撮ろうとする人が、残念ながら私たちの実母なのだ」と続け「妹の不動産の残金を支払う中で、実母は弁護士の名刺を送りつけ、すべてのことを弁護士に委任したからそちらに連絡するようにと言い、残金を支払う弁護士2人と私に一度は5:5で受け取り、後でまとめしようとした」と述べた。

ク・ホイン氏は、「私は法律はよく分からないが、法律は間違っていると思った。私達を最後に、このようなことが二度と起こらないよう、心から請願する」と伝えた。

ク・ホイン氏は、法案が成立して、それがたとえ自身に適用されなくてもよいのだという。ただ、この悲劇が繰り返されないことだけを、妹が安心して眠りにつけることだけを純粋に願っている。なぜこの叫びが、当事者の心には響かないのだろうか‥。

こんな悲しい物語は、フィクションだけで十分だ。
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