YouTube(ユーチューブ)チャンネル『近所の友達カンナミ』にゲスト出演したキム・ジェジュン(出典画像：YouTube『近所の友達カンナミ』映像キャプチャー)

キム・ジェジュン(以下、ジェジュン)がカンナムのYouTube(ユーチューブ)チャンネル『近所の友達カンナミ』にゲスト出演した。

番組内では、姉が彼のために自身の誕生日を毎年スルーしてきた驚きのエピソードが明かされ、韓国のネット上で話題に。

「感動的！」や「だからジェジュンも心が温かいのか」という声が上がり、同逸話をきかっけに、彼の生い立ちや家族との関係性が熱い視線を浴びている。

孝行息子として有名なジェジュンだが、その裏にはどうやら両親や姉からの惜しみない愛があったようだ。

7月15日、『近所の友達カンナミ』に出演したジェジュン。話が、東方神起(TVXQ)時代の活躍や苦労から家族の話題になると、8人いるなかの最年少の姉とのエピソードを話はじめた。

それによると、なんと一番下の姉は養子縁組されたジェジュンに配慮して、毎年誕生日パーティーをしていなかったのだとか。

なぜなら、生まれた日が10カ月差なかったから。同じ学校の同学年であったため、血の繋がりがないことを周囲に知られないようにする思いやりだったのだ。

彼がこの事実を知ったのは20歳(韓国年齢)の時。十数年以上本人が気づかないように隠し続けていたという。

姉の誕生日に関するエピソードを語ったジェジュン(出典画像：YouTube『近所の友達カンナミ』映像キャプチャー)

番組では姉に対し申し訳なさそうな表情をみせる彼の姿が捉えられ、このエピソードに多くの人が感動。韓国のネット上には、「ジェジュンの人柄のよさは、たくさんの愛を受け取ったからだったのか」というコメントが寄せられた。

本人もそんな家族の愛に非常に感謝している様子で、番組内では姉たちの子どもへのお小遣いに関する話や、結婚した甥に今後子どもが生まれたらおじいちゃんになるなど、良好な関係を続けている様子が垣間見えた。

また彼は大切に育ててくれた両親に対し、「絶対に恩返ししなければ」との思いを持っていると話し、会うたびに500万ウォン(約50万円)を渡していることを明かした。

彼の親孝行は今に始まったことではなく、2021年には、約60億ウォン(約6億円)にも及ぶと言われている地下1階地上3階建て、150坪規模の自らデザインした大豪邸を贈ったことが。

40年ほど子どものために苦労してきた両親のために家をプレゼントしたかったそうで、サウナルームをはじめ、年を重ねた父と母の膝のことを心配してエレベーターまで設置、家具や家電も全て準備したという。また地下駐車場には、父のために購入したという高級車が停まっている。

車を買い換えることと、家をプレゼントするのが目標だったというジェジュン。東方神起からの脱退など紆余曲折を経てもなお頑張り続けてきたのは、なんとしても恩返ししたいという気持ちが彼を支えたのかもしれない。

ジェジュンが両親にプレゼントした家(出典画像：KBS2『新商品発売～コンビニレストラン』映像キャプチャー)

そして現在は、アーティストとしてはもちろん役者としても引き続き活動し、自身のYoutubeチャンネルまで持っている。

また2023年には芸能事務所iNKODEを立ち上げCSOに。今月はその日本支社となるiNKODE JAPANが設立される予定だ。

少し休んでもよいのでは？と思うほど忙しい毎日を送っているようだが、iNKODE JAPANではなんと、K-POPアーティストの労働・契約問題など様々な問題と向き合っていくそうで、本人の日本での活動はもちろん、新人アーティストのマネジメントやプロモーションも行うのだとか。

昨年頃から本格的に芸能人生第2幕をスタートした印象が強いが、家族への恩返しという夢を叶えたのがきっかけとなったのだろうか。

ジェジュンが次に見据えているものとは？日本でのK-POP人気をけん引し、自身の大きな目標まで達成した彼だけに今後の活動が注目される。

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