韓国著名人たちが行っている寄付をはじめとした善行には多くの称賛が寄せられている。心温まる文化が定着する韓国だが、称賛よりも手厳しい意見を受けることも多くあるという。

SUPER JUNIOR(スーパージュニア / 愛称 スジュ)のキム・ヒチョル(ハングル 김희철)が’寄付文化’の在り方について自身の考えを明かした。

寄付文化について言及したヒチョル

寄付文化について言及したキム・ヒチョル(画像出典:JTBC’77億の愛’キャプチャー画像)

去る30日、JTBC’77億の愛(77억의 사랑)’で、’新型コロナウイルスに対する芸能人寄付をめぐる議論’について多くの国の出演者らによる議論が展開された。

ある国では、芸能人の寄付自体が記事にならないだけでなく、寄付を明らかにする雰囲気ではないため、韓国の寄付文化に対して驚き、’不思議だ’という反応を見せた。

特にイタリアでは、芸能人や個人が寄付する際、寄付を行ったことは明らかにするが金額については明かさないとし、金額まで公開される文化的違いについて言及した。

自身の経験を語るヒチョル

悪質コメントを受けた自身の体験を語るキム・ヒチョル(画像出典:JTBC’77億の愛’キャプチャー画像)

これを聞いたキム・ヒチョルは、江原道(カンウォンド)の山火事当時に匿名で寄付をしたが、’ある理由’から寄付の事実を公開せざるを得なかった事情を打ち明けた。

その理由というのが「悪質な書き込みを多く受け、止むを得ず寄付の事実を明らかにした」というものだ。

キム・ヒチョルは「昨年、江原道の山火事が起きた際に寄付をした。称賛アレルギーが酷くて公開しなかったが、所属事務所から電話がかかってきた」と語った。
続いて「’他の芸能人は寄付しているのにキム・ヒチョルはしていない’という悪質なコメントが多く書き込まれた。結局、私が一番先に寄付をしたという事実を所属事務所から公開した」と打ち明けた。

また、「寄付がある瞬間から顔色を伺うゲームになった。少し遅れるとすぐターゲットにされ、狩られる。それで寄付をすれば’今になってやるのか’と非難し続ける。寄付金額バトルみたいだ」と厳しく批判した。

キム・ヒチョルは昨年4月、江原道の山火事被害の被災者たちを助けるために3000万ウォンを寄付している。

苦言を呈したヒチョル

寄付を強要する風潮に苦言を呈したキム・ヒチョル(画像出典:JTBC’77億の愛’キャプチャー画像)

寄付を行わない、非公開で行う、行動が遅い..などで悪質コメントが書き込まれるというネットユーザー(ネチズン)の’寄付強要文化’に、番組を通して苦言を呈したキム・ヒチョル。
本来、寄付やボランティアなどの善行というのは他人から強要されるものでもなく、その人の想いから発せられるものだ。ましてや寄付金額を争う競争の場でもない。

このような悪質コメントにより、心温まる’寄付文化’が消えないことを願うばかりだ。


‘寄付文化’の在り方について話したヒチョル(動画出典:JTBC Entertainment)

[su_spacer size=”30″]


ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs