2022年 KBS年末歌謡祭（画像出典：KBS）

韓国の公営放送局であるKBS(韓国放送公社)が、年末の歌謡祭を日本で開催する計画を立てているという。

スポータルコリア(sportalkorea.com)など、複数の韓国メディアは本日(6月19日)「KBSが、年末の歌謡祭であるKBS歌謡大祝典を埼玉県のベルーナドームで開催する」と報道。

このニュースは、瞬く間に韓国ネットに広まり、SNSやオンラインコミュニティーを中心に憤りの声が寄せられている。

韓国の主要オンラインコミュニティーには「あり得ない」「信じられない」などの声が上がり、戸惑いを隠せない様子。

というのも、冒頭で説明したように、KBSは韓国の公営放送局であり、韓国を代表するテレビ局であるためだ。1984年までは、政府傘下の文化広報部所属の国営中央放送局だったため、未だに多くの人が国営放送と勘違いしている。

現在も株の100%を韓国政府が所有しているため、国営放送に見劣りしない地位を持っていると言っても過言ではない。

それ故、韓国国内では、公営性や共益性、ひいては“韓国らしさ”を強く求められる局なのである。強いて例えるのなら、日本におけるNHKのようなもの。

KBS（画像出典：NAVER）

そんなKBSが、長い伝統を持つ年末歌謡祭を日本で開催するというのだ。

以下、ネットの声を一部抜粋。

「正気か？」

「誤報だよね？」

「マインドがケーブルテレビレベルになった。嘆かわしい」

近年、韓国のユン政権(ユン・ソンニョル大統領)が、日本との外交重視路線を強く貫いており、その反発も懸念される。

「日本の属国を自称している政権への忖度か？」

「*日本語歌詞は放送禁止を食らわせてるくせに･･」

*2018年にKBSはIZ*ONEの楽曲『好きになっちゃうだろう』に対し、日本語歌詞という理由で放送不適格判定をしている。

「*受信料を返せ！」

*KBSは財源の約40%を国民からの受信料で賄っている。

現在日本でも話題となっており、ツイッターでは「KBS歌謡祭」がトレンドになっている。

今後、韓国国民からの反発がさらに強まると見られており、日本での開催難航が予想される。

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