Wanna One(ワナワン)出身の歌手カン・ダニエル(강다니엘 22歳)が提起した「専属契約効力停止仮処分申請」にLMエンターテインメントが真っ向から反論し論議が繰り広げられている。
アイドルグループWanna One(ワナワン)出身の歌手カン・ダニエル(강다니엘 22歳)の契約訴訟が本格化し、今後裁判でも激しい攻防が予想されている。

事務所との契約論争に巻き込まれているカン・ダニエル(写真提供:スポーツ韓国)
カン・ダニエルは2018年12月31日、Mnetサバイバルオーディション『プロデュース101~シーズン2~』を通じて結成されたプロジェクトアイドルグループWanna Oneの活動を終えてソロ活動に出た。
Wanna Oneで驚異的な人気を得ていたため、カン・ダニエルの今後歩みに業界とファンたちの関心が寄せられたが、カン・ダニエルの「花道」は簡単ではなかった。

Wanna Oneのメンバーとして活動していたカン・ダニエル(前方の赤い髪のメンバーがカン・ダニエル)(出典:Twitter)
カン・ダニエルは、Wanna One時代を共にしたユン・ジソンと1月31日、所属事務所MMOエンターテインメントとの契約が満了し、新しい所属事務所であるLMエンターテインメントとタッグを組み新しい出発の予告をした。

カン・ダニエルと共にWanna Oneのメンバーとして活躍していたユン・ジソン(出典:Instagram)
カン・ダニエルは直ぐに個人SNSアカウントを開設し、1日で約100万人のフォロワー数を記録した。
また、1月21日にライブ放送を通じて4月にソロデビューをすることを予告し期待感を高めさせた。
だが、カン・ダニエルは契約締結の便りが知らされて1ヶ月でLMエンターテインメントに向けた内容証明を送ったという便りが伝えられた。
LMエンターテインメント側は「専属契約に対する内容証明でない。カン・ダニエルと積極的に疎通し円満な合意ができるように最善を尽くす」と立場を明らかにしたが、カン・ダニエルがファンカフェを通じて「所属事務所に自身名義のSNSアカウントを譲渡することを繰り返しお願いし待ち望んでいたが、所属事務所はSNSアカウントの譲渡を断った」と明らかにし、新しいSNSアカウントを再び開設した。
結局カン・ダニエルは、法律代理人を務める法務法人ユルチョンを通じてLMエンターテインメントを相手にソウル中央地方法院に「専属契約効力停止仮処分申込書」を提出し、LMエンターテインメントとの論議を表面化させた。
法務法人ユルチョン側は公式の立場で「LMエンターテインメントが、カン・ダニエルの事前同意無しでカン・ダニエルに対する専属契約上の各種権利を第3者に有償で譲渡する共同事業契約を締結し、専属契約を正面から違反したため仮処分申請をすることになった」と主張した。
カン・ダニエルはこれに対して「状況が法的論争まで行くことになってしまい非常に残念で、自身を大切にしてくださっているファンたちに大変申し訳ない。今回の事態が一日も早く終えられることを望んでいる」と心境を伝えた。
以後LMエンターテインメントは26日、法務法人ジピョンを通じてカン・ダニエルの主張に反論した。
LMエンターテインメント側の法務法人ジピョンは「カン・ダニエル側が専属契約期間が開始される前に代理人を通じて通知書を送り、契約が不合理だと契約変更を要求し、無断で第3者に権利を譲渡したと主張しているが、カン・ダニエルとの契約はカン・ダニエルの芸能活動を最高の環境で支援するために、既存の所属事務所であった株式会社MMOエンターテインメントから実質的に投資を受けるための契約であるだけで、LMエンターテインメントは誰にも専属契約上の権利を譲渡したことがない」と強調した。
また「レコード企画、ファンミーティングやコンサートなどの公演契約、MD事業、各種交渉業務などのマネジメントの権利をそのまま保有し、誰の関与も受けずに独自に行使している。カン・ダニエルの仮処分申請に法的対応に臨むほかはない」とし「カン・ダニエルとの信頼回復、円満な合意を導き出し、早急な芸能活動を行うために今後も努力を続けていく」と付け加えた。
カン・ダニエルとLMエンターテインメントが「専属契約上の各種権利を第3者に有償で譲渡した」という争点に対してどのような結論を導き出すのか注目されている。
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