美意識の高いJYP創設者のパク・ジニョン(J.Y.Park)が、オーガニック化粧品を開発する新規事業を立ち上げると宣言した。しかしこれに対して消費者は、素直な反応を見せず消極的だ。その理由は、数年前の彼のある行動にあった。

歌手兼プロデューサーのパク・ジニョン(J.Y.Park)が、オーガニック化粧品の開発に乗り出す。

PD、アーティストの肩書に美容家の肩書が付く?

パク・ジニョンにPD、アーティストに加えて美容家の肩書が付く?(画像出典:JY Park 公式Twitter)

去る22日、オーガニックビューティーブランドのシオリス(SIORIS)のYoutubeチャネルには「パク・ジニョンが選んだ旬のオーガニック化粧品 シオリス」と題した動画がアップされた。

シオリスは「パク・ジニョンは、シオリスの投資者として、製品開発に参加すると共に、国内外のマーケティングを積極的に行う予定です」と説明している。

公開された動画でパク・ジニョンは、緑茶畑の真ん中に立ち「JYPを代表して、大事な知らせをお伝えします。いよいよJYPが新しい事業をスタートさせます」と切り出し「オーガニック成分で、皆さんの肌をお任せいただきます」と、製品への自信と意気込みを語っている。

普段からオーガニック食材を自社の社員に提供するほど、大きな関心を持っており、”美”への関心も高いため、一見筋が通った新事業のように見えるが、韓国ネットでは何故か、色眼鏡で見る人が多いようだ。

ネットの反応を見ると「宗教の臭いがする」「あの宗教、農場持ってたよね? 緑茶畑も持ってるかも‥ちょっと怪しい」と、コメントには”宗教”というワードが目立つ。

パク・ジニョンの新事業が色眼鏡で見られるのは、ある過去が大きく絡んでいる。その過去とは、”救援派”というカルト宗教団体の信者ではないかと、韓国メディアが疑問を提起した2018年に遡る。

“救援派”とは、7年前に韓国全土に衝撃を与えた”セウォル号沈没事故”に何らかの関係を持っているとされる宗教団体だ。

同団体は、宗教関連事業の他に、教会の資金や信者たちの献金で海運事業や*マルチビジネスを展開していた。

*マルチビジネス:連鎖販売取引。通称”ネズミ講”

実は2018年、パク・ジニョンはある宗教の集いに参加しており、その姿がメディアのカメラに捉えられてしまう。他にもマルチビジネスをはじめ、”救援派”の核心事業を率いたとされる人物と談笑を交わす姿も撮られており、大衆の疑心はますます膨らんでしまう。

この件に対して、パク・ジニョンは「聖書を勉強する集まりだ。”救援派”とは関係ない。どの宗教とも繋がりを持っていない」と否定したものの、いまだに彼の疑惑は晴れていないようだ。

特にここ数年、コスメ関連のマルチビジネスが盛んに行われているため、”救援派”の新事業を結び付けようとする大衆から、疑いの目が向けられているのだ。

一方、2017年に創業したシオリスは「新鮮さが一番優れた効能」というスローガンを掲げており、有機栽培原料を使用したラインアップで、韓国消費者に高い評価を得ている。








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