- 10月29日夜、韓国で痛ましい出来事が起きた。約3年振りに賑わいを見せた梨泰院の“ハロウィーン”前日。
- 楽しい一夜になるはずが、狭い路地に身動きの取れないほどの人々が集い、群衆雪崩事故が発生。
- 未来ある若者たちの命が奪われてしまった。
10月29日夜、梨泰院で惨劇が発生した。
久しぶりに制限なく、ハロウィーンを楽しもうと集った人々。しかし瞬時にして、その楽しい時間が悲劇に。
まだまだ原因となる情報が錯そうする中、韓国のユン・ソギョル大統領は30日午前に緊急談話し、11月5日午前0時までを国家哀悼期間と発表した。
すると、エンターテインメント業界が次々と中止を告知。
SМエンターテインメントは『SM TOWN WONDERLAND 2022』の中止を緊急で案内したほか、30日午後7時より、4万人規模で開催予定だった『釜山ONE ASIA FESTIVAL』も中止を決める。
また、韓国の音楽番組やドラマ、バラエティー番組も休止を発表、リリースを予定していたアーティストたちも延期を伝え、日本は名古屋でコンサートをする予定だったジェジュンも、開演直前に中止を自身の口でファンに伝えた。
さらに、来日を予定していた韓国俳優やアーティストも、日を改めると発表し始めている。
しかし韓国の一部では、クラシックコンサートやミュージカルは通常通り行うところもあると言われており、その矛盾を指摘するものも。
ようやくコロナ禍から、エンターテインメントが活性化した矢先ということもあり、どこまでこの“自粛”の空気を維持しなければならないのかと、この事態を理解しながらも、頭を悩ませている声が寄せられた。
また、このようなイシューの的になりやすいK-POP業界に対する、同情の声を上げるネットユーザーも。
彼・彼女たちは、“死活問題”というワードを用いて、自粛を余儀なくされるK-POPアイドルを慰めている。
以下は、その声。
「(自粛を)理解できなくもないが、アイドルやタレントにとっては、生計がかかっている事案」
「こんなイシューが浮上すると、あたかも義務のように自粛を発表するアイドルたち‥」
「社会がアイドルに対して、“空気を読んで”と勧告しているよう」
「いつも1番目に、競い合うように自粛を発表するアイドルたち‥少しでも遅れたら叩かれちゃうし」
「いつまで大衆の顔色を伺わなければならないの?」
「アイドルのコンサートやファンミーティングが、“趣味活動”レベルに見られているという事だよね」
「悲しい状況というのは承知済み‥しかし、アイドルに課せられるものが大きすぎて、応援するファンとしては悔しい」
「(コンサートやイベントの)キャンセルによる損害補填もなし‥国から補助金もなし‥」
「公演前に、哀悼の時間を設ければ良いのでは? 公演自粛まではちょっと‥」
「11月1日、*コリアンシリーズは予定通りやります」
*コリアンシリーズ:韓国プロ野球の今季王座決定戦
「コロナで、2年以上も息を潜めていたアイドル‥今も飛び火するかビクビクしてる」
(出典:韓国オンラインコミュニティー ※一部過激な表現は意訳)
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