- 以前より囁かれて来た、HYBEとMBCの“不仲説”に終止符が打たれた。
- BTSの年末歌謡祭不参加をきっかけに、HYBEのアーティストがMBCの番組に出演しない(できない?)関係が続いていた。
- 今回の和解の背景には、HYBEのステイタスが大きく変化したことが関係しているようだ。

MBCアン・ヒョンジュン社長(左)と、HYBEパン・シヒョク議長 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS、画像出典:MBC)
10月30日、韓国メディアの記事に「HYBEとMBCが和解」という見出しが並んだ。
写真には、HYBEのパン・シヒョク議長とMBCのアン・ヒョンジュン社長が、微笑みながら握手をしている姿が写っている。
BTS(防弾少年団)を率いるHYBEと、韓国の放送局MBCは、かねてより“不仲説”が伝えられてきた関係。
両社が和解の握手を交わしたというニュースは、「いよいよHYBEアーティストのMBC出演が解禁?」とK-POPファンを中心に話題となっている。
不仲説が浮上したのは2019年のことで、大晦日恒例の『MBC歌謡大祭典』にBTSが出演しなかったことがきっかけと言われている。
この年BTSは、SBSとKBS主催の年末歌謡祭には出演したものの、大晦日は米ニューヨークのタイムズスクエアで行われるカウントダウンコンサートに出演するため、日程が重なったMBCだけ不参加となった。
ところが、なぜか後輩グループのTXT(トゥモローバイトゥギャザー)や、当時HYBE傘下レーベルに所属していたGFRIEND(ジーフレンド)も出演しなかったため、世間では「BTS不参加に対するMBCの報復か?」と囁かれ、MBCのパワハラ疑惑にまで発展した。

『2018 MBC歌謡大祭典』以降、BTSの出演はなし (画像出典:BTS 公式X ※旧Twitter)
翌2020年と2021年の大晦日も、HYBEがカウントダウンコンサートを開催したため、所属グループは不参加。
昨年(2022年)は、HYBE傘下レーベルから、LE SSERAFIM(ルセラフィム)、NewJeans(ニュージーンズ)といった大型新人グループがデビューした年だが、彼女たちもラインナップには入らず、『MBC歌謡大祭典』のHYBEアーティスト不在は4年連続となった。
また、彼らが出演していないのは、年末の歌謡祭だけではなかった。
通常、アーティストのカムバック活動では、Mnet『M COUNTDOWN』、KBS『ミュージックバンク』、SBS『人気歌謡』、MBC『ショー!K-POPの中心』の4つの音楽番組に出演することが多いが、MBCにだけ出演していない。
他にも、昨年開催された、多数の人気アイドルが出演するMBCの番組『アユクデ(アイドルスタースポーツ選手権)』への出演もなかった。
そのためファンの間では、MBCとHYBEの“不仲説”は、“周知の事実”として広がっていった。

BTSの弟分グループ、TXT (画像出典:TXT 公式X ※旧Twitter)
2019年当時、HYBEの前身Big Hitエンターテインメントの看板アーティストは、BTSのみだった。
しかしこの数年で事務所は一気に大きくなり、続々とグループがデビュー。傘下レーベルを含めると、今や人気アーティストを多数抱える韓国を代表する大手芸能事務所に成長を遂げた。
そのラインナップは、TXTやENHYPEN(エンハイプン)、LE SSERAFIM、NewJeans、fromis_9(プロミスナイン)、&TEAM(エンティーム)などの人気グループばかり。
さらに、先日ミニアルバムの*初動販売が、史上初の“500万枚超え”を記録したSEVENTEEN(セブンティーン)も、HYBEファミリーの一員である。
*初動:発売から1週間の間に記録した販売枚数
もはやHYBEのアーティストたちは、Kコンテンツに必要不可欠の存在。韓国の音楽市場では上位圏を占め、彼らがいなければ授賞式も成り立たないと言われるほど、大きな存在感を示している。
にも関わらず、彼らがMBCの音楽番組でパフォーマンスを披露することはなく「番組に出演することなく1位を獲得」というニュースが並ぶだけだった。

初動の大記録を達成したSEVENTEENミニアルバム『SEVENTEENTH HEAVEN』(画像出典:PLEDISエンターテインメント)
そしてついに、両社が関係を回復させる、和解のタイミングが訪れる。
特にMBC側からすれば、K-POP界におけるHYBEのステイタスが大きく変化したことで、HYBEとの関係をこれ以上こじらせる訳にはいかなかったのである。
MBCからの提案によって実現した今回の歓談では、MBCが過去のHYBEレーベルのアーティストに対する不公正行為について謝罪をしたという。
MBCのアン社長は「K-POPの地位にふさわしいアーティストと放送会社の関係を確立する必要があるということに積極的に共感する」とし、「アーティストと放送会社が同伴成長できる文化づくりに、MBCが積極的に先頭に立つ」と明らかにした。
これに対し、HYBEのパン議長は「MBCの心からの謝罪とK-POPアーティスト権益向上に対する共感のおかげで、今回の席が設けられたことに深く感謝申し上げる」「今回の出会いが過去の慣行を超えて、健康なコンテンツの制作環境が新たに定着する出発点になることを希望する」と伝えている。
4年ぶりの関係回復によって、早ければ11月カムバック組が『ショー!K-POPの中心』に出演する可能性も出て来た。
今年の『MBC歌謡大祭典』では、HYBEアーティストのパフォーマンスも見られるかもしれない。出演者のラインナップ発表に期待が高まる。
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