- EXO(エクソ)のメンバーD.O.(ディオ)主演の『真剣勝負(KBS)』が、11月10日に最終回を迎えた。
- 韓国の一部メディアは、彼の演技力の高さを改めて評価している。
- そこで本記事では、彼が俳優として頭角を現わしはじめた頃のエピソードをご紹介。
EXO(エクソ)のメンバーD.O.(ディオ/以下ド・ギョンス)主演の『真剣勝負(KBS)』が11月10日、惜しまれつつ有終の美を飾りました。

ド・ギョンス主演のドラマ『真剣勝負(KBS)』。(画像出典:KBS)
視聴率が3%を超えればまずまずと言われている時代に、本作はなんと最高視聴率6.3%を記録。
さらには、同じ曜日に放送されていた他作品を押し退け、全話通して1位で走り抜けました。
この結果にある韓国メディアは俳優陣の好演を絶賛、中でもド・ギョンスに「代替不可能な演技力で表現し、*人生キャラクターを誕生させた」、「立体的な役柄を完璧に演じきり、『真剣勝負』を最高のドラマに導いた」と、称賛の声を送りました。
*人生キャラクター:最も長く記憶に残っている役のこと。
韓国ではアイドルの演技力に対する評価が低く、どちらかといえば軽視されがちですが、ド・ギョンスは過去の実績からその実力を認められている1人。
『真剣勝負』での熱演により、世間が抱く概念を改めて覆し、役者としての地位をさらに強固にしたようです。

『真剣勝負』でド・ギョンスが登場したワンシーン。(画像出典:KBS)
そんな彼が初めて演技に挑戦したのは、2014年公開の映画『明日へ(原題:カート/2014)』。当時からすでに俳優としての頭角を表わしていました。
それは、オーディションの時からだったそうで、なんと演技レッスンを1度も受けないまま監督の前で演じ、見事合格したそうです。
アイドルに関心がなかった監督は、ド・ギョンスが世界的な人気を誇るEXOのメンバーだとは露知らず、新人俳優だと思っていたのだとか。
つまり彼は、ネームバリューなどに関係なく、その時披露した演技だけで役を勝ち取ったのです。
しかも担当したのは、主人公の息子という重要な役柄。“抜擢”という言葉がふさわしい出来事となりました。

ド・ギョンスが初めて演技に挑戦した映画『明日へ』。(画像出典:little big pictures)
そして封切りされてからは、彼の芝居を称賛する人が続出。EXOをよく知らない観客は、デビューして間もない役者だと思っていたそうです。
それほど、役になりきっていたド・ギョンス。彼にとって2作目となるSBSドラマ『大丈夫、愛だ(2014)』でも、視聴者から好評を得ました。
彼が担当したのは、難病である筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)を患ったキャラクターです。台本には、「ALSのために苦しむ」と一言だけ記されていたそうですが自ら調べ研究したのか、見事な演技を披露。
脚本家に、「期待を上回っていたので、とても驚きました」と言わしめたほどだったと言います。

SBSドラマ『大丈夫、愛だ(2014)』で脚本家を驚かせる演技を披露したド・ギョンス。(画像出典:SBS)
ドラマ初挑戦で、なおかつ当時は特にEXOの活動が忙しく、海外スケジュールが多かった時期。それにも関わらず、俳優業も手を抜かなかったド・ギョンス。
完璧主義であることで知られていますが、どうやらその裏には並々ならない努力が隠れているようです。
ちなみに本作は、第4話に名場面があるのをご存じでしょうか。
それはド・ギョンスが、泣いているのか笑っているのか分からない繊細な表情を見せたシーン。視聴者からは、「演技をするアイドルという域を超えて、素晴らしい俳優になる人材だ」といった声が上がりました。
その後、KBS2ドラマ『君を憶えてる(2015)』に特別出演、映画『純情(2016)』では主人公を務め、映画『あの日、兄貴が灯した光(2016)』では、不慮の事故で視力を失う悲運の柔道韓国代表選手という難しい役どころにも挑戦。現在まで数多くの作品に出演してきました。
ド・ギョンスの秀でた役者としての才能はもちろんですが、何事にも全力で取り組む彼だからこそ、今の華やかな活躍があるのかもしれません。
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