現在K-POP界で「最もストレスが多い」と言われるDKZファン･･一体なぜ？

ボーイズグループDKZ(ディーケイジー)に、相次いで問題が起きている。
今韓国では、メンバーのギョンユンの両親と、ある宗教団体との関係性が大きなイシューとなっている。
ここ数カ月の間、メンバーの脱退や騒動などが続き、DKZファンの気苦労が絶えないようだ。

最近、グループに相次いで問題が発生しているDKZ (画像出典：DKZ Instagram)

現在、K-POP界で最もストレスが多いと囁かれている、DKZ(ディーケイジー)ファン。

そう噂される理由は、グループに相次いで問題が発生しているからだ。

今、韓国では「メンバーのギョンユンの両親が、宗教団体“JMS”と密接な関係がある」という疑惑が持ち上がり、世間をざわつかせている。

“JMS”とは、キリスト教福音宣教会のことで、1978年にチョン・ミョンソク総裁が創設した宗教団体である。

韓国メディアの報道によると、ギョンユンの両親が運営しているカフェが、このJMSの関連施設なのだという。

では、なぜJMSの関連施設だと問題なのか？それは今韓国で、かなりの物議を醸している宗教団体だからである。

両親とある宗教団体との関係性が問題視されている、ギョンユン (写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

最近、Netflix(ネットフリックス)のドキュメンタリーシリーズ『すべては神のために：裏切られた信仰』で、チョン・ミョンソク総裁の性犯罪が取り上げられた。

チョン総裁は、女性信者への性的暴行容疑で懲役10年を宣告され、2018年に満期出所しているのだが、実は出所後も同じ手口で数多くの女性に性的暴行を加え、昨年(2022年)10月に再び拘束起訴されているのだという。

そのため韓国では、常習的な性的暴行を繰り返してきた総裁に対する怒りと、JMSに対する批判が強まっている。

よって、ギョンユンの両親と、この宗教団体の関係を問題視しているのだ。

事実かどうかは確認されていないが、韓国ネットでは「カフェを訪れたファンに対して、宗教の勧誘を行った」という話も上がっているよう。

3月7日、所属事務所は、一連の疑惑騒動について「現在、SNSおよびウェブ上に投稿されているギョンユンの家族が運営するカフェについて本人と家族に確認した結果、彼は特定団体に対して多くの方々からの情報提供と番組内容を確認するまでは、両親が通っている普通の一般的な教会だと思っており、映像と関連した該当内容に接したこともなく、認知したこともない」と釈明。

また「本日事実を知ったギョンユンも番組内容を確認し、驚きを隠せなかった。家族が運営していたカフェは直ちに営業を中止した」とし、「同時に特定団体と関連した全ての部分を確認し、脱会および今後いかなる関係もない」と明らかにした。

そして「多くの方々に愛される職業であり、本人に関する事項をきちんと調べられなかった点を申し訳なく思い、無知が言い訳にはならないが、特定団体の利益のため、あるいは犯罪事実を擁護する考えは一切ないので、これ以上の過度な推測または言及は控えていただきたい」と伝えた。

しかし、この疑惑を巡るざわつきは、いまだ静まらないようだ。