グローバルアイドルグループBTS(防弾少年団)のジョングクが読んでいたエッセイ本として、ファンの間で話題となった、キム・スヒョン作家の「私は私のままで生きることにした」が、日本で20万部を突破。韓国出版物史上最高記録を打ち立てたことで、ジョングクの影響力を改めて証明した。
K-POPアイドルグループBTS(防弾少年団)のジョングクが、日本の出版界にも影響を及ぼしていて話題となっている。

ジョングクの愛読本が日本で20万部を突破(画像出典:BTS official Twitter)
ネイバー(NAVER)のV LIVE(ブイライブ)「BON VOYAGE(ボンボヤージュ)シーズン3」で、旅行の準備をしているジョングクにインタビューを進めている間、彼の部屋にあった本として話題となり、SNS上で爆発的な反応を得た、キム・スヒョン作家のエッセイ本「私は私のままで生きることにした(原題 나는 나로 살기로 했다)」。
BTSのメインボーカルであるジョングクが愛読していたとして知られている、このエッセイ本が、日本国内のベストセラーとして20万部の販売を記録し、日本国内の韓国出版物史上最高記録を打ち立てたという。
文学作品ではなく、エッセイ本として日本国内の韓国出版物の新記録を打ち立てたという点で、異例的なことだと出版業界は分析している。
該当のエッセイ本は、Amazonのエッセイ部門でベストセラー1位を記録するなど、爆発的な売り上げを見せて韓国出版物の最高新記録を達成。
20万部を突破したことを報じた媒体によると「人気グループBTSのメンバージョングクが愛読していたことでファンたちの間で話題となり、日本と韓国でヒットするきっかけとなった」と伝え、韓国はもちろん日本でのジョングクの影響力が想像以上であることを明確にさせた。

キム・スヒョン作家のエッセイ本「私は私のままで生きることにした」(画像出典:Amazon)
キム・スヒョン作家の「私は私のままで生きることにした」は、ありのままの“私”で生きていくために何が必要なのかを教えてくれる内容で、生きていく上でこれ以上傷つかず、誰かの話に揺れ動かず、自身だけの問題だと勘違いせずに、私が誰なのかを悩む時間さえない現代人に“私”について振り返る時間を与えてくれる内容だ。
ファンの間では、ジョングクが読んだとされる本で、彼はどのように感じたのか、どういった気持ちで読んでいたのか、という彼の思いと共有・共感できることが嬉しいという声が上がっている。
BTSの効果で、韓国の文化系である図書分野にまで影響が及び、今後日本国内の韓国出版物市場の展望が明るくなるとみられる。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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