• BTS(防弾少年団)のジンが入隊してから約3週間。ジンは今、どんな訓練を受けているのだろうか。
  • 韓国陸軍のホームページでは、新兵教育5週間の基本的な訓練内容が紹介されている。
  • 入所後4週目を迎えた彼は、まさに今、訓練生活の大詰めを迎える、過酷な訓練の真っ最中のよう。

去る12月13日、BTS(防弾少年団)のジンは、メンバーが見守る中、入隊した。

12月13日から軍生活が始まった、BTSのジン

12月13日から軍生活が始まった、BTSのジン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ジンは陸軍の現役兵として、京畿道(キョンギド)漣川(ヨンチョン)にある新兵教育隊に入所し、現在は5週間の基礎軍事訓練の真っ最中。

入所後4週目を迎えた今、彼はどんな訓練を受けているのだろうか。

韓国陸軍のホームページ(https://www.katc.mil.kr/katc/eduinfo/active.jsp )では、新兵教育の基本的な訓練内容が紹介されている。

まず入所後3日間は、入営式が行われ、戦闘服や戦闘靴などの支給、民間人から軍人になるための同化教育を受ける。

その後1週目~2週目は、軍人としての基本姿勢を確立することを目的とした訓練がスタート。

早くも銃器の授与式が行われ、軍人として備えるべき基本的な精神姿勢や、歩き方や敬礼、軍隊の礼節など、軍人の内外的な基本姿勢を身に着ける。

そして3週目以降は、軍人としての本格的な基礎軍事訓練がスタート。

ホームページには、“基本戦闘技術の備え”と記載されており、まさに実戦を想定した訓練が始まるようだ。

訓練所によって多少スケジュールが異なる可能性はあるものの、入所後4週目を迎えるジンも、すでに本格的な軍事訓練に取り組んでいると見られる。

この期間は、基本的な応急処置技術を習得する救急法を学ぶとともに、小銃の操作及び管理、射撃姿勢など射撃術を習得するだけではなく、実際の射撃訓練も行われる。

BTSメンバー全員で、ジン(中央)の入隊を見送った

BTSメンバー全員で、ジン(中央)の入隊を見送った (画像出典:BTS 公式Twitter)

中でも過酷と言われているのは、化学兵器や核攻撃に備えるための訓練で、催涙ガスなどが充満した専用の部屋に防護マスクを装着して入るというもの。

途中マスクを脱がせる場合もあるようで、「この訓練の厳しさは、体験した人にしかわからない」「数分だけど、地獄のように長い時間に感じた‥」と経験者は語る。

そしていよいよ5週間の基礎訓練のゴールが見えてくる頃に行われるのが、完全軍装行軍。

これは20kgもの装備を身に着けて、20kmもの距離を行軍するという訓練。しかし、ただ歩くだけではない。

戦場での素早い移動を想定した訓練のため、黙々と早足での移動が求められる。また新兵が揃って動くため、周りに遅れをとってはいけないというプレッシャーもあるのだそう。

入所後、心身を鍛えてきた5週間の訓練生活のクライマックスとも言える、厳しい訓練となる。

ジンの新兵訓練も、いよいよ大詰め。

まずはこの5週間を怪我なく終え、元気に修了式を迎えてほしいというのが、今のARMY(アーミー:BTSファン名称)の願いのようだ。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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