K-POPグローバルスターBTS(防弾少年団 / 愛称 バンタン)が、ユニセフと共に制作した児童暴力撲滅キャンペーン映像を公開し、優しい眼差しと暖かい心で愛を伝えた。
7月30日、UN(国際連合)が指定した「国際友情の日(International Friendship Day)」に合わせて、BTS(防弾少年団)がユニセフと共に特別な映像を全世界に電撃公開した。

ユニセフ・キャンペーン映像を公開したBTS(画像出典:BTS official Twitter)
今回の映像は家庭と学校、社会などで様々な暴力に苦しむ青少年と子供たちに対して目を向けて「彼らへの親切と友情が大きな力になる」というメッセージが含まれている。
公開された2分30秒ほどの映像では、BTSのメンバーたちが「一つの光」を囲みながら、優しい眼差しで暖かい心を表現する姿が描かれており、ユニセフ史上初めて韓国語での映像も制作されて特別さを加えている。
2017年からBTSと所属事務所Big Hitエンターテインメント(以下:Big Hit)が、ユニセフと共に繰り広げている「LOVE MYSELF」キャンペーンと、ユニセフのグローバル児童暴力撲滅キャンペーン「ENDviolence」活動の一環として、今回映像制作が成された。

優しい眼差しで暖かい心を表現したBTSメンバーたち(画像出典:Big Hit official Youtube capture)
撮影後、BTSのメンバーたちは「「LOVE MYSELF」キャンペーンは、全世界の青少年たちと子供たちが自身を愛し、その愛を他の人々に伝えられるように励ますキャンペーンです」とし「皆が愛と優しさを分けることによって、地球上で一日も早く暴力が無くなることを願っています」と伝えた。
ユニセフ韓国委員会イ・キチョル事務総長は「全世界のティーンエージャーに、希望のメッセージを伝えるBTSが、暴力撲滅のためのユニセフ・グローバル・キャンペーンに参加し、非常に嬉しいです」とし「今回の「国際友情の日」に合わせてBTSと共に制作した映像が全世界の児童と青少年に癒しを与え、お互いに優しさを分けられる機会になることを望んでいます」と語った。
ユニセフと言えば忘れてはならないのが、BTSのメンバーでありチームの最年長であるジン。
彼は、これまで陰ながらユニセフへの募金を続けてきたことから、累積寄付金額が1億ウォン(約921万円)を超えて、高額寄付者の会「ユニセフ・オーナーズクラブ」の会員となり、容姿だけではなく心も「ワールドワイド・ハンサム」だと証明し大きな話題になったことがある。
BTS(防弾少年団)「ユニセフキャンペーン映像公開」(動画出典:ibighit)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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