• 世界的な人気を誇るBTS(防弾少年団)が、今年デビュー10年目を迎えた。
  • 彼らが世に出た2013年には、他にも4組のアイドルグループが音楽業界に挑戦状を叩きつけた。
  • 華やかな活動を繰り広げたアイドルたちの活躍と近況を紹介する。
BTSは、6月13日にデビュー10周年を迎えた

6月13日にデビュー10周年を迎えたBTS(画像出典:BTS 公式Twitter)

6月13日にデビュー10周年を迎えたBTS(防弾少年団)。

売れるまでの道のりは平たんではなかったものの諦めることなく、K-POP界のワントップとしての地位を確立。いまや世界的人気を誇るアーティストにまで成長し、この10年の間にグルーバルスターになる夢を見事に叶えた。

そんな彼らがデビューしたのは2013年。同年にはBTSの他にも、輝かしい未来を胸に描き音楽界に挑戦状を叩きつけたグループが4組いた。

覚えているだろうか、SPEED、Topp Dogg、HISTORY、Boys Republic(少年共和国)だ。

本記事では、彼らの華やかな活動から解散を紹介し、気になる近況に触れる。

SPEED

SPEED(スピード)は、2010年9月にデビューした男性6人、女性4人からなるアイドルグループ男女共学の男性ユニット名で、2013年にメンバーを大幅に入れ替え、7人組ボーイズグループとして本格的にデビューした。

SPEED

SPEED(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

1stフルアルバム『Superior SPEED』のタイトル曲『IT’S OVER』のミュージックビデオ(以下、MV)には、2012年公開の映画『私のオオカミ少年』でブレイクした女優のパク・ボヨンが出演。

また人気女性デュオDAVICHI(ダビチ)のメンバー、カン・ミンギョンとのコラボ曲『That’s my fault』のMVには俳優チ・チャンウクも参加するなど、SPEEDは華々しいデビューを果たした。

1stミニアルバム『Speed Circus』の収録曲『Don’t tease me!』では、高難易度のタンブリングを披露し、サーカスを彷彿とさせるダンスが好評を得たことも。

日本でもファンミーティングや、その他K-POPイベントに出演するなどの活動を繰り広げた。

しかし2015年11月、所属事務所であるMBKエンターテインメントのホームページから、グループの名前が削除され事実上の解散となっている。

事務所を移籍したメンバーや入隊、俳優へ転向するなどそれぞれ自分の道を歩んでおり、2022年にはユファンが、ド・ギョンス(EXO)主演の『真剣勝負』(KBS2/2022)に出演。シン・ジョングクは5月頃に結婚した報じられた。


IT’S OVER

Topp Dogg

ToppDogg(トップドッグ)は、2013年10月にミニアルバム『Dogg’s out』でデビューした13人組のボーイズグループ。

ToppDogg

(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

扇子やお面を振り付けに使用するなど、独特な世界観を持つグループとして知られており、2015年の『第21回大韓民国芸能芸術賞』ではRed Velvet(レッドベルベット)と共に、新人賞を受賞した。

また日本では、2014年8月に1stアルバム『AmadeuS』を発売、ショーケースと記者会見を行い、翌年1月に単独コンサートを開催。2018年にはデビューシングル『どこにいても』をリリースしている。

しかしその間、徐々にメンバーが脱退していき、最終的に5人で活動することに。それに伴い、2018年2月21日にグループ名をXENO-Tに改名した。

ところが仕切り直した矢先の2019年、ゼロをはじめメンバーが1人2人と軍隊に行き、自然消滅的に事実上の解散を迎えたと言われている。

その後の活動に関しては、公に発表されているものがなくわかっていない。


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HISTORY

HISTORY(ヒストリー)は、IU(アイユー)の元所属事務所LOENエンターテインメントが輩出した男性5人組アイドルグループで、2013年4月にシングル『DREAMER』でデビューした。

HISTORY

HISTORY(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

同名のタイトル曲はIUがナレーションを務め、制作はBrown Eyed Girls(ブラウン・アイド・ガールズ)やIUなどの楽曲を担当した作詞家と作曲家がタッグを組み、彼らの華々しいスタートに華を添えた。

以降、各タイトル曲をはじめ、収録曲のほとんどをメンバーが自作し、ユニークで実力あるグループとの評価を得ることに。

ところが2017年5月12日、所属事務所が公式SNSでグループ活動の終了を宣言。メンバーの軍隊への順次入隊が理由であることを伝え、今後は個人での活動を支援していく予定だと報告した。

その後の動向が明らかとなっていないメンバーもいるが、2020年にソン・ギョンイルが1iLという名前でソロ活動を開始、今年はキム・ジェホが音楽制作会社Billion Musicを設立したとして大きな話題となった。

また、BTSのSUGA(シュガ)と仲の良いことで知られチャン・イジョンは、彼と音楽の制作活動も共にしており、今年2023年4月に発売されたSUGAのソロアルバム『D-DAY』に名を連ねている。


DREAMER

Boys Republic(少年共和国)

Boys Republic(少年共和国)は、2013年6月5日に1stシングル『Party Rock』でデビューした5人組男性アイドルグループ。

Boys Republic

Boys Republic(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

BTSよりも8日前にお披露目されたが、デビュー日が近くグループ名も若干似ているとの理由で、当時一部から混乱するとの声が上がった。

しかし2014年には、『第20回大韓民国芸能芸術賞』で新人賞に輝くなど、その名を世間に知らせ、順調な活動を繰り広げていき日本にも進出。

ツアーをはじめ、2017年にはTOKYO MXのドラマ『今夜もLL』に出演し、エピソード2『君の瞳に花束を』のエンディングテーマを歌ったこともあった。

ところが2018年9月13日に無期限の活動停止を予告。同年9月28日にラストアルバム『You’re my』を発表し、5年間の活動にピリオドを打っている。

その後、ウォンジュンは2020年にソロ曲を発売、ソヌはフィットネストレーナー兼フィットネスモデルに転向、ソンジュンは除隊後カフェを開き、ミンスは移籍してY&Wで再デビューした。

そしてスウンも所属事務所を移し、歌手兼俳優をして活動を開始、2021年に入隊している。


Party Rock

デビュー曲への力の入れようから海外進出まで、どのグループも所属事務所が満を持して世に送り出したのは明らか。大きな期待を背負うだけの実力を持っていたに違いない。また、デビュー後も彼らは努力を惜しまなかったことだろう。

しかし2013年にお披露目された全5組の中で、現在も活動しているのはBTSだけ。

K-POP業界がいかに過酷な世界であるのかを物語っていると同時に、改めて彼らの偉大さに驚かされる。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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