3月10日、BTS(防弾少年団)が約2年半ぶりに地元韓国でオフラインコンサートを実施。ファンと共に特別な空間を共有した。この日、コンサートを終えたメンバーのジョングクは、約8分にも及ぶ動画を公開し、ファンに所感を伝えた。

BTS(防弾少年団)のメンバーであるジョングクが、コンサートを終えた所感をファンに伝えた。

3月10日、韓国・ソウル市内で行われた『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – SEOUL』

3月10日、韓国・ソウル市内で行われた『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – SEOUL』(画像出典:BTS公式Twitter)

3月10日、韓国・ソウル市内で行われた『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – SEOUL』公演初日。2019年10月以来、自国で行われる約2年半ぶりの対面コンサートに、BTSメンバーは格別な感慨を抱いたようだ。

この日、公演を終えたジョングクは、ファンに贈る特別な動画撮影に臨んだ。約8分にも及ぶ動画には、ファンに対する愛と感謝がぎっしりと詰まっている。

まず、動画を撮影した理由について言及。実はライブ配信(V LIVE)を予定していたのだが、会社の撮影用カメラがないため、やむなく動画メッセージを用意したという。

そしていよいよ2年半ぶりとなった、自国コンサートの感想を語り始めた。

ファン同様、彼も韓国でのコンサートを楽しみにしていたようで「体感では23年(は過ぎているような感じ)」と感激した様子を見せる。

3月10日 急きょ動画をアップしたBTS ジョングク

3月10日 急きょ動画をアップしたBTS ジョングク (画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

しかし、公演中にやるせない気持ちもあったとし、その理由に、”歓声を上げてはならない”といった、韓国政府の新型コロナウイルス感染防止指針に伴う様々な規制を挙げた。

「韓国(での公演)と言えば、大歓声と大合唱なのに、それを今日は聞けませんでしたね‥」と振り返り「だから(ステージが)難しかったですよ」と心境を吐露。

そして、そのもどかしさを払拭するためだったのか「少し(パフォーマンスを)オーバーしてしまいましたね」と告白。

ジョングクは「いざ、これ(静かな公演)を経験してみたら、思っていたのと違いましたね」と付け加えるのだった。

様々な規制の中行われた公演を、ジョングクは”新しいチャレンジ”と位置付け「でも、ちょっと複雑な気持ちです‥歓声が懐かしいし、万感交到る(様々な思いが次々とわき起こる)夜ですね」と語り、公演中にずっと感じていただろう、その名残惜しさをうかがわせた。

これを見た韓国ファンからは「やっぱり歓声のないコンサートは寂しかったよ‥その気持ち、わかる」「疲れているはずなのに、ファンを慰めるためにわざわざ動画を撮影してくれたんだね」「オンラインで観てても幸せだった! 現場にいたファンは、きっともっと幸せだったはずだよ」「最後まで感動をありがとう! ジョングク」と、慰労と感謝の言葉がたくさん届けられた。

3月10日に『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – SEOUL』初日公演を終えたBTSは、3月12日と13日にも同公演を控えている。





BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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