• 10月17日、BTS(防弾少年団)が軍入隊の準備を始めたことを、所属事務所が発表
  • 突然のニュースに、ファンは様々な反応を見せたが、中には“日付”に注目したファンも
  • 実は8年前のこの日、彼らは初の単独コンサートを開催し、ファンにあるメッセージを送っていた

10月17日、BTS(防弾少年団)の所属事務所であるHYBEが、メンバーの軍入隊について言及した。

BTSが持つスローガンは「変化は多かったが、変わりはない僕たち」

BTSが持つスローガンは「変化は多かったが、変わりはない僕たち」(画像出典:BTS 公式Twitter)

メンバーとARMY(アーミー:BTSファン名称)の絆の深さを再認識した、釜山コンサートからわずか2日。彼・彼女らは、今どのような思いでいるのだろうか。

SNSを見てみると「いよいよ来たね‥」「覚悟はしていたけど、やっぱり寂しい」「釜山公演のメンバーの表情がフラッシュバックする」など、切ない気持ちを露わにするコメントが散見された。

一方で、HYBEの通知に書かれていた「当社とメンバーは、2025年頃には7名でのグループ活動を再開することを希望している」に触れ、「3年なんてすぐすぐ!」「コロナ禍で会えなくなっても待てたんだから大丈夫」と、明るく前向きな姿勢を見せるファンも。

また「これで、彼らにのし掛かってたプレッシャーが軽くなるなら良かった」「最年長のジンは、一番つらかったんじゃないかな」と、ここ数年騒がしかった兵役優遇問題から解放されたことに、そっと胸をなでおろしたファンもいたようだ。

そんな中「“10月17日”に発表したのって、もしかして‥」という気になるコメントが。

調べてみると、なんと8年前の2014年10月17日に、彼らは初めての単独コンサートを行っていたのだ。

そのコンサートは『BTS 2014 LIVE TRILOGY: EPISODE II. THE RED BULLET』。10月17日~19日の計3日間で、5000人を動員している。

今のBTSの公演規模からすると、目を疑うような動員数だが、新人当時も今と変わらずチケットは発売と同時に完売、初日の17日は急遽追加された公演日だった。

彼らはこの8年で、桁違いの“グローバルスーパースター”へと成長を遂げた。

しかし、ファンに対する思いは何一つ変わっていない。「ARMYと、10年後も20年後も30年後も一緒にいたい!」というのが7人の強い思いだ。

2014年10月17日、単独コンサートの初日を終えた彼らが上げたツイートには、1枚の写真が添付されている。

そこには「僕たち、一生一緒に歩いて行こう」と書かれたスローガンを手に持つ7人の姿が。

これは会場でファンがメンバーへ、サプライズで贈ったスローガン企画のもの。このスローガンを見て涙したメンバーもいたようだ。

そして2022年10月17日、彼らは入隊の準備を始めたことをARMYに報告。

この日付の一致は、意図されたものなのか、ただの偶然かはわからない。

しかし今この投稿は、韓国語、英語、日本語、インドネシア語、スペイン語などで続々とリツイートされている。

8年前、ARMYが彼らに贈った大切なメッセージは、今再び、世界中のARMYから発信されている。

「僕たち・私たち、一生一緒に歩いて行こうね」

BTSとARMYにとって“10月17日”は、特別な記念日となりそうだ。

▼初の単独コンサートの開催を伝える初々しいBTS

방탄소년단 1st Concert ‘BTS 2014 LIVE TRILOGY EPISODE 2! THE RED BULLET'(動画出典:YouTube BANGTANTV公式チャンネル)

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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