- ASTROのムンビンさんの訃報が伝えられ、ファンの間に悲しみが広がっている。
- 韓国芸能界にも大きな衝撃を与えており、多くのアイドルは哀悼の意を込め、訃報当日のイベントなどを自粛した。
- そんな中、一部の韓国メディアは非情な生配信を行い、ファンからは批判の声が上がっている。

ASTROでメインダンサーを務めるムンビンさん(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
4月20日、K-POP界を揺るがす悲しいニュースが飛び込んできた。
ASTRO(アストロ)の所属事務所であるファンタジオは、SNSなどを通し「4月19日、ASTROのメンバーであるムンビンさんが突如、私たちのもとを離れ、空の星となりました」と伝えた。
さらに「愛する息子や兄弟を見送った遺族の悲しみとは比較することができませんが、長い時間を共にしてきたASTROのメンバーと、私たちファンタジオの同僚、及び職員全員がとても大きな悲しみと衝撃の中、故人を心から哀悼しています」と辛い胸の内を表している。
この訃報は韓国のみならず、全世界のK-POPファンに衝撃を与えており、SNSは今も悲しみと哀悼の声で溢れている。
韓国芸能界からも追悼の声が寄せられており、報道当日には哀悼の意味を込め、多くのアーティストや芸能人が予定されていたイベントなどをキャンセル。
この日放送されたMnetの音楽番組『M COUNTDOWN』は、番組放送前から「本日の放送は深い哀悼の気持ちを込め、落ち着いた雰囲気の中で行う予定です」と予告を出し、MCや出演アーティストは白と黒を基調とした衣装で哀悼の意を示した。

追悼の意を表して放送されたMnetの音楽番組『M COUNTDOWN』(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)
このように多くの芸能人やメディアが、ムンビンさんとの突然の別れを悲しむ中、一部韓国メディアの行動が批判を呼んでいる。
韓国オンラインコミュニティーには、”この時期に酷すぎる記者たち”というスレッドが登場しており、あるメディアの写真が複数掲載された。
訃報が伝えられた当日、ASTROのメンバーと親しい関係であったことで知られる、MONSTA X(モンスタエックス)のキヒョン、ヒョンウォン、I․Mの3人がスケジュールのため、アメリカに出国した。
彼らは出国前に弔問に訪れており、仁川空港には全身ブラックの喪服姿で登場。3人は深い悲しみを抱きながら、韓国を旅立っている。
大切な友人を失った彼らの姿に多くのファンが心を傷める中、ある韓国メディアはそんな彼らの出国の様子を追いかけ、YouTube(ユーチューブ)上で生配信を行った。
悲しむアイドルの様子を映し、注目を集めようとするメディアの対応に、コメント欄には批判の声が殺到。
配信メディアはファンからのコメントに対し、反省の色を見せることなく「理解ができないんですね」「それがどうしたんですか?」「どっちが常識ないんだか」と開き直ったような反応を見せた。
もちろん、彼らがどのコメントに対しそのような言葉を残したのか、発言の経緯は明らかになっていない。しかし、悲しみに暮れる人々が多い中、人情味の欠けたコメントをするメディアに韓国ファンは、あ然としている。
韓国ネットをさらに驚かせたのは、動画のタイトル。ファンの抗議により修正されているものの、元々は「MOSTA X 仲間を失った悲しみいっぱい!」という文言が入っていたのだ。
さらに他のメディアは、訃報を受けアメリカから急遽帰国した、ASTROのチャウヌの入国の様子を生配信。
コメント欄には「友達を失ったウヌを見せ物にするなんて信じられない」「なんでこんな残酷なことができるの?酷すぎる」「配信はやめてほしいです」と切実なファンの声が寄せられた。
コロナの規制が緩和された空港では、海外でのスケジュールのため、毎日のように韓国アイドルが出入国を繰り返している。
そのため、メディアは空港に常駐している場合が多く、「彼らは仕事をしているだけ」という声も見られるが、ファンの間では「訃報の際は自粛すべき」という意見が圧倒的だ。
さらにファンの中にはYouTube側に通報し、配信の中止を要請をした人も少なくないという。
しかし、YouTube側は削除要請に対し「著作権物の削除をするためには、裁判所の命令が必要。費用と時間を勘案して、チャンネル運営者に自主削除を進める」と、消極的な対応に留まると知られている。
プラットフォーム側が配信を止めるのも容易ではなく、ファンの通報はあまり効果的ではないようだ。

「気持ち悪い」「この世がどうかしてる」「人類愛喪失」韓国ネットの反応(出典:theqooスクリーンショット)
一部メディアによる生配信の事実が取り上げられた韓国コミュニティーには、「こんな世間の空気を読めないライブをする人を、記者とは言えない」「記者にも大切な人がいるはずなのに、どうして分からないの?」「メディアにも最低限の道理は必要」と、彼らの行動を嘆く声が並んでいる。
記者たちの無情な行動に対し、ファンは目をつぶることしかできないのであろうか?ネット上ではメディアの在り方に対し、様々な議論が行われている。
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