• 日本の韓国ドラマファンの間でも知名度の高い、MBC時代劇『宮廷女官チャングムの誓い(2003)』。
  • 当時この作品で一躍話題となった女優パク・ウネが、バラエティー番組に登場し、自身の離婚経験について言及した。
  • 45歳の彼女だから語れる、離婚のルールとは?
女優のパク・ウネはチャングムの親友役を演じ、話題となった

チャングムの親友役を演じ、話題となった女優のパク・ウネ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

韓国のみならず日本でも絶大的な人気を博し、現在も高い知名度を誇るMBC『宮廷女官チャングムの誓い(2003)』。

本作は身分制度が厳しい時代を生きる主人公のチャングム(イ・ヨンエ扮)が、宮廷料理人や女医として活躍し、”大長今(偉大なるチャングム)”の称号を獲得するまでの半生を描いた作品だ。

韓国ドラマ界でも語り継がれる名作時代劇であるが、この作品の出演をきっかけに主演のイ・ヨンエをはじめ、多くの韓国俳優たちが注目を浴び、スターへの階段を駆け上がった。

その中の1人であるのが、女優のパク・ウネだ。

彼女は劇中でチャングムの女官時代からの親友である、ヨンセン役で登場している。

ヨンセンは愛らしい笑顔とビジュアルが印象的な人物で、朝鮮第11代国王の中宗(チュンジョン)の目に止まったことから、特別尚宮に昇格し、最終的には側室の座を獲得。

低い身分から側室という最高の地位まで上りつめた、まさにシンデレラのようなキャラクターだ。

彼女の心優しい性格や美貌は視聴者からも愛され、彼女を魅力的に演じたパク・ウネにも称賛の声が寄せられた。

その後、ドラマやCM、バラエティー番組出演など幅広い活躍を見せ、女優としてもシンデレラガールとなったパク・ウネ。

私生活では2008年に結婚し、2018年9月に離婚。2011年には双子の子どもを出産し、シングルマザーとなっているが、子どもたちのおかげで元夫とも円満な関係を維持しているという。

そんな彼女があるバラエティー番組で、自身の離婚経験について言及し、世間の関心を集めている。

パク・ウネはSBSプラスのバラエティー番組に出演した

SBSプラスのバラエティー番組に出演したパク・ウネ(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

4月18日、パク・ウネはSBSプラスのバラエティー番組『あなたの結婚はこんにちは(당신의 결혼은 안녕하십니까)』に出演。MCとして離婚危機に瀕した3夫婦の相談役を務めた。

3組の夫婦はそれぞれ赤、青、黄色のトレーナーを着て番組に参加。

2019年に結婚したという33歳の妻は、パク・ウネに「幸せに過ごそうと思って出たのではなく、離婚を決めようと番組に出ました」と離婚に対する覚悟を明かしている。

彼女の発言に対し、パク・ウネは「女性は離婚を考える際に思い出す*マジノ線(마지노선)の年齢があります。”これ以上遅くなったら1人で自立することができないのではないか”と考えます」「だから少しでも若い時に早く離婚しなければならないと言いますよね」と優しく共感。

*マジノ線:1936年にフランスとドイツの国境に構築された長い要塞。韓国では『最低ライン、最低条件』の意味で比喩的に使われている。

パク・ウネは自分の経験を活かし、妻たちにアドバイスを送った

自分の経験を活かし、妻たちにアドバイスを送るパク・ウネ(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

さらに妻だけではなく夫側の不満が公開された際には、「夫たちも確実に不満があると思います。私も離婚後3〜4年目ぐらいに”私だけが我慢していただけではなかったんだな”と思いました」「元夫も私と考えが違くて、我慢していたことがあったと思います」と自身の過去の経験を踏まえ、コメントを残している。

パク・ウネのコメントやアドバイスは今年45歳を迎え、仕事や私生活で様々な経験をしてきたからこそ語れる言葉ばかりだ。説得力に溢れる彼女の発言は、パク・ウネが語る離婚のルールとして注目を集めている。

パク・ウネは現在、子育てを行いながら、仕事にも積極的に取り組んでいる。

2022年にはイ・ジェウクやチョン・ソミンが主演を務めた話題作、tvN『還魂』シリーズに出演。チンヨ院の院長チン・ホギョン役を演じ、娘のために悪行をはたらく、ダークな役柄を見事に演じきった。

さらに2021年にはソウル文化芸術大学の演技学科に編入したことを知らせており、今もなお新たな挑戦を続けている。

ダンミ ニュース部

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