先月30日、イタリアの高級ブランド『ヴァレンティノ(VALENTINO)』のキャンペーン動画が日本で炎上騒ぎになった。この炎上騒ぎがいくつかの韓国メディアに取り上げられ、現在韓国でも関心を集めているようだ。

3月22日、イタリアの高級ブランド『ヴァレンティノ(VALENTINO)』は、日本、中国、韓国で同時に広告キャンペーンをスタート。

今シーズンは“ヴァレンティノ ディーヴァ キャンペーン(VALENTINO DI.VAs Campaign)“と題し、韓国女優ソン・イェジン、日本モデルKoki,、中国女優クアン・シャオトンの3人を、アジア各国を代表するアンバサダーとして迎えた。

日本は、木村拓哉と工藤静香の次女・Koki,という10代の若いモデルを起用したが、韓国は”大人セクシー”の魅力を持つアラフォー女優、ソン・イェジンを抜擢。

梨泰院(イテウォン)の街を思わせる場所で、魅惑的な眼差しで優雅な姿を披露。ローマン・スタッズのディテールが目立つバッグとバレエシューズなど、ラグジュアリー・ルックで、全世代にアピールできる女優としてお手本を見せつけた。

ソン・イェジンは韓国のアンバサダー

ソン・イェジンは韓国のアンバサダー

ソン・イェジンは韓国のアンバサダー

『ヴァレンティノ』韓国のアンバサダーソン・イェジン(画像出典:『ヴァレンティノ』公式Twitter)

韓国では大好評を得ていたこのキャンペーンだったが、Koki,をモデルにした日本の広告キャンペーンは中止となってしまった。

その理由は、『ヴァレンティノ』が公開したKoki,のイメージ動画だ。

着物の帯のような生地がカーペットのように敷かれ、Koki,がその上に座ったり、ヒールで歩いたりしている動画が公開されると、瞬く間にネットユーザーから批判の声が殺到し、炎上騒ぎに。

また、演出どおりにしただけであろうKoki,に対する心ない批判も見られ、さらには彼女の母親、工藤静香に対する意見まで飛び出した。

この騒ぎに気づいた『ヴァレンティノ』側は、すぐに動画を削除。「使われた布は、着物の帯ではありません」と否定しながら謝罪したものの、炎上は収まるどころか広まってしまった。

そして今回、この日本での炎上騒ぎについて韓国メディア数社が取り上げたことにより、韓国でも高い関心が集まった。

韓国でも人気の高い俳優、木村拓哉の次女がモデルをしているということもあり、韓国メディアは、

「日本の伝統衣装を歩くことは屈辱的」
「日の丸の上を歩くようなもの」
「ヴァレンティノの服が敷いてある床を歩いたらどう感じるんだろう?」
「ヴァレンティノは本当にひどいブランド」

など、日本のネットユーザーたちの生々しい反応を取り上げている。









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