今年のYGエンターテインメント(以下、YG)は、BLACKPINKや新人TREASUREが躍進した1年となり、G-DRAGONがカムバック準備中という嬉しい知らせも大衆に届けた。しかし、BIGBANGのメンバーだったスンリ(V.I)の3回目の公判が行われ、再びYGに影を落としそうだ。
2020年のYGは、BLACKPINKの世界的認知度の上昇や、7月にデビューしたボーイズグループTREASUREの躍進、最近はBIGBANGのG-DRAGONがカムバックのため楽曲制作中であるなど、音楽的側面でたくさんの嬉しい報せを伝えている。
(関連記事)YGの止まっていた時計の針が動き出す‥GD召喚で反撃開始か

BLACKPINKは初のフルアルバム『THE ALBUM』で120万枚の売上を記録。(画像出典:YG Ent official twitter)
中でもBLACKPINKは、カムバックタイトル曲全てのミュージックビデオ(MV)で、視聴再生回数が2億回を越えており、今年10月に初のフルアルバム『THE ALBUM』をリリースすると、瞬く間にミリオンセラーを達成した。
またNetflixで、密着ドキュメンタリー『BLACKPINK ~ライトアップ・ザ・スカイ~』の配信、アメリカの*ブルームバーグが選ぶ”最も影響力のあるポップスター”1位に、アジア歌手として初めて選ばれるなど、彼女たちの勢いはとどまることを知らない。
*ブルームバーグ‥世界の金融市場、情勢などを配信するニューヨークのウェブサイト

TREASUREの振付議論が少し起きたが、迅速な対応ですぐさま終息された。(画像出典:YGエンターテインメント 公式Twitter)
一方、昨年11月にメンバー全員が除隊したBIGBANGは、今年4月にアメリカの大規模野外フェス”コーチェラ・フェスティバル”に出演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により中止が決定。これ以降、音楽活動再開の知らせは聞こえてこない。
BIGBANGの完全復活を、ファンは今か今かと待っているところに、G-DRAGONのソロ活動再開の便りが届いた。YGによると、G-DRAGONは現在カムバックのためのアルバムを準備中だという。年内に発表されれば、2017年の『KWON JI YONG』以来、およそ3年ぶりである。
ここまで、音楽的な面で順調な活躍を見せているYG所属アーティストたち。

BIGBANGの完全復活はいつになる‥?(画像出典:(c)YG Entertainment All Rights Reserved.)
しかし昨日19日、BIGBANGのメンバーであったスンリ(V.I)が、”バーニング・サン事件”に関する公判に出席したというニュースが届いた。
スンリは現在、売春容疑、売春斡旋、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反、業務上横領、食品衛生法違反、常習賭博、性的暴力処罰法違反、外国為替取引法違反など、計8つの容疑を受けている状況だ。

スンリ(V.I)の行く末は一体‥。(写真提供:©スポーツ韓国)
今年3月に入隊したため、軍人となったスンリの裁判は、軍事裁判所へ移管され、地上作戦司令部の普通軍事裁判所で行われている。以前は軍事裁判となると、閉鎖的に行われていたために進捗を知ることが容易ではなかったが、現在はメディアを通して状況が把握できるようになっている。
ひねくれた見方をしてしまうと、軍事裁判に持ち込んで、自身の状況があまり公にならない方法を知っていたのかと考えてしまうが、結果的に通常の裁判と違いはなかったようだ。
スンリはすでにYGと契約が終了しており、自身のSNSで引退宣言もしているため、実質的にはYGとは無関係である。
しかし一連の事情を把握しているのはファンのみであって、一般的には今でも”BIGBANGのメンバーV.I”といった認識の方が強いだろう。
大なり小なり所属アーティストへの議論はあったとしても、彼が関与しているとされる一連の事件が話題に上れば、マスメディアがそのニュースで埋め尽くされてしまうほど取るに足りないものだ。
それ程までに、衝撃的な出来事だったのである。
せっかくのBIGBANGの良いニュースも、スンリ自身にそのつもりがなくたって、すごろくの”振り出しに戻る”くらい打ち消されてしまう。
1日でも早く事件が早期解決することを願い、”スンリの影”に影響されることなく、クリーンで善良なYGになるべく邁進してほしいという声も多く上がっている。
BIGBANG
BIGBANG(ビッグバン / ハングル 빅뱅)は韓国出身の4人組男性アーティストグループ。
メンバーはG-dragon、TOP、SOL、D-LITE(元メンバーV.Iは2019年3月に芸能界引退)で、YGエンターテインメントに所属している。2006年に韓国でデビュー。メンバーは、MTVコリアの「リアルドキュメンタリーBIGBANG」を通して選ばれた。
2006年デビュー後から若い世代のファッション、トレンドに大きな影響を与えたグループであり、これ以降にデビューするアイドルグループのコンセプトなどにも影響を与えたグループだ。
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