後輩アイドルの容姿を卑下したり、ファンからのプレゼントを中古で販売するなど、様々な論議で波紋を呼んだSECHSKIES(ジェクスキス)出身のカン・ソンフンが、「セクションTV芸能通信」に出演して直接心境を伝えた。
12月5日に放送されたMBC「セクションTV芸能通信(原題 섹션TV 연예통신)」では、多くの論議に包まれて苦痛な時間を過ごした歌手カン・ソンフン(ハングル 강성훈)の心境が伝えられた。
後輩アイドルの容貌卑下

後輩アイドルの容貌を卑下したことを謝罪するカン・ソンフン(画像出典:MBC セクションTV芸能通信)
カン・ソンフンは、後輩アイドルについて「最近のアイドルは本当にブサイクだ。肌も汚くて。誰の事なのか特定は出来ないけど。東方神起以降カッコいいアイドルが一人もいない」と容貌を卑下したことで、ネットを大炎上させたことがある。
これについて、カン・ソンフンは「当時なぜそのような事を口にしたのか、自身でも疑問が残り、困惑しました。後輩の方々にとても申し訳なく思っています。傷ついたファンの方々にも心から謝罪を申し上げ、今後このような事がないように言葉一つ一つに気を付けて注意をしていきます」と頭を下げた。
ファンからのプレゼント中古販売

ファンからのプレゼントを中古販売したことでネットが炎上(画像出典:MBC セクションTV芸能通信)
カン・ソンフンは、ファンからのプレゼントを中古で販売したことに対して「ファンの方々のプレゼントが混ざっていることを知らずに、スタイリストに“処分するものは処分してほしい”と指示しました。自身が細かく取りまとめるべきだったのに、それが出来ませんでした」とし「後からその報道を耳にしてとても困惑し、ネットを炎上させてしまって申し訳ないです」と反省する姿を見せた。
台湾ファンミーティング取り消し

台湾のファンミーティングを取り消した際の心境とは..(画像出典:MBC セクションTV芸能通信)
カン・ソンフンは昨年9月、台湾でのファンミーティングを一方的に取り消して主宰側に訴えられたことがある。
これに対して「詐欺の件で訴えられたことは、捜査機関から一度の出席要請もありませんでした。すなわち事件自体が成立していない事案です」と説明。
当時、台湾でのファンミーティングが取り消しになった理由に対して、台湾の主宰側は「カン・ソンフン側がビザ関連の書類を揃えていなかったため、ビザが発行されなかった。これによりファンミーティングが取り消しになった」と主張したが、カン・ソンフンは「交渉した会社が私のビザを申請すべきでした。彼らがビザ関連に対して責任を負わなければならなかったと思います。台湾の主宰側はファンミーティングを企画できる能力を持っていなかったように思います」とコメント。
さらに、「チケット費用の払い戻しを受けられなかったファンに対しては、まだ捜査が進行中です。本当に申し訳ございません」と謝罪した。
詐欺横領の容疑

自費で寄付したというカン・ソンフン(画像出典:MBC セクションTV芸能通信)
カン・ソンフンは、ファン70人余りに詐欺横領罪で訴えられたことについても言及。
カン・ソンフンは2017年、SECHSKIESのデビュー20周年記念映像会を主管した当時、チケットの販売収益金を全て寄付すると公示したが、ファンたちは不透明な精算と運営を問題視し、詐欺横領の容疑で告訴した。
映像会関連に対して、カン・ソンフンは「嫌疑無しの判決を受けました。しかし疑惑が無かったことが重要ではなく、ファンに傷をつけてしまった部分が自身やファンにとって最も大きいことです」とし「ファンクラブの運営方式に問題があり、精算過程が不透明であったため、私の手落ちが大きかったように思います」と伝えた。
また、カン・ソンフンは寄付に対して「事件の捜査中、自費で寄付しました。これが最小限の道理だと思いました」と付け加えた。
カン・ソンフンの心境

SECHSKIES脱退時の心境を語ったカン・ソンフン(画像出典:MBC セクションTV芸能通信)
このように、各種論議の中心となったカン・ソンフンは、今年の初めSECHSKIESから脱退した状況だ。
彼は「他の問題より、この部分が一番大変です。自身にとってはSECHSKIESという存在がまだ大きい。台湾でのファンミーティングが失敗に終わり、当時はパニック障害になり、逃げたくて死にたかった。当時私の心理状態ではステージに上がることは出来ず、長い苦心の末に脱退を決めました」と語った。
最後にカン・ソンフンは「メンバー、事務所、ファンの方々に申し訳なく思っています。これからは明るくて良い便りを伝えられたらと思います。せめて一度くらいは温かな目線で見て下さると有り難いです」と挨拶を伝えた。
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